目次【後半】:クイズ「 特殊メイクした有名女優・俳優、いったい誰?」
Q9.
Q9.怖さ、クライマックス!墓から蘇るエジプト女王は?
もう一人、特殊メイクで世にも恐ろしいヴィランに仕上がった有名女優を紹介しましょう。
Instagramの画像は、映画『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』です。
主人公のトム・クルーズと共演した、古代エジプトの墓から蘇った女王です。
正解は、「ソフィア・ブテラ」です。
彼女も、『キングスマン』や、シャーリーズ・セロンと共演したスパイ映画『アトミック・ブロンド』などに登場する旬の女優。
現役ダンサーという身体能力の高さを生かしたアクションは、どの映画でも見どころです。
そんな彼女の「最強ヴィラン」の特殊メイクをぜひご覧ください。
見どころは、目の中で二つに分裂する瞳!
でも、本当はこんなに可愛いのですよ!
●ソフィア・ブテラ(Sofia Boutella)
誕生日:1982年4月3日(おひつじ座)
身長:165㎝
出身:アルジェリア
▶おすすめの代表作品
※トム・クルーズのバックに映るヴィランがソフィア・ブテラです。
Q10.
Q10.「CATNIP」を撒いた、リアルで可愛い悪ネコは!
さあ、最後はかわいい特殊メイクで締めくくりましょう!
世界の歌姫、「テイラー・スウィフト」です。
女優というよりシンガー・ソングライターが本業ですよね。
映画出演はあまりありませんが、映画版『キャッツ』に登場し話題になりました。
詳細記事:映画化『キャッツ』の魅力、悪ネコ役テイラー・スウィフトを見逃すな!
特殊メイクをしての登場は、もちろん「ネコ」で「ボンバルリーナ 」という赤毛の悪ネコ。
キャッツたちの集りに突如現れ、空から「CATNIP」(またたび)を撒いて混乱させるシーンです。
プライベートでも猫好きの彼女、全身「ネコメイク」してもらってスッカリ楽しんでいるように見えません?
今作で登場するキャストは、当然、全員がネコ!
何人もの有名女優や俳優がネコに変身して登場しますので、ぜひ、楽しんで下さい。
●テイラー・スウィフト(Taylor Alison Swift)
誕生日:1989年12月13日(いて座)
出身: アメリカ・ペンシルベニア
身長: 178 cm
この人たちが、みんな特殊メイクされてネコに変身します。
中には、太っちょネコ役「レベル・ウィルソン」(後列左から5人目)や『ワイルド・スピード』の「イドリス・エルバ」(後列右から3人目)も見えます!
さあ、ここからは「男優編」です。
Q11.
Q11.英国首相、「ヒトラーから世界を救った男」は誰?
男優のトップバッターは、この男「ウィンストン・チャーチル」。
第二次世界大戦が始まった直後の、激動の1940年に就任したイギリス首相です。
恰幅の良いこのスタイルと、葉巻をくゆらす絵は歴史教科書か何かで見た記憶のある人も?
しかし、これは映画『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』でのワン・シーン。
さあ、全身なりきりで演じたのは誰でしょう?
正解は、名優「ゲイリー・オールドマン」です。
●ゲイリー・オールドマン(Gary Oldman)
誕生日:1958年3月21日(おひつじ座)
身長:174㎝
出身:イギリス・イングランド
▶おすすめの代表作品
※スパイ映画の最高傑作。ゲイリー・オールドマンの演技にシビれます。
筆者は、鑑賞前にゲイリー・オールドマンがチャーチル役という知識がありましたが、映画が始まると目の前に現れる「チャーチル」こそ本物だと思うようになったほど。
特殊メイクなんて言葉を忘れるほど素晴らしい演技で、この年のアカデミー賞主演男優賞の栄誉に輝きました。
そして、特殊メイクを担当したのはこの3人のメイクアップ・アーティスト。
彼らも同時に、「アカデミーメイクアップ&ヘアスタイリング賞」を受賞しました。
いかがですか、この晴れやかな顔!
左から順に、 カズ・ヒロ、ルーシー・シビック、デヴィッド・マリノフスキの3氏です。
カズ・ヒロ氏(辻一弘)は日本人として初の受賞となりました。
ちなみに、カズ・ヒロ氏は『スキャンダル』(前述)で再び、同賞を受賞し世界的に名を轟かせました!
Q12.
Q12.アメリカ史上、最強の副大統領『バイス』は誰?
歴史上の有名人を描いた映画は、面白いものがたくさんあります。
ただ、本人の顔のイメージが出来上がっているため、ヘタな役者がなると一気に興ザメしがちです。
しかし、「チャーチル」同様、特殊メイクであることを忘れすっかり入れ込んだ映画がありました。
それが、映画『バイス』(「副」の意味)で、史上最強の副大統領と言われたアメリカ「チェイニー副大統領」の伝記映画です。
正解は、「クリスチャン・ベール」です。
チェイニー副大統領は、ジョージ・W・ブッシュ大統領時代(1995年 – 2000年)なので覚えておられる人も多いのでは。
しかし、どちらかと言えば『バットマン ビギンズ』や『荒野の誓い』で細身イメージを持つクリスチャン・ベールが、なぜ「太っ腹」のチェイニー副大統領を演じられたのか?
それは、シャーリーズ・セロン同様、役作りのためにはとことん肉体改造をし、顔の特殊メイク以外、徹底した増量で恰幅の良い体に太らせたようです。
●クリスチャン・ベール(Christian Bale)
誕生日:1974年1月30日(みずがめ座)
身長:182㎝
出身:イギリス・ウェールズ
▶おすすめの代表作品
ちなみに、『バイス』では、クリスチャン・ベール演じたチェイニー副大統領以外、ブッシュ大統領や当時テレビでよく見た閣僚が「そっくりさん」になって登場。
ジョージ・W・ブッシュ大統領に、「サム・ロックウェル」(左下)。ドナルド・ラムズフェルド国防長官に、「スティーヴ・カレル」(右上)。コリン・パウェルに「タイラー・ペリー」などなど。
特殊メイクの完成度を楽しめる映画でもあります。
今作も、「アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞」に輝いた作品です!
Q13.
Q13.地獄から人間界に降臨した「ヘルボーイ」は誰?
歴史上の実在人物が2人続きましたが、再びアメコミの「モンスター」に戻りましょう。
いきなり恐ろしい顔が出てきました。
地獄(ヘル)から蘇り人間界に降り立った、文字通りの『ヘルボーイ』です。
特徴的な額の輪っかが目を引きますが、これは、角を切り取った跡です。
もう誰が俳優なのか、ほとんど「原型」が不明ですよね。
「ヘルボーイ」を演じたのは、デヴィッド・ハーバーです。
映画自体は、ほぼ「スプラッター映画」で、血しぶきが飛びまくるので閲覧注意!
●デヴィッド・ハーバー(David Harbour)
誕生日:1975年4月10日 (おひつじ座)
身長:190㎝
出身:アメリカ・ニューヨーク州
▶おすすめの代表作品
『ブラック・ウィドウ』で登場!アレクセイ・ショスタコフ
延び延びになっていましたが、彼は、『ブラック・ウィドウ』のアレクセイ・ショスタコフです。
素顔も強面に違いありませんが、まさか「ヘルボーイ」には及びません。
『ブラック・ウィドウ』では、主演のスカーレット・ヨハンソンとフローレンス・ピュー演じる、「ロマノフ」「ベロワ」の父親役です。
見た目とは違い、きっと全然いい人なのでしょう!
詳細記事:映画『ブラック・ウィドウ』、元ロシアの女スパイの過去が明らかに!
Q14.
Q14.「ヘルボーイ」が抹殺を企む、悪女「ブラッドクイーン」は誰?
「ヘルボーイ」には大きな使命がありました。
それは、1500年の眠りから覚め、人類世界を魔界に変えようとする「ブラッドクイーン」をもう一度眠らせること。
こういったホラー系の女優は、駆け出しの新人を起用しがちですが、実は今作でキャスティングされたのはなんと、「ミラ・ジョヴォヴィッチ」!
「バイオハザード」シリーズのアリスはもとより、近作の『モンスターハンター』ナタリーまで、ゾンビやモンスターと戦い続けてきたヒーローなのです!
それが一転!
ネタバレですが、最後は彼女の首が飛びます!
●ミラ・ジョヴォヴィッチ(Milla Jovovich)
誕生日:1975年12月17日生まれ(いて座)
身長:174㎝
出身:旧ソビエト連邦~ウクライナ
▶おすすめの代表作品
Q15.
Q15.『アベンジャーズ』の敵、最強「サノス」と言えば!
「ヘルボーイ」の特殊メイクも迫力満点ですが、さらに強烈なのがこちら「サノス」!
「サノス」とは、『アベンジャーズ』シリーズで、超人ヒーローたちが束になってかかっても互角だった、最強ヴィランのこと。
長いアゴに特徴ある俳優で、正解は「ジョシュ・ブローリン」です。
こんな強烈顔の特殊メイク、引き受ける俳優はいるのだろうかと思いきや渋さ満点のイケメン俳優でした。
『アベンジャーズ・エンドゲーム』で、サノスに一斉に遅いかかるスーパー・ヒーローにとことん持ちこたえる姿は、英雄はもしかしたらサノスの方かも!
ジョシュ・ブローリンの出演映画『ボーダーライン』では、「悪」スレスレのタフ・ガイを演じています。
メキシコ国境の麻薬組織壊滅に潜入した捜査官役ですが、サノスのまま潜入してほしいと思うほど!
Q16.
Q16.「ヒッチコック」を演じた、超ベテラン俳優は誰?
「ヒッチコック」はご存じのように、1900年代半ばの伝説的な映画監督です。
出っ張ったお腹が印象に残っている人も多いのでは?
『裏窓』『北北西に進路を取れ』など往年のファンに今も語り継がれる名作を作ってきました。
その彼の半生を扱った映画『ヒッチコック』で主人公を演じたのは、名優「アンソニー・ホプキンス」です。
まったくわかりませんよね!
ちなみに、今作も「アカデミーメイクアップ&ヘアスタイリング賞」(ノミネート)となりました!
●アンソニー・ホプキンス(Anthony Hopkins)
誕生日:1937年12月31日 (やぎ座)
身長:175㎝
出身:イギリス
▶おすすめの代表作品
※心理戦で、最後までハラハラ・ドキドキさせる映画です!
アンソニー・ホプキンスといえば、名作『羊たちの沈黙』や最近の『ブレーン・ゲーム』などサスペンスがはまり役の俳優。
今作『ヒッチコック』は、恐怖サスペンス『サイコ』の、産みの苦しみがテーマとなっています。
アンソニー・ホプキンスならではの「なりきり演技」をぜひご覧ください。
最後に、アルフレッド・ヒッチコック公式ページから本人写真を引用紹介させてもらいましょう!
右の女優は、バスルームで絶叫したマリオン役の「ジャネット・リー」。
今作ではスカーレット・ヨハンソンが演じました。
まとめ
「特殊メイク」の特集、いかがでしたでしょうか?
出演者に特殊メイクが施された映画は、画面にリアル感を出すためにほとんどがそうだと言っても過言ではありません。
しかし、映画自体が面白くて(これが大事!)、なおかつ有名女優・俳優が顔をつぶしてまで登場している映画となると極端に少なくなります。
是非、ストーリーとともに楽しみたいのが「特殊メイク」ではないでしょうか。
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