卒業・入学式、旅立ちの日のおすすめ映画『レディ・バード』

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2018年に日本公開された、青春映画『レディ・バード』

主演のシアーシャ・ローナンは、この作品でアカデミー賞受賞こそ逃したものの、主演女優賞にノミネートされた作品です。

17歳の多感な高校生が、学園生活や家族とのふれあいを通して成長していく様子が爽やかに描かれています。

誰もが経験した、進路に悩みながらもひとつの区切りをつけていく過程、「そういえば、私もそんな時代があった。」と共感を呼んだ映画です。

ちょうどこの時期は、卒業式・入学式の旅立ちシーズン

そんな時期にこそ、ぜひ、みておきたい映画です。

最後のネタバレなしで、見どころを紹介しましょう!

「レディ・バード」、と呼ばせたい女子高生

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「レディ・バード」という変わった題名は、主人公の17歳の女子高生が自らにつけたあだ名。

彼女の本名は、クリスティン・マクファーソン

(この名前をしっかり覚えておいて下さい。映画のラストに意味を持ちます。)

しかし、母親が自分のことを「クリスティン!」と呼ぶと、すかさず「レディ・バードと呼んで!」と言い返す徹底さでした。

自称「レディ・バード」は、あまり勉強しているようには見えません。

学校への送り迎えが日課の母親マリオン(ローリー・メトカーフ)とは、車中で口喧嘩ばかり。

自分が希望する進学先について、マリオンは一向に話しを聞いてくれません。

レディ・バードを悩ます、恋愛そして進路

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毎日の学園生活は、友人たちとの些細なやりとりに一喜一憂しながらも楽しんでいる様子。

親友のジュリーとは楽しくやっているのですが、恋愛面ではなんとか彼女を出し抜こうと張り合う様子が見どころです。

一方、レディ・バードのもうひとつの関心は、今後の進路です。

卒業後は、現在、両親と一緒に暮らすサクラメントを離れ、ニューヨークの大学に進学することでした。

ただ、そこには反対する母親がいて、口げんかの原因はここにあったのです。

観る人が共感できる、かつての経験!

この映画を通し、女子高生のレディ・バードはさまざまな経験を見せてくれます。

男女や環境は違っても、少なからずよく似た経験をしているのではないでしょうか?

わかりあえている母親なのに、いざ喧嘩となると強烈です!

学校へ送ってもらう車の中で言い争う二人。

自分の進学希望先を聞き入れてくれない母親に対し、レディ・バードが取った行動があまりにもスゴイ!

なんと、彼女は走行中の車から脱出するのでした!

初キスに成功、しかし男子には秘密が!

いつかは、恋愛のライバルである親友のジュリーを追い抜こうと必死になるレディ・バード。

ある日、それが実現します。

放課後のサークル活動で出会ったダニー(ルーカス・ヘッジズ)とさっそくデート。

ついに彼女は、ジュリーを出し抜き初キスをものにするのでした。

有頂天に喜ぶ彼女は見どころです。

天国から地獄、そして初体験へ

しかし、有頂天になるレディ・バードに地獄は突然やってきます。

ある日、ダニーが男子トイレで、なんと同性の男の子とキスをしているのを見つけてしまったのです。

しばらく立ち直れず、憂鬱な日々が続きます。

そんな中出会ったのは、全然タイプの違うタイプの男の子カイル(ティモシー・シャラメ)

カイルから、童貞であると嘘の告白をされ、未経験だったレディ・バードも意気投合してついに初体験をするのでした。

レディ・バードを、応援してくれる父親

そろそろ近づく進路選択と受験の申し込みの締め切り。

レディ・バードが担任と交わす進路面談が見どころです。

勉強不足のレディ・バードは、恐る恐る希望校を述べるのですが案の定、担任には一蹴される始末。

それでもニューヨークへの進学希望は変わりません。

悩むレディ・バードの相談に乗ってくれたのは、いつも優しく見守ってくれていた父親でした。

反対する母親に隠れて、受験申請の手続きをしてくれていたのでした。

新しい旅立ちと、レディ・バードの決心

(最後のネタバレなし)

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父親のおかげで、なんとか希望する大学を受験し、あとは結果発表を待つばかり。

しかし、知らないのは母親だけです…。

いろいろあったけど楽しかった学園生活、レディ・バードには卒業を前にして思い出したことがありました。

母親との関係、父親との関係、そして彼女は新しい出発を前にしてひとつの決心をします。

クライマックスでは、きっと温かい涙を誘うことでしょう。

まとめ~瑞々しさの似合うシアーシャ・ローナン~

別れと出会いが行き交うこのシーズン、瑞々しさの溢れる映画です。

エンディングでは、子供からすっかり大人に成長していく主人公が見られます。

主演シアーシャ・ローナンは、若干21歳でこれもヒットした『ブルックリン』(2015年)に登場。

同じく主演女優賞にノミネートされた実力派。

その2年後の本作品ですが、彼女自身の溌剌さと主人公の瑞々しさが見事一致した秀作ではないでしょうか。

さらに、2020年には同じグレタカーウィグ監督『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(原題『Little Women』)で主演。

三たび、主演女優賞ノミネートの栄誉となりました。

(レディ・バードが恋した2人目の男の子、カイルを演じたティモシー・シャラメとはこの映画で再び共演することに。)

あわせてみておきたい映画です。

参考記事:『シアーシャ・ローナンの『若草物語』最新作、女性の生き方に焦点が!』

レディ・バード [ シアーシャ・ローナン ]

ブルックリン [ シアーシャ・ローナン ]

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