SFサスペンス・ホラー、主演エミリー・ブラント
「音を立てたら即死!」のキャッチフレーズで話題となった傑作SFホラー・サスペンスの続編、『クワイエット・プレイスⅡ 破られた沈黙』が公開。
主演は、あの『メリー・ポピンズ』で子供たちに夢を与えたエミリー・ブラントが主演!
今記事では、イメージがすっかり変わるエミリー・ブラントの熱演が話題となった前作『クワイエット・プレイス』のあらすじと、続編パートⅡ『破られた沈黙』に引き継がれた「謎」を紹介しましょう!
(冒頭画像:引用https://www.facebook.com/AQuietPlaceMovie)
●エミリー・ブラント(Emily Blunt)
誕生日:1983年2月23日生まれ
星座:うお座
身長:171㎝
出身:イギリス・ ロンドン
▶おすすめの主演作品
瞬殺が得意の見えないモンスターにおののきながら、続編でも小さな子供たちを連れて逃げ回るのでしょうか?
前作では、「音を立てたら即死!」という着想が人気で、静まり返った劇場では誰もが固くなって映画に集中。
ホラーとしては想定上のヒット映画だったと言われています。
監督、脚本は前作同様、エミリー・ブラントの実生活の夫であるジョン・クラシンスキーです。
多くの謎が残った前作を振り返りながら、『クワイエット・プレイス』の世界観を紹介していきましょう。
「音を立ててはいけない!」、前代未聞のストレス
『クワイエット・プレイス』の見どころのひとつは、なんといっても音を立てると即、殺されるというストレスの中で生きる人たち。
近未来の地球は、外敵=地球外生命体の襲来を受けます。
聴覚器官が以上に発達し、音や声の発信源を探知すると猛スピードで接近し、瞬殺するというモンスターに侵略されていたのです。
ただ、その経緯や詳しい支配状況は明かされていません。
その中、なんとか生き残っている主人公イヴリン・アボット(エミリー・ブラント)一家。
家族は、夫リー(ジョン・クラシンスキー)と二人の子供(姉・リーガン、弟・マーカス)の4人。
しかし、もともと子供は3人で、末っ子の男の子が親の目が届かないところで電動式玩具にスイッチを入れてしまい、モンスターの餌食になっていたのです。
小さな子供たちのいる家庭では、「静かにしなさい!」が日常的な団欒で聞こえてきそうですね。
しかし、本作で生存している地球人にとって音を立てることは即刻死を意味し、もはや恐怖となっていたのです。
アボット一家も、究極のストレスの中、残された家族で生きていました。
たとえば、道路を歩くときはソッと歩き、家に通じる地道では音が立たないよう砂を敷き詰めるほどの用心。
また、声が漏れる戸外では手話でコミュニケーションをとっていました。
(ちなみに、家族の一人姉のリーガンを演じているミリセント・シモンズは、実生活で言葉が発せない障害を持ち映画の中では手話のみです。)
末っ子を守ってあげられなかった悔いが残るイヴリン、一方では残された二人の子供たちを守る家族愛は見どころのひとつ。
しかし、次にやってきた危機はなんと母親イヴリン自身へのものでした。
それは、イヴリンの妊娠と出産で、近々、臨月を迎えようとしていたのです。
出産となると、想像するのは陣痛時の叫びや生まれた赤ちゃんの産声!
「音を立てたら即死!」という状況の中で、この映画には究極のシチュエーションが仕組まれていたのです。
夫も子供たちも、協力してイヴリンの出産を助ける準備をすすめていました。
ところが、この映画はとことん観客を恐怖へと追い込んでくれます。
予定していた臨月がまだ先だと信じて、家族は食糧調達に外出してしまったのです。
そこへ、突然やってきた陣痛!
イヴリンは、緊急用として家の周囲に張り巡らせた赤ランプを点滅させ家族に知らせることに!
そして、自分は出産時の声が漏れにくい地下へと移動を始めるのでした…。
どこから音が漏れたのか、忍び寄るモンスター!
陣痛に耐えながら、ゆっくりと地下への階段を降り始めるイヴリン。
外では、イヴリンの緊急を知らせる赤ランプに気付いた夫や子供たちがいましたが、バラバラだったため連絡が取れません。
家に急いで戻ろうとしたその時、あわてたあまり音を立ててしまいます!
イヴリンを助けるどころか、夫や子供たちはモンスターから追いかけられることに。
身重の体を支えながら、音を立てないよう階段を降りるイヴリン!
しかし、古びた階段にはとんでもないものがあったのです。
(少々ネタバレあり)
イヴリンが階段の中ほどで一歩踏み出したとき、あまりの激痛に彼女の顔がゆがみます。
古い階段から、むき出しの釘が顔を出していたのです。
もう、この辺りはホラーそのもの!
クライマックスでのエミリー・ブラントの迫真の演技には圧倒されますよ!
(最後のネタバレなし)
さあ、イヴリンがもっとも避けたかったこと。
それは、家の中の音を聞きつけモンスターが屋内に侵入することでした。
一旦侵入されると、防音された地下室であっても逃げようがありません。
しかし、どうやら出産で慌てている家の中の音を察し始めているようでした。
イヴリンは無事出産できたのか?
外出した夫や子供たちは、無事だったのか?
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パートⅡ『破られた沈黙』への期待、キーマン登場!
さて、冒頭の「パートⅡ『破られた沈黙』の画像と予告編を見比べてご覧ください。
画像では、イヴリンがしっかり抱きかかえた赤ちゃんとそばに寄り添う子供たちも見えます。
少なくとも赤ちゃんは無事に出産でき、子供二人もイヴリンのもとに戻ったようです。
しかし、実はこの作品シリーズ、パートⅡ『破られた沈黙』に繋いだ謎解きがいくつかありました。
- 父親リーの消息が不明
- モンスターが地球支配した経緯
- パートⅠでわかったモンスターの欠点
- アボット家以外の外の様子
そして、パートⅡでいきなり登場する正体不明の男(キリアン・マーフィー)!
キリアン・マーフィーは、スパイ映画『ANNA/アナ』で準主役で登場、どうやら続編のキーマンですよ。
イブリンと謎の男との出会いが、さらなる恐怖へ導かれながら謎解きが進んでいきます!
●キリアン・マーフィー(Cillian Murphy)
誕生日:1976年5月25日生まれ
身長:170㎝
出身:アイルランド
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