2025年、「死霊館ユニバース」がついに完結してしまいました。
筆者もなは、絶賛”死霊館ロス”になっています。
ところで、死霊館はホラー映画のため、「怖いのは苦手!」と観るのを諦めた方もいるのではないでしょうか?
死霊館はたしかに怖いシーンありますが、なぜか心が温かくなる、最後には勇気をもらえる、そんなシリーズです。
今回は、死霊館ユニバースの魅力と怖さレベル別のおすすめ作品について紹介していきます!
(トップ画像:引用https://x.com/warnerjp/)
全10作品が公開、「死霊館ユニバース」とは?

死霊館ユニバースとは、実在した心霊研究家エド&ロレイン・ウォーレン夫妻が調査した怪奇事件を基に描かれるホラー映画シリーズです。
ユニバースの元祖となる作品は、2013年公開の『死霊館』。
2025年までに、スピンオフを含めた全10作品が公開されています。
エド役をパトリック・ウィルソン、そしてロレイン役をヴェラ・ファーミガが演じました。
特に、2016年公開の『死霊館 エンフィールド事件』は、ホラー映画としては『エクソシスト』に次ぐ大ヒット作に!
ユニバース全体では世界累計興収20億ドルを超える、まさに一大ホラーフランチャイズです。
“心を救う物語”が主軸、ホラー苦手でも観られる!

死霊館が面白いのは、ただの“心霊もの”“幽霊退治もの”ではないからです。
シリーズを通して描かれるのは、ウォーレン夫妻の愛と絆の深さ。
そして、心霊現象に遭った人々の“心を救う物語”が主軸となっています。
ウォーレン夫妻にとって大切なのは互いの存在と最愛の娘、つまり家族です。
死霊館ユニバースでは、ほぼ、どの作品にも心霊現象によって心を引き裂かれつつある家族が登場します。

そんな家族をウォーレン夫妻は見捨てられず、つい手を差し伸べてしまう…というのがお決まりの展開。
例えば、ウォーレン夫妻が悪魔の被害に遭う家族とともにパンケーキやワッフルを作ったり、ギターを弾くシーンなんかも出てきます。
ただ悪魔と戦うのではなく、人間的な温かさで壊れかけた家族の形を直してあげるのも、ウォーレン夫妻が大切にしていることなのです。
ウォーレン夫妻の、“守る愛”の映画に涙する

ここまで語ってきたように、ウォーレン夫妻の存在が死霊館ユニバースを特別にしています。
エドのユーモアと包容力、ロレインの優しさと強さ。
どんな困難が立ちはだかっても、2人は手を取り合い共に闘い、その姿に思わずホロリと涙が溢れます。
悪魔に分断されそうな家族を決して見捨てないのも、見ていて心が温まるポイント。
死霊館は“恐怖”の映画ではなく、“守る愛”の映画だと感じます。
怖さレベル別!死霊館シリーズおすすめ作品
数ある死霊館ユニバース作品の中から、おすすめ4本を紹介します。
怖さレベルも★5段階で記載しているので、参考にしてみてください。
➊怖さレベル⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎:『死霊館』(13)

死霊館ユニバースの原点にして頂点とも言える作品が、『死霊館』です。
田舎の古い屋敷に引っ越したペロン一家は、止まない怪奇現象に苦しまされ、ウォーレン夫妻に助けを求めます。
早速調査に乗り出す夫妻でしたが、徐々に驚愕の歴史が発覚していき…という物語。
王道ホラー映画の仕上がりになっていることもあり、怖さレベルはユニバースでもトップクラスの星4としました。
実話ということも心理的に追い討ちをかけてきて、背筋がゾクゾクするシーンがたくさん登場します。
そんな中で、必死にペロン一家を救おうとするウォーレン夫妻が光の存在となって、観客の心の拠り所になっていると感じました。
ホラーレベルは高めの『死霊館』ですが、ぜひユニバースの入り口になる作品として鑑賞してほしいです!
➋怖さレベル⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎:『アナベル 死霊人形の誕生』(17)

視覚的にも聴覚的にも怖さレベルMAXなのが、『アナベル 死霊人形の誕生』です。
(筆者は『ラ・ヨローナ〜泣く女〜』が死霊館ユニバース最恐と感じましたが、おすすめ度で『アナベル 死霊人形の誕生』をチョイスしました!)

『死霊館』でもちらっと登場するアナベル人形を取り上げている、『アナベル 死霊人形の誕生』。
スピンオフ作品のためウォーレン夫妻は登場しないものの、不気味なアナベル人形の誕生秘話が描かれており、見応えのある作品になっています。
冒頭から衝撃的なシーンが続き、トラウマ級の恐怖シーンも登場するので、ホラー耐性高めの方にもおすすめです。
➌怖さレベル⭐︎⭐︎:『死霊館 悪魔のせいなら無罪。』(21)

ホラー×法廷ドラマという、一風変わった切り口で描かれている、『死霊館 悪魔のせいなら無罪。』。
本作でウォーレン夫妻は、悪魔に取り憑かれて殺人事件を起こした青年の”無罪”を証明していくことになります。
警察に協力し、捜査を進めるうち、邪悪な”何か”に追い詰められていき…。
緩急をつけた怖さ演出は健在なものの、謎解き要素に引き込まれる場面の方が多く、怖さレベルは比較的低めです。
ホラー映画というよりも、ある種のミステリー映画として楽しむことができます。
ただし、エンドロールで流れる、ウォーレン夫妻が保管していた本物の音声&映像は恐怖なので要注意です。
➍怖さレベル⭐︎⭐︎⭐︎:『死霊館のシスター 呪いの秘密』(23)

死霊館ユニバースの中でも特に高評価な作品が、『死霊館 エンフィールド事件』。
そこに登場するシスターの姿をした悪魔ヴァラクについて描いているのが、『死霊館のシスター』シリーズです。

おすすめしたい『死霊館のシスター 呪いの秘密』は、シリーズ2作目。
シリーズ1作目にも登場するシスターのアイリーンが、ヨーロッパ各地で事件を起こすヴァラクの足跡を追います。
本作は、アイリーン側と、とある女学校で雑用係をするモーリス側の2つの視点から物語が進んでいくのが面白いです。
しかもアイリーンを演じるのは、ヴェラ・ファーミガの実妹のタイッサ・ファーミガ。
彼女にどことなくロレインの面影を感じるのも、死霊館ファンとしては惹き込まれるポイントです。
まとめ:あなたもきっと、死霊館ロスになる!

死霊館ユニバースを通して描かれる大切なメッセージは、“本当に恐ろしいのは悪魔ではなく孤独”ということだと感じています。
だからこそ、“人を助ける愛の温かさ”に思わず涙が溢れることも。
ウォーレン夫妻が尊すぎて応援したくなるのも魅力のひとつです。
一度足を踏み入れたら沼ってしまう、死霊館ユニバース。
ホラー好きなあなたも、怖がりなあなたも、まずは元祖『死霊館』からチェックしてみてください!
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ウェス・アンダーソン作品の世界観が大好き!ライターの「もな」です。
映画にどハマりしたのは、小学生の頃に『ロード・オブ・ザ・リング』を観てから。
それからというもの、映画は私の人生にとって欠かせないもので、大学では映画学を専攻しました。
私の書く記事が、誰かと素敵な映画との出会いの場になったら嬉しいです。


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