『シンプル・フェイバー』意味に仕込んだ、計算づくめのどんでん返しミステリー!

『シンプル・フェイバー』左:アナ・ケンドリック 右:ブレイク・ライブリー

何食わぬ顔の二人、まんまとダマされてください!

こんな映画があったんだ!

そもそも「シンプル・フェイバー」という意味も最初はわからず、ただ「アナ・ケンドリックとブレイク・ライヴリーのダブル主演」程度の知識だったこの映画。

アナ・ケンドリックは、数々の映画賞にノミネートされた『マイレージ、マイライフ』や、人気のミュージカル映画シリーズ『ピッチ・パーフェクト』でどんな女優かはある程度イメージを持っていました。

また、ブレイク・ライヴリーも、『アデライン、 100年目の恋』のイメージが強く、今作の宣伝用スチール画像でもなんとなくストーリーを想像したものです。

ところが、想像通りもいくつかあったけど、映画のクライマックスに向かうほど二人が演じるキャラクターはそんな想像を越え、演技力にまんまとダマされてしまいました。

最近、チョイスした映画にハズレが多かったので、正直あまり期待していなかったのですが久々の大当たり!

1.「シンプル・フェイバー」の意味

「シンプル・フェイバー」、意味は「ささやかな頼み」

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https://www.facebook.com/ASimpleFavorMovie/ ステファニー(アナ・ケンドリック)

『シンプル・フェイバー』(A Simple Favor)は原題も一緒で、「ちょっとした頼み事」といった意味になります。

(原作は、ダーシー・ベル『ささやかな頼み』)


原作:ささやかな頼み (Amazon) (電子書籍:楽天)

親しい友人に、「悪いけど、ちょっと頼まれてくれない?」といった投げかけの言葉。

本作では、同じ小学校に子供を通わせるいわゆる「ママ友」同士が出会い、交わされたちょっとした頼み事から物語が始まります。

主人公のママのひとりは、ステファニー(アナ・ケンドリック)

映画中でも、「イラ立つ聖人」という皮肉な例え方をされるマジメな彼女。

ママブロガーで、料理や子育て情報のブログ発信を趣味としています。

主演①:アナ・ケンドリック

●アナ・ケンドリック(Anna Kendrick)

誕生日:1985年8月9日(しし座)

身長:157㎝

出身:アメリカ・メイン州

▶アナ・ケンドリックの出演作品一覧


シンプル・フェイバー(予告編:Amazon) (サントラ:楽天)

※最初は「かわいい」キャラで登場。ところが悪友と昼飲みするうち意外な顔が見え隠れする「悪カワ」キャラ?

参考記事:アナ・ケンドリックがHBO新ドラマで主演!かわいいインスタ動画が新鮮

 

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https://www.facebook.com/ASimpleFavorMovie/ エミリー(ブレイク・ライブリー)

もうひとりのママは、エミリー(ブレイク・ライヴリー)

画像からもわかるように、小学生の男の子(ニッキー)を持つママとは思えない出で立ち。

それもそのはず、ファッション企業のPRディレクターというキャリア女性でした。

今サイトで、『アデライン、100年目の恋』の記事があります。100年間のファッションも見せてくれますヨ。

主演②:ブレイク・ライヴリー

●ブレイク・ライヴリー(Blake Lively)

誕生日:1987年8月25日(おとめ座)

身長:178㎝

出身:アメリカ・カリフォルニア

▶ブレイク・ライヴリーの出演映画一覧

▶おすすめの代表作品


アデライン、100年目の恋(予告編:Amazon) (楽天)

参考記事:アンチエイジングとは?悩まず、失敗しない処方箋『アデライン、100年目の恋』


リズム・セクション (予告編:Amazon) (楽天)

※こんな汚れ役のブレイク・ライヴリーを見るの、初めて!

参考記事:ブレイク・ライブリー、おすすめ映画3選。ゴシップガールを卒業!』

2.ママ友が紡ぐミステリー

仲の良いママ友、二人が紡ぐミステリー

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https://www.facebook.com/ASimpleFavorMovie/ 左:アナ・ケンドリック(ステファニー) 右:ブレイク・ライブリー(エミリー)

見るからにずいぶんとタイプの違う二人ですよね。

もともと面識のない二人ですが、子ども同士が学校で友達だったことで急速に接近することに。

画像では、誰とでも屈託なく話ができるステファニーは、ママ友となったエミリーのスナップ写真を撮ってあげているようです。

しかしその直後、カメラのシャッター音を聞いたエミリーは、急に顔色を変え、画像をすぐに削除してくれと迫るのでした。

実はこの映画、単なる「ママ友物語」ではなく、謎の深まるミステリー映画なのです。

ちょっと意外に思ったステファニーですが、無頓着なのかその時はあまり気にしません。

3.二人の秘密

エミリーの自宅で打ち明けあった、ママ友同士の秘密

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https://www.facebook.com/ASimpleFavorMovie/

ある時、ステファニーは誘われるままエミリーの自宅を訪問します。

小学校で会ったエミリーのファッションも飛び抜けていましたが、おしゃれな自宅を目にしステファニーは自分と違うライフスタイルにビックリ!

お酒好きのエミリーにすすめられ、昼間から宴会が始まることに。

酔った勢いでの話は、お互いに秘密を暴露し合うのですが、エミリーからとんでもないセックスライフが飛び出します。

そして、ステファニーもついつられて自分だけの秘密を話してしまうのでした。

エミリーは自分の方が性に関して奔放だと思っていたら、マジメなステファニーの暴露した「秘密」にびっくり!

ステファニーについたあだ名が、「ブラザー・ファッカー」

ママ友同士の酔った勢いで話すエッチ話、と思っていたらこれはすべて後半に続く計算づくめのネタフリだったのです。

4.頼まれた「ささいな事」

親しくなったママ友同士、頼まれたささいな事とは?

ステファニーは夫とは死別していました。

映画の中では夫が死んだ状況が紹介されますが、ここもしっかりインプットしておいて下さい。

一方、エミリーにはちょっとワケアリの夫ショーン(ヘンリー・ゴールディング)がいました。

あろうことか、エミリーとショーンはステファニーを前にして堂々とアツアツぶりを見せつける仲。

実は、ここもミステリーを解くカギになります。

子どもたちも含めて、すっかり親しくなった二人。

そんな中、ある日、ステファニーはエミリーに「ちょっとした頼みごと」をされます。

「会社の仕事で家に帰れないので、一晩だけ子供を預かってくれない?」

共演:ヘンリー・ゴールディング

●ヘンリー・ゴールディング(Henry Golding)

誕生日:1987年2月5日(みずがめ座)

身長:186㎝

出身:マレーシア

▶ヘンリー・ゴールディングの出演作品一覧

▶おすすめの代表作品


ラスト・クリスマス (予告編:Amazon)

(「ワム!」) (サントラ:楽天)

※「ワム!」の「ラスト・クリスマス」に乗せた切ないラブストーリー!

5.突如、消えたエミリー

ミステリー感が一気に浮上、エミリーが消えた!

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エミリーの「ささいな頼み」に、ステファニーは「お安い御用よ!」とばかりに、子どもたちを連れエミリーの家に泊まり込むことに。

さあ、ここから映画は急転、一気にミステリー感が増してきます。

ところが、なんと翌日以降、いくら待ってもエミリーから何の連絡もありません。

突然の失踪(?)に慌てふためくステファニー、もちろん夫ショーンもエミリーが子どもや自分を愛していると信じていたので、失意のドン底へ落とされます。

警察沙汰となり、エミリーにもっとも近い存在の二人は事情聴取を受けます。

わずか数日とはいえ、同じ家で夫婦のように暮らしていた二人、警察はステファニーとショーンの仲を疑い出すことに…。

(ここから、一部ネタバレ注意!)

6.海底から引き揚げられたもの

湖の底から引き上げられた、エミリー?の死体!

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https://www.facebook.com/ASimpleFavorMovie/

気が気でないステファニーは、自分が運営するブログでエミリーについての情報を求めていました。

するとある日、エミリーのものと思しき車が湖畔に停められているという情報が寄せられます。

湖畔の捜査が一気に進み、湖底から引き揚げられたのは一人の女性!

夫ショーンが本人確認で呼ばれるのですが、腕の刺青母の形見の指輪をしていたことからエミリー本人であることを確信します。

悲しみに暮れるステファニーとショーン。

特に、ショーンはこれから子どもをどうするかが心配で、今、頼れるのはステファニーだけ。

慰め合っていた二人は、エミリーが死んで間もないというのに、あろうことか男と女の関係になってしまうのです。

7.ダマし、ダマされ?

ダマしたつもりが、ダマされるという結末へ

さて、不可解なのはエミリーの突然の死因

ステファニーは、また自分のブログから情報発信をし、自らも探偵のようにエミリーの足跡を追います。

すると、怪しいことがいっぱい出てきます。

夫ショーンが、エミリーにかけていた多額の保険金

しかも、最近になって増額していたのです。

麻薬には一切手を出していなかったはずエミリーが、ヘロインを常用していた可能性も発覚。

そして、ある時、エミリーの子どもニッキーが、街で自分の母親を見かけたというではないですか!

まとめ~単純な3人ではない!~

いったい、この3人は何モノなんでしょう?

誰かに殺された可哀そうなエミリー、親友を突然亡くし、残された子どもや夫のために必死で捜索するステファニー、最愛の妻を亡くし落ち込む夫ショーン…。

いえいえ、そんな単純な3人の話ではないことが次第に明らかになります。

ひとつ言えることは、決して役者が持っている演技やイメージから、物語の役割(味方、敵、犯人など)を決して決めつけないこと!

その意味では、アナ・ケンドリックもブレイク・ライブリーも、そしてヘンリー・ゴールディングも今作では素晴らしい演技で見せてくれ、「まさか!の結末」へと導いてくれました。

ドンデン返しが3回続くと、え!ナニナニ?

計算づくめのネタの仕込みと演技に、「いや~、してやられた!!」

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