かわいいブリー・ラーソン20代の代表作、『ガラスの城の約束』は実話だからこそ心に響く父親との関係

ブリー・ラーソンといえば、強くてたくましい『キャプテン・マーベル』そして「キャロル・ダンバース」ですよね。

しかし、今回紹介する作品はブリー・ラーソンが20代の代表作品で、「かわいくて愛おしい」ブリーが見られます。

『ガラスの城の約束』は、実在の人気マガジンのコラムニスト、ジャネット・ウォールズの自叙伝を映画化した作品です。

八方破れのとんでもない父親に育てられた、かわいそうでいたいけな主人公ジャネットと家族の成長物語です。

なお、ジャネットの子供時代はエラ・アンダーソンが演じています。

（冒頭画像：引用https://www.facebook.com/GlassCastleFilm/）

かわいいブリー・ラーソン20代の代表作『ガラスの城の約束』、実話だからこそ心に響く父親との関係

あらすじ：「いつかガラスのお城に住ませてやる！」

原作はジャネット・ウォールズの自伝「The Glass Castle」。

小さい頃から、ジャネットの父レックス（ウディ・ハレルソン）はいつも口先ばかりで、本当に家族のことを考えてくれているのか…。

ジャネットの疑問はずっと続いていました

ジャネットは次女（中央）で、子供は姉・弟・妹の4人です。

アルコール依存症の父親のいい加減な約束、そのひとつがいずれはお前たちを「ガラスのお城」に住まわせてやるという言葉でした。

また、母親ローズマリー（ナオミ・ワッツ）も子育てより絵を描く方が忙しく、お腹を空かせてやってきた子供に、今は絵を描くので忙しいと言う、そんな家庭でした…。

●ウディ・ハレルソン（Woody Harrelson）

誕生日：1961年7月23日生まれ

星座：しし座

身長：177㎝

出身：アメリカ・テキサス

▶ウディ・ハレルソンの出演映画一覧

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ヴェノム：レット・ゼア・ビー・カーネイジ（予告編） 

ミッドウェイ(予告編：Amazon)　（サントラ：楽天）

※太平洋戦争の日米決戦、雌雄を決したプロセスが見られます。

父親はいつも適当な方便で、従うだけだった子供の頃

生計の目処を立てられない家庭はいつも住所不定で引越しばかり。

自炊で火傷して入院中してしまったジャネットを、医療費が高いと病院に文句をつけそのまま連れ出す始末。

ジャネットが学校に行きたいといえば、逃走中のオンボロのバンそのままで野宿をし、こんなこと学校では絶対学べないと言いたい放題のレックスなのです。

幼すぎたジャネットたちは、レックスの適当な方便に従わざるを得ませんでした。

進学と同時に家を出る決心、忘れたかった親・家族のこと…

ジャネットの姉ローリー（サラ・ヌーク）はおっとりとした性格であまり不満を口にしません。

しかし、10歳を超えた頃から次女ジャネットは、ハッキリとレックスに文句を言うようになります。

レックスはそれを楽しんでさえいるようですが、結局、ジャネットと交わした約束を反故にしてしまうのでした。

禁酒を誓った二人の固い約束も、お金を握ると必ず酔っぱらって帰ってくる始末。

そんなレックスに、次第にジャネットも愛想をつかし、進学と同時に家を出る決心をするのでした。

婚約者を紹介するも、まさかの出来事が！

月日は流れ、今やすっかり成長し人気コラムニストとして活躍するジャネットがいます。

彼女は近々、婚約者デヴィッドと結婚をする予定ですが、父親レックスへの報告が終わっていません。

ジャネットは、恐る恐るレックスにデヴィッドを紹介することに。

最初の緊張もお互いに酒を飲み交わすことで、なんとかほぐれてきたかに見えたその時、とんでもないことが起こったのです！

愕然とするジャネット！もっと驚いたのは、突然の強烈パンチを食らったデヴィッド！

酒癖の悪さは治るどころか、さらにひどくなっていたのです…。

婚約パーティーで、怒りもクライマックス！

なにかにつけずっと気にかけてきた父親ですが、もう手に負えなくなってしまった父親。

フィアンセを殴ったこともあり、もう金輪際あんな父親とは関わりたくもないと思っていた矢先、婚約パーティーで決定的な亀裂が入ります！

招待したはずのない両親が現れたのです。

しかも、パーティー会場で両親から頼まれたのは、なんとお金の無心。

ジャネットの怒りは最高潮に達し、他の招待客の前で言いたい放題罵るのでした…。

まとめ：久々に家族と出会い、父について語ったこと

（注意：ネタバレあり）

どうしようもない存在だった父レックス。

その父も、長年の不摂生が元でついに病床に伏します。

ジャネットの取った行動、そしてレックスの死後しばらくして集まった家族の団らんに涙が止まりません。

親と子、そして家族について考える格好の映画ではないでしょうか。

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