シルヴィア・フークスは、ハリウッドでは珍しいオランダ出身の女優です。
身長175cmのモデル出身のスラリとした美人女優。
「知る人ぞ知る」と思いきや、彼女の知名度はここ数年、新作映画に出演する度に確実に上昇中。
そんな彼女が出演した代表的なフィルモグラフィーと、ますます広がる役どころが新鮮な最新映画情報まで紹介したいと思います。
《目次:「シルヴィア・フークス」モデルから最新映画まで
1.オランダ・ヴォーグ誌に登場
モデル出身、「オランダ・ヴォーグ」の表紙を飾る
まず、こちらはファッション誌「Vogue Netherlands」の表紙を飾った画像です。
表紙タイトル「VOGUE」の「O」の真ん中に、「Netherland=オランダ」の文字が見えるでしょうか。
スキンヘッドの画像にちょっと驚きですが、環境に配慮したファッション特集号でシルヴィア・フークスはファッション・アイコンとして登場しています。
10代からモデルとして活躍、女優としては地元オランダ映画やドラマで知名度を上げていました。
メジャーな俳優として注目されたのは、『鑑定士と顔のない依頼人』で謎の女性クレアを演じてからです。
こちらは、イタリア映画賞を獲るなど話題となった作品でした。
2.『鑑定士と顔のない依頼人』
3.『ブレードランナー2049』
話題作『ブレードランナー 2049』、魅せた存在感
さらに、シルヴィア・フークスが有名になったのは『ブレード・ランナー 2049』。
ハリソン・フォード主演の有名作『ブレードランナー』の続編で、人造人間「レプリカント」対人間が壮絶な戦いを繰り広げる未来社会を描いた映画です。
シルヴィア・フークスが演じるのは、レプリカントを製造する会社の運営責任者「ラヴ」。
彼女自身が、高い知性と強靭な戦闘能力を備えた新型レプリカントで、特に格闘シーンでは圧倒的な存在感を見せてくれました。
インパクトの強さは必ず印象に残るはずです。
4.『ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!』
『ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!』
続いて登場した『ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!』は、1992年~95年の「ボスニア・ヘルツェゴビナ」紛争が舞台。
現地民間人として登場、米軍「ネイビーシールズ」の支援を受けつつ、ナチス占領時代の隠し金塊の発掘に協力します。
政治的背景を踏まえつつも、全体としては「ネイビーシールズ」(サリバン・ステイプルトン主演)の派手なアクションが楽しめる肩の凝らない娯楽仕立て。
動画にもあるような水中の戦闘アクション、陸上戦車バトル、そして空撮とバラエティに富んだ仕上がりになっています。
そんな中の紅一点で活躍するシルヴィア・フークスが新鮮です!
(アクションがなかったのは、ちょっと残念!)
5.『蜘蛛の巣を払う女』
『蜘蛛の巣を払う女』で、インパクトのある登場!
『蜘蛛の巣を払う女』は、ご存じスウェーデンの推理小説作家スティーグ・ラーソンの「ミレミアム」シリーズのひとつが実写化されたものです。
クレア・フォイ演じる天才女性ハッカー「リスベット」(クレア・フォイ)が世界の悪に立ち向かうというもの。
今作の諸悪の根源は、なんとリスベットの双子の妹「カミラ」だったという話です。
演じるのがシルヴィア・フークスで、東側社会で暗躍する謎の女がぴったり。
終始「黒」のイメージで登場するリスベットと、真っ赤なコートに身を包み雪中で敵対するシーンが最大の見どころです。
『ブレードランナー2049』の「ラヴ」とはまた違った秘密性と迫力は格別です!
6.『復讐者たち』
新作『復讐者たち』、シリアスな史実映画
これまで紹介してきたシルヴィア・フークスは、どちらかといえばアクション系で印象深いのですが、最後に紹介するのはとても重いシリアスな作品です。
2021年の『復讐者たち』です。
(原作:マイケル・バー゠ゾウハー)
舞台は、1945年のドイツ。
悪事を尽くしたナチス・ドイツの終焉は、一方でさんざんな目に合ったユダヤ人たちが「復讐」の憎悪をたぎらせていた時期です。
妻子を殺された主人公マックス(アウグスト・ディール)もその一人で、立場は一変、ナチスの残党を処刑する組織を知ることに。
そんな中で出会う女性が、シルヴィア・フークスの役どころです。(画像参照)
「目には目を、歯には歯を」と復讐を生きがいした人たちはどこへ向かおうとしているのかが見どころ。
これまでとは全く趣の異なるドラマ作品と役どころで、ますますステップアップしていく彼女が楽しみです。
7.プロフィールと出演映画
●シルヴィア・フークス(Sylvia Hoeks)
誕生日:1983年6月1日 生まれ
星座:ふたご座
身長:175㎝
出身:オランダ
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
シルヴィア・フークスが出演した映画本数はそんなに多くはありません。
脇役が多いのですが、確実に役どころがステップアップしてきているのがわかります。
旬を迎えつつある彼女、主演映画に登場するのも遠くはないでしょう。
《まとめ:「シルヴィア・フークス」モデルから最新映画まで
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