映画『リンカーン弁護士』キャスト・あらすじ、マシュー・マコノヒー再ブレイクのきっかけに!

マシュー・マコノヒー
マシュー・マコノヒー『リンカーン弁護士』

映画『リンカーン弁護士』は、マシュー・マコノヒー主演で2011年に映画化されたサスペンスものです。

原作は、犯罪・探偵小説でいくつかのシリーズ作品を発表しているマイクル・コナリー。

小説『リンカーン弁護士』シリーズは2005年から発行されており、2020年にはシリーズ第6作目『The Law of Innocence』(日本未訳)も発表されるなど人気の小説です。

アメリカで8710万ドル(約98億円)もの興業収入をたたき出した。

今回は、映画『リンカーン弁護士』のキャストとあらすじについて紹介します!

『リンカーン弁護士』あらすじ

リンカーン弁護士,マシュー・マコノヒー
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主人公ミック・ハラー(マシュー・マコノヒー)は、事務所を持たず、愛車リンカーンの後部座席を仕事場とする弁護士。

金のためなら、どんな汚い手を使っても依頼人の罪を軽くするために裏から手を回す男です。

ある日、同僚においしい仕事の話を持ちかけられます。

それは、女性に対する殺人未遂容疑で告発された、資産家の御曹司ルイス(ライアン・フィリップ)の弁護をすること。

ルイスの調査をする中でミックは、彼が過去に自分が担当した別の殺人事件の犯人ではないかと疑い始める。

それに気づいたルイスは、ミックの元妻(マリサ・トメイ)や娘にまで危害を加えようとして…。

『リンカーン弁護士』の主なキャスト

リンカーン弁護士の主なキャストを6人紹介します。

マシュー・マコノヒー/ミック・ハラー

マシュー・マコノヒー,リンカーン弁護士
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主人公のミック・ハラー役を演じたのは、マシュー・マコノヒーです。

映画デビューは、リチャード・リンクレイター監督の『バッド・チューニング』(1993年)。

その後、ジョエル・シュマッカー監督の映画『評決のとき』(1996年)、ジョディ・フォスター主演の『コンタクト』(1997年)などの話題作に出演し注目。

それ以降の作品では、イマイチぱっとしない状況が続いていました。

『悪魔の生けにえ/レジェンド・オブ・レザーフェイス』(1995年)なんて作品にも。

(この作品では、マシューの演技だけが際立っていたと評判です。なぜか、このときの彼の表記がマシュー・マクノウジーとなっていました。)

しかし、本作『リンカーン弁護士』を境に再ブレークし、作品に恵まれるように。

『ダラス・バイヤーズクラブ』(2013年)では、約20キロほどの減量で第86回アカデミー賞・主演男優賞を受賞。

マーティン・スコセッシ監督の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013年)、クリストファー・ノーラン監督の『インター・ステイラー』(2014年)などの話題作に続々と出演。

最近は、ハーモニー・コリン監督の『ビーチ・バム まじめに不真面目』で、自由な放蕩詩人役を、ガイ・リッチー監督の『ジェントルメン』(2020年)では引退する麻薬王を貫禄たっぷりに演じていました♪

マリサ・トメイ/マギー・マクファーソン役

リンカーン弁護士,マリサ・トメイ
左:マリサ・トメイhttps://www.facebook.com/thelincolnlawyermovie

ミッキーの妻マギー・マクファーソンを演じたのは、マリサ・トメイです。

映画デビューは、ゲイリー・マーシャル監督の『フラミンゴキッド』(1984年)。

クリスチャン・スレイターと共演した『忘れられない人』(1993年)、ジーナ・ローランズ主演の『ミルドレッド』(1996年)、ミッキーローク主演の『レスラー』(2008年)などの作品に出演しています。

最近では、なんと言ってもトム・ホランド主演の『スパイダーマン』シリーズのメイおばさんが印象的です。
(世間では、美魔女ぶりがスゴイなんて話題も!)

『リンカーン弁護士』は法廷を舞台にしていますが、法廷劇といえば彼女は『いとこのビニー』で、ビニーを助けるキレものの弁護士役でアカデミー助演女優賞を受賞していましたね♪

ウィリアム・H・メイシー/フランク役

リンカーン弁護士,ウィリアム・H・メイシー
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ミック・ハラーの相棒・フランクを演じるのは、ウィリアム・H・メイシーです。

コーエン兄弟の『ファーゴ』(1996年)、ポール・トーマス・アンダーソン監督の『ブギー・ナイツ』(1997年)、『マグノリア』(2000年)などの作品に出演していたのが印象的です。

『きみが生きた証』(2014年)では、監督業も行っています。

ライアン・フィリップ/ルイス・ルーレ役

リンカーン弁護士,ライアン・フィリップ
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ミック・ハラーに弁護を頼む青年役を演じたのは、ライアン・フィリップです。

映画デビューは、トニー・スコット監督の『クリムゾン/タイド』(1995年)。

その他、『ラストサマー』(1997年)、『マイハート,マイ・ラブ』(1999年)などの作品に出演。

本作の後のキャリアとしては、話題になる作品には出演していない印象です。

マイケル・ペーニャ/マルティネス役

マイケル・ベーニャ,リンカーン弁護士
左:マルティネス(マイケル・ペーニャ)https://www.facebook.com/thelincolnlawyermovie

冤罪で終身刑に処されている男・マルティネス役を演じたのは、マイケル・ペーニャです。

『クラッシュ』(2005年)、『それぞれの空に』(2008年)などの作品に出演。

クリント・イーストウッド監督の『ミリオンダラー・ベイビー』(2004年)や『運び屋』(2018年)などの作品にも出演しています。

個人的には、マーベル作品『アントマン』(2015年)、『アントマン&ワスプ』(2018年)での主人公の相棒・ルイス役の印象が強いです。

話し始めると、話が脱線してまとまりがなくなる陽気な男。
(結論まで話すのに時間が掛かりすぎて、捕らえられた敵にも呆れられるほど。)

本作では、一転してシリアスな役柄でした。

ボブ・ガントン/ルイスの母の顧問弁護士・ドブス役

ボブ・ガントン,ショーシャンクの空に
『ショーシャンクの空に』https://www.facebook.com/ShawshankRedemptionFilm

ミック・ハラーが弁護するルイスの母が経営する会社の顧問弁護士・ドブスを演じるのは、ボブ・ガントンです。

『ショーシャンクの空に』(1994年)の冷酷な刑務所長役での演技が印象に残ります。

この作品を観たあとに別の作品でみかけると、「絶対なにか悪いことをしている役だ」と疑ってしまうほど、強烈な演技だったのかもしれません。

本作でもそんな役なのでしょうか?

是非、確かめてみてください!

映画『リンカーン弁護士』注目ポイントを4つ

ここからは、映画『リンカーン弁護士』の注目ポイントを4つ紹介します。

①オープニングの曲がカッコ良すぎる!

映画『リンカーン弁護士』のオープニングを飾るのは、ボビー・ブランドの 『Ain’t No Love In The Heart Of The City』です。

この曲は、アルバム『Dreamer』(1974年)に収録されている一曲。

聞き込むたびに、その渋さに胸をつかまれるサウンドです。

この曲がはじめにガツンときたら、映画への期待も高まるではないですか!

ちなみにこの曲は、デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウ主演の『アメリカン・ギャングスター』(2007年)でも使われています。

男の映画のイメージぴったりの音楽という感じがしますね♪

②リンカーンの車種は、1986年式。

マシュー・マコノヒー
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映画『リンカーン弁護士』に出てくるリンカーンの車種は、1986年式のタウンカーです。

マシュー・マコノヒー演じる弁護士ミックは、そのリンカーンの中を仕事場にしています。そして、ナンバープレートは「無罪」と洒落を効かせています。

運転手には、アールという名の男を雇っているのですが、彼の雰囲気がまた渋いです。

ちなみにこのアールという人物は、ローレンスメイソンという役者が演じています。

③『リンカーン弁護士』の続編はいつ??

映画『リンカーン弁護士』公開の翌年、2012年にはテレビドラマ版の製作と併せて、映画の続編の情報が出ていました。

そして、マシュー・マコノヒーが再び主演との話も。

それから9年、映画化の話はどこに行ってしまったのでしょう?

気になっていたところ、2022年にNetflixでドラマ化が決定。

映画版でマシュー・マコノヒーが演じていたミック・ハラー役をマヌエル・ガルシア=ルルフォ、マリサ・トメイが演じていた元妻のマギー・マクファーソンをネーヴ・キャンベルが、それぞれ演じます。

マヌエル・ガルシア=ルルフォ

映画『マグニフィセント・セブン』、『オリエント急行殺人事件』などに出演している俳優です。

ネーヴ・キャンベル

映画『スクリーム』シリーズで有名な女優です。

 

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④リンカーンMKCのCMにも起用されてしまうマシュー

マシュー・マコノヒーは、映画『リンカーン弁護士』だけでなく、2014年からリンカーンの公式キャラクターとして起用されています。

そして、リンカーンMKCのいくつかのCMに出演しています。

どんな経緯でCMに起用されたのでしょうか?

いくつかパターンがありますが、リンカーンのイメージにピッタリですね。

このCMをあのジム・キャリーがサタデーナイトライブでパロディ化していたことでも話題になっていました。

まとめ

映画『リンカーン弁護士』のキャストとあらすじ、注目ポイントについて紹介しました。

この作品から再ブレークして、幅広い演技に挑戦するマシュー・マコノヒーのキャリアの分岐点といっても過言ではない演技を改めて堪能してみてはいかがでしょうか?

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