クリストファー・ノーラン監督、前評判通りの大作
《目次:『テネット』で注目のエリザベス・デビッキ》
映画『TENET テネット』が話題を呼びました。
コロナの影響で話題作の公開延期が続く中、久々に公開された大作映画です。
話題の理由のひとつは、ヒット作メーカーのクリストファー・ノーラン監督作品であること。
『ダークナイト』『インターステラー』『ダンケルク』…と、枚挙にいとまがありません。
●クリストファー・ノーラン(Christopher Nolan)
誕生日:1970年7月30日
星座:しし座
出身:イギリス・ロンドン
▶おすすめの代表作品
いずれも前評判通りの快作でしたが、今回の『TENET(テネット)』も期待通りIMAX映画。
いや、むしろ「逆行する時間軸」と対峙する主人公の謎は、観終わってからの方がさらに深まるという不思議な映画です。
さて、今記事で紹介するのは『TENET』のもうひとつの話題。
ストーリー展開のポイントとなる「キャット」こと、キャサリン・バートンを演じたエリザベス・デビッキについてです。
彼女は今作で一気に有名になりました。
映画でも気付くと思いますが、なんと、190㎝というモデル張りの長身で圧倒的存在感に見とれてしまいます。
エリザベス・デビッキ出演作品他
●エリザベス・デビッキ(Elizabeth Debicki)
誕生日:1990年8月24日
星座:おとめ座
身長:190㎝(!)
出身:オーストラリア
▶おすすめの出演作品
華麗なるギャツビー(予告編:Amazon) (原作フィツジェラルド:楽天)
※デイジー・リドリー、マーゴット・ロビーと一緒に3姉妹の声の出演です。
1.時間軸の変わる分岐点
時間軸が変わる分岐点、重要人物「キャット」
エリザベス・デビッキが演じた「キャット」は、今作の「悪の権化」であるロシア人アンドレイ・セイター(ケネス・ブラナー)の妻。
武器商人でもあるセイターは、時間逆行装置を使って人類消滅を企むのですが、目的を邪魔するものは自分の妻や子どもであっても容赦しない非道な人間。
キャットは、そんなセイターにあからさまな殺意さえ見せていました。
むき出しの殺意を見透かされたキャットは、セイターの度重なる恫喝に怯えながらも反撃のチャンスを待っていました。
一方、セイターの企みを阻止するために偽テロ事件まで作って選ばれた主人公は、謎の特殊スパイ要員(以降、「謎の男」)(ジョン・デヴィッド・ワシントン)。
キャットを通じてセイターへの接近を試みます。
2.ポイントに登場する「キャット」
難解な組み立て、生き返るキャット?
さて見どころは、キャットが極悪セイターに殺されそうになりながらも「謎の男」と相棒(ロバート・パティンソン)と共闘し、セイター抹殺に挑むところです。
セイターの抹殺は、地球を破滅から救うことでした。
と書くと、この映画、なんだか単純なリベンジモノ?
いいえ、この『TENET』は時間軸(物語の進行)が、「順行」と「逆行」の二つから構成されているためかなり難解です。
映画シーンの要所要所に仕組まれた、画像的ヒントやセリフを見逃さないようにしましょう。
ただ、ほとんどの解説者が言っているように、「時間の逆行」の原理は何度か観て理解できる作品です。
その前提を持っておいた方がいいかもしれません。
でも、そんな中での爽やかなエリザベス・デビッキの身のこなしは、清涼剤のようでホッとしますよ。
●ロバート・パティンソン(Robert Pattinson)
誕生日:1986年5月13日
星座:おうし座
身長:185㎝
出身:イギリス・ ロンドン
▶おすすめの代表作品
※『トワイライト』シリーズで、共演のクリステン・スチュワートとすっかり仲良くなりました!
3.デビュー『華麗なるギャツビー』
『華麗なるギャツビー』で、絢爛さの際立つデビュー
さて、エリザベス・デビッキに注目したい映画の中で、ぜひおすすめしたい代表作は『華麗なるギャツビー』です。
レオナルド・ディカプリオ主演で、「ど派手」な演出の連続で話題を集めました。
デビッキの役は、一世風靡の主人公「ギャツビー」(レオナルド・ディカプリオ)が夜ごと開くパーティの馴染み客。
ギャツビーが密かに憧れる人妻デイジー(キャリー・マリガン)との仲を取り持ってあげる情報通で登場します。
学校を卒業した直後に新人として起用されたのですが、画像にあるように絢爛さが際立つデビューとなり以降、数々の話題作に登場するようになりました。
4.『ロスト・マネー偽りの報酬』
『ロスト・マネー 偽りの報酬』では、「シュガーベイビー」に
『華麗なるギャツビー』の絢爛さもピッタリでしたが、こちら『ロスト・マネー 偽りの報酬』では妖艶かつタフな彼女を見ることができます。
役どころは、なんと銀行強盗に失敗し死んでしまった男たちの妻の一人。
原題の『Widows』は、この未亡人たちのことです。
強盗失敗の結果、手に入らなかったお金の責任を黒幕から妻たち4人に被らされることに。
悪党の妻とはいえ、生活に困り果てたデビッキ演じるアリスは、可哀そうに「シュガーベイビー」(契約で男の囲われ者となる)の選択を迫られます。
妻たちのリーダー、ヴェロニカ(ヴィオラ・デイヴィス)のもと、反撃に出るアリスたちの作戦に溜飲が下がりますよ。
5.『ザ・クラウン』(Twitter)
NETFLIX『ザ・クラウン』に登場
エリザベス・デビッキの生年月日 は、1990年8月24日。
まさに『テネット』は彼女にとって一里塚で、これからますますの活躍が期待できる年齢です。
そんな中、楽しみなのは『ザ・クラウン』。
イギリスの現女王、エリザベス二世の治世を描いたNETFLIX配信シリーズですが、デビッキが登場するのは、シーズン5~6です。
なんと悲運の「ダイアナ妃」として登場。
誰もが愛した彼女、どんなダイアナ妃を見せてくれるでしょうか!
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