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映画『ウインド・リバー』のタイトルは、アメリカ中西部ワイオミング州にある、ネイティブアメリカン(先住民)の保留地の地名に由来します。
深い雪に閉ざされた山岳地帯で起こった、少女殺人事件を描いたサスペンス映画です。
エリザベス・オルセン20代の高評価作品として傑作で、FBIのかわいい新人捜査官として登場します。
事件の背景にあるのはアメリカの開拓時代からの歴史で、そこに先住民を強制的に移住させていました。
メキシコ国境での麻薬戦争を扱った『ボーダーライン』と同じテイラー・シェリダン監督の作品です。
現代のアメリカの辺境を描いた社会派映画として話題を呼びました。
(冒頭画像:引用https://www.facebook.com/WindRiverMov/)
あらすじ:死体を発見した、野生動物保護の監視員…
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ウインド・リバーは、人口も少なく雪深い過疎地。
また過去には、自治区であったため行方不明者が出てもそのまま記録にさえ残らず片付けられていくことが頻繁にあったといいます。
映画の冒頭は、厳寒の深夜に裸足で雪の上を走りつづける女性のシーンから。
翌朝、合衆国の野生動物保護を担当する監視員コリー(ジェレミー・レナー)が死体を発見。
事件性があるかどうかを調べるため派遣されたのは、FBIの新人女性捜査官ジェーン・バナー(エリザベス・オルセン)でした。
ジェーンは、現地の事情に明るいコリーの協力を得ながら捜査を進めていきます…。
初めて経験する、極寒の山岳での捜査
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コリーが見つけた死体は、なんと顔見知りの女性ナタリーでした。
彼の親しい知人の娘とわかり愕然とします。
ナタリーには、暴行されたあとがあることが判明。
さて、殺人事件として一緒に捜査することになったFBIのジェーンを見て、地元警察署長のベンは「ナメられたもんだ!」とボヤキます。
なぜなら、この広大な地に若い女性捜査官がただ一人で派遣されたこと、しかも、極寒の中彼女はなんの雪中装備もしてこなかったのです。
実際、ジェーンはこんな山奥で捜査をするのは初めてでした。
●エリザベス・オルセン(Elizabeth Olsen)
誕生日:1989年2月16日生まれ
星座:みずがめ座
身長:168㎝
出身:アメリカ・カリフォルニア州
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少女に続き2人目の死体、近くに石油掘削所…
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地元に詳しいコリーの案内を頼りに、手がかりを求め山中を捜索するジェーン。
すると、二人が発見したのは2人目の死体。
それは、殺されたナタリーが以前から付き合っていたボーイフレンドのマットでした。
マットも明らかに殺害されたあとがありました。
マットが働いていたのは、死体現場からすぐ近くにある石油掘削所。
彼はそこで警備員の仕事をしていたことを突き止め、捜査は一気に進展します。
不意を突かれ、返り討ちに合うジェーン!
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さっそくジェーンたちは、地元警察官を伴い石油掘削所を訪れることに。
しかし、この時すでに犯人一味は自分たちに捜査の手が迫っていることに気付いており、警察の訪問を待ち構えていたのです。
隠し通そうとする連中を必死で追及する若いジェーン。
この直後、満を持しての銃撃戦は見どころです!
しかし、不意を突かれたジェーンは手痛い仕打ちにあい負傷してしまいます…。
長い歴史の怨念を晴らす、コリーの「裁き」!
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映画の最後で犯人たちを追い詰めていくのは、ジェーンでもなければ地元警察でもありません。
実はコリーは、掘削場に直接乗り込んだジェーンたちとは別行動をとっており救出に向かいます。
雪面にかすかに残るスノーモービルの跡を確かな証拠としたコリーの執念が実ります。
実は、コリー自身にもかつて自分の娘を誰かに殺されていたという辛い過去があったのです。
衝撃的な見どころは、コリーが追い詰めた実行犯に取った最後の「裁き」。
長い歴史の怨念を晴らすかのような行動に愕然とします!
●ジェレミー・レナー(Jeremy Renner)
誕生日:1971年1月7日生まれ
星座:やぎ座
身長:175cm
出身:アメリカ・カリフォルニア州
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まとめ:「スカーレット・ウィッチ」だけじゃない!
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あまり表面化することのないアメリカの闇の部分を扱った映画として、大きな話題を呼んだ映画です。
ちなみに、ジェーン演じるエリザベス・オルセンは、アベンジャーズシリーズの「スカーレット・ウィッチ」役がどうしても目立っています。
今作の珍しいFBIの捜査官役は、新米ということもあってかなかなかかわいい一面が見られますよ!
是非一度、ご覧ください。
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