『クライ・マッチョ』の意味とあらすじ見どころ、俳優・監督C.イーストウッドの集大成映画!

クライ・マッチョ,クリント・イーストウッド
『クライ・マッチョ』クリント・イーストウッド監督兼主演

映画ファンなら、クリント・イーストウッドの名前を聞いて知らない人はいないのでは?

『荒野の用心棒』『夕日のガンマン』といった往年の西部劇名俳優だった彼も、あれから過ぎること半世紀。

そのクリント・イーストウッドは、近年は俳優だけでなく監督としても注目され、数々の名作を世に送り出してきました。

今回紹介する映画『クライ・マッチョ』は、彼の50周年記念作品として2022年に公開。

俳優、監督そして映画人として集大成された本作は、絶対見届けておきたい作品になるのではないでしょうか。

(冒頭画像:引用https://www.facebook.com/CryMachoFilm/)

「老いを受け入れるな!」は、前作からのメッセージ

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https://www.facebook.com/CryMachoFilm/(冒頭画像共)

クリント・イーストウッドが、半世紀の間に関わった映画は優に100本は越えます。

その中の1本、90歳直前で監督兼主演をした最近作『運び屋』で感動のエンディング曲がありました。

映画は、老骨の頑固モノの生き様がテーマなのですが、クリント・イーストウッド自身にも被せているようなところが随所に見えます。

そして、ラスト・シーンで盛り上がったのは、トビー・キースのエンディング曲。

曲名は、まさに「老いを受け入れるな」(Don’t Let the Old Man In)でした。

これこそ監督自らへのメッセージとなり、歌詞通り、再び魅せてくれることになったのが今作『クライ・マッチョ』なのです。

Don’t Let the Old Man In

映画『クライ・マッチョ』、真の意味とあらすじ

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映画の原作は、N・リチャード・ナッシュの「CRY MACHO」(海外文庫)

日本語の「マッチョ」は、筋肉質の体格の良い男性をいうことが多いですが、映画の中ではさらに「真に強い男」と紹介されています。

登場する主人公は、クリント・イーストウッド演じるマイク

とはいっても、登場するマイクに「強い男」の面影はまったくありません。

それもそのはず、元ロデオのスター馬乗りだった彼も落馬後は蟄居しすでに引退していたのです。

かつてはマッチョ?だった男を、奮い立たせる言葉がまさかの「CRY(鳴け)!」だったのでしょうか?

 

断り切れない依頼は、見知らぬ少年を誘拐?

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その秘密「Cry!」を解くカギは、予告編にも時折顔を出す闘鶏用のオス鳥にあります。

引退していたはずのマイクに、かつての雇い主から届いたのはとんでもない依頼でした。

その内容とは、すぐにメキシコに出向き、雇い主の元妻から息子を連れ戻してきてほしいというもの。

まるで、誘拐してこいといわんばかりでした。

かつての雇い主に恩義を感じていたマイクは、老骨にムチを打つようにメキシコへ向かいます。

■おすすめの動画配信・レンタル・本【管理人・選】

クライ・マッチョ(作品情報) 

クライ・マッチョ (海外文庫) 

クリント・イーストウッド監督&主演映画原作!今こそ、本当の強さの意味を問う。(中略)熾烈な逃避行と、道中の交流を通じて再生してゆくふたりの姿を描き出す、C・イーストウッド監督&主演映画の原作本。【引用:Amazon】

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見どころは、「真に強い男」が意味するところ

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メキシコで暮らす少年「ラフォ」は、男遊びに忙しい母親から見捨てられた存在でした。

ストリート生活をする生意気盛り少年で、なんと闘鶏用のニワトリを飼っていたのです。

なんとかメキシコから連れ出したいのはいいのですが、母親の通報で地元警察から追われる身に。

ひたすらテキサスを目指すかたわら、親子以上に年の離れた二人の交流が始まります。

少年にとってはただの老いぼれに過ぎなかったマイク。

しかし、かつての「マッチョ」とクソ生意気な少年の距離はだんだん近づいていき、「真に強い男」を意味を教えてくれるのでした。

クリント・イーストウッド監督、50周年記念特別映像

今回の50周年記念に際して、特別映像が公開されています。

冒頭に流れる映画タイトルと懐かしいシーンを見ていると、名作の感動を思い起こします。

あわせて、彼の栄華に賛辞を贈る俳優や著名人の言葉をお聞き下さい。

Don’t Let the Old Man In!

●クリント・イーストウッド(Clint Eastwood)

誕生日:1930年5月31日生まれ

星座:ふたご座

身長:193㎝

出身:アメリカ・カリフォルニア州

▶クリント・イーストウッドの出演・監督作品一覧

▶おすすめの代表監督作品

アメリカン・スナイパー(予告編)

※監督作品。スナイパーのカッコ良さと悲哀があふれています。

運び屋(予告編)

※監督と主演。イーストウッド自身の人生と主人公を被らせているようでたまりません。トビー・キースの音楽も最高!

詳細記事:クリント・イーストウッド監督『運び屋』、トビー・キースのラスト曲が切ない!

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