今回ご紹介するのは、パーシー・ジャクソンシリーズ2部作、『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』と『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々/魔の海』です。
ファンタジー映画は、美しい映像や現実をはるかに超えた設定で非常にワクワクするジャンルの一つ。
パーシー・ジャクソンシリーズは家族みんなで楽しめて、かつ、不思議な世界観を堪能できる作品です。
本作品の魅力を探っていきましょう!
(冒頭画像:引用https://www.facebook.com/officialpercyjacksonmovies/)
あらすじ:シリーズ2部作のアドベンチャー映画
『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』
学校生活になじめないパーシー・ジャクソンは、シングルマザーと暮らす少年。
彼には出自をめぐって大きな秘密があったことを知らされます。
それは父親がオリンポスの神々の一人であるポセイドンであること。
ある日、最高神ゼウスの稲妻が盗まれ、その犯人としてパーシーに目が向けられます。
神の怒りを抑え、汚名を晴らすべくパーシーは半神として自らの力を解き放ち、仲間と共に冒険に出ることになります。
『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々/魔の海』
続く2作目では、半神としてトレーニングを重ねるパーシーが、1作目で裏切りに合ったある半神による反撃と企みに巻き込まれていきます。
アテナの娘でパーシーの友人でもあるアナベスの過去が明かされたり、半神キッズたちの学び舎が危機に陥ったり、さらなる試練で半神たちの団結力が試されます。
アドベンチャー映画としても楽しめる内容になっています。
原作:パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々〈2〉魔海の冒険
意外と知られていない、隠れたファンタジー映画
『ハリー・ポッター』の、クリス・コロンバス監督作品
『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』1作目を監督したのは、『ホームアローン』『ハリー・ポッターと賢者の石』『ハリー・ポッターと秘密の部屋』の監督で有名なクリス・コロンバス。
子どもたちの生き生きとした姿を描くことに長けた監督です。
『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』も同様で、パーシーや彼を取り巻く子どもたちのアクションはもちろん、未熟さゆえの知恵の絞り方やあどけなさみたいな部分も可愛らしく感じます。
思わず「がんばれ!」と応援したくなるような展開も魅力の一つです。
●クリス・コロンバス監督(Chris Columbus)
誕生日:1958年9月10日生まれ
星座:おとめ座
出身:アメリカ・ペンシルベニア州
▶おすすめの代表作品
オリンポスの神々や、ギリシャ神話とのつながり
日本人にとっては、オリンポスの神々やギリシャ神話の内容にはあまりなじみが無いかもしれません。
だからこそ、それぞれの神の特徴や彼ら彼女らがどのような性格なのかを比較しながら観るのも、楽しめるポイントです。
本作品には最高神ゼウス、海の神ポセイドン、冥界の神ハデス、戦いと知恵の女神アテナ…といった神々だけではなく、ギリシャ神話に登場する蛇の髪を持つ怪物メデューサ、一つ目の巨人キュクロプス…などが登場します。
本作品の中では、「神は、人間との間にもうけた子どもに会うことができない」というゼウスによる厳しいルールが敷かれており、半神の子どもたちは片親を知らないという設定になっています。
神なのに親子関係のいざこざが盛り込まれているのも面白いポイントで、神でも悩むのか~としみじみしました。
そして、自分の子どもに会えない神々が何をするか…そう“見守る”しか手段がないのですが、その見守り方やサポートの仕方も独特です。
こちらはぜひ本編で確かめてみて下さい。
主人公パーシー・ジャクソン、ローガン・ラーマンに注目!
主人公パーシー・ジャクソンを演じたのは、『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』や『ウォールフラワー』が代表作のローガン・ラーマン。
当時、18歳でパーシー・ジャクソンを演じました。
最近では、『ブレット・トレイン』のタンジェリン&レモンコンビが保護していた青年(早々に役目終了の人物でしたが)で、久々にスクリーンに登場。
個人的にはAmazonオリジナルドラマ『ナチハンターズ』が結構好きで、アル・パチーノとの共演としても話題となりました。
シーズン2の配信が待たれるところですので、気になった方は是非チェックしてみて下さい。
●ローガン・ラーマン(Logan Lerman)
誕生日:1992年1月19日生まれ
星座:やぎ座
身長:175cm
出身:アメリカ・カリフォルニア州
▶おすすめの代表作品
参考記事:人気の動画配信サービス、アマゾンプライムをライターYuuriがすすめる理由と他にない特典とは
2023年から、Disney+で新ドラマシリーズが配信中!
原作はリック・ライアダンの小説である『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』。
実は、Disney+での新ドラマシリーズが配信されています。
パーシー・ジャクソン役に抜擢されたのは、Netflixオリジナル映画『アダム&アダム』でライアン・レイノルズが演じる主人公の少年時代役を務めたウォーカー・スコーベル。
彼の冒険を支えるアナベスとグローバーも新キャストで登場。
映画版よりも少し幼くなったような…?パワフルなキッズたちの活躍に期待です!
そして、オリンポスの神の一人ヘルメス(映画ではルークの父親で宅急便屋さん)を演じるのが、『イン・ザ・ハイツ』『tick, tick… BOOM! : チック、チック…ブーン!』など映画監督としても活躍中のリン=マニュエル・ミランダ!
映画では描き切れなかったパーシー・ジャクソンの冒険を観ることが出来ます。
ぜひ、隠れたファンタジー名作『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』をチェックしてみて下さい。
《ライター:Halle》
暇さえあれば、映画観る!がモットー。
映画が好きになったきっかけは、時間を持て余していた大学時代。
うかつにも数々のシリーズ映画に手を出してしまったのです。
Marvel、DC、スター・ウォーズ、トランスフォーマー、パイレーツ…
今ではすっかり映画が生活の一部になってしまいました。
Twitterでも、気ままに映画・海外ドラマネタでつぶやいています。
良かったら覗いてみて下さい(^^)//
Netflixで視聴できます!(2024年7月8日現在、日本第9位)
ディズニー+で配信されたドラマ版『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』、完走しました。ものすごく可愛かったです!