『魔女がいっぱい』のアン・ハサウェイ、これまでの「可愛い」「美人」「可憐」のイメージを根底から覆された人も多いのではないでしょうか?
なにせ、口が耳まで裂ける魔女っぷりを見せてくれるんですから…。
役柄の幅が広がったといえばそれまでですが、今記事で紹介する映画『クルエラ』に登場するエマ・ストーンにも同様の心配が広がっています。
なんといっても、「クルエラ」といえばディズニー映画きっての最強ヴィランのひとり。
ドギツいメイクからも、思わず「クセがすごいんじゃ!」と言いたくなるキャラクターですが、それをあの『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーンが演じるというのですから!
でもご安心下さい!
エマ・ストーンの「ワルカワ」度合いがクセになり、続編も決定したというのです!
●エマ・ストーン(Emma Stone)
誕生日:1988年11月6日
身長:168㎝
出身: アメリカ・アリゾナ州
※「ワルカワ」全開の女王側室役、だらしなく足を投げ出すのがアビゲイル(エマ・ストーン)。
参考記事:英国王室騒動は、イギリスの歴史。映画に残る一大事件とスキャンダル!
※ライアン・ゴズリングと共演。見事、アカデミー賞主演女優賞を受賞!
『101匹ワンちゃん』の毛皮を欲しがる、おぞましき人物!
そもそも「クルエラ」は劇中では、「クルエラ・ド・ヴィル」と呼ばれています。
なんと、良い子のためのディズニー映画『101匹わんちゃん』に登場する人物です。
「Cruella De Vil」から、「cruel」(残酷)と「devil」(悪魔)を文字ってできた名前であることは容易に想像できます。
ご覧の通り、アニメ版では独特のファッションセンスで身を包むイケ好かないおばさんなのです。
そのクルエラ、ディズニー史上最悪のヴィランといわれるのはアクのすごさだけではありません。
実はクルエラは毛皮が好きで、可愛いダルメシアンの子犬たちを見て特性の毛皮コートにしようと考える人間だったのです。
悪女「クルエラ」、誕生秘話がアニメから実写化へ!
さて、そんなクルエラはどうして誕生したのでしょうか?
今作ではこの性悪女の誕生前にさかのぼります。
時はさかのぼって、パンク・ムーヴメントが席巻する70年代のロンドン。
ひとりの少女「エステラ」(エマ・ストーン)にスポットが当たります。
エステラは、もともとはデザイナーを夢見ていた少女。
夢と希望をいだいて出てきたロンドンだったのに、いったい何が意地悪でクセの強い女にさせたのでしょう。
エマ・ストーン、悪女役は楽しいはず⁈
ディズニー映画ではこれまでヴィラン「クルエラ」を何人もの女優が演じてきました。
一番有名なのは、名優グレン・クローズの主演映画『101』(96)『102』(00)ではないでしょうか。
悪役を演じるのは、ある意味楽しかったと振り返るグレン・クローズ。
彼女も、嬉々として取り組んだとか。
さて、今作のエマ・ストーンはいかがでしょうか。
『女王陛下のお気に入り』で、イメージが変わる!
エマ・ストーンといえば、どうしても『ラ・ラ・ランド』の清廉なイメージが先行するのですが、もしかしたら今回のイメージは『女王陛下のお気に入り』が近いかもしれません。
実は、エマ・ストーンが『女王陛下のお気に入り』で演じた女中「アビゲイル」は間違いなく悪女。
仕える女王・アンになんとか気に入ってもらおうと、ライバルの側用人に禁じ手を次々使ってやりたい放題。
劇中、やっとアン女王に取り入り、高笑いをしながら「ついにこの日がやってきた!」というシーンがあります。
『クルエラ』では、当初エステラが仕えていた恩師ともいうべきデザイナー(エマ・トンプソン=この悪女もスゴい!)を見返す時が実現した時とまったく同じ!
いずれにせよ、役どころの広がったエマ・ストーンの悪女っぷりは絶対見る価値ありです。
ちなみに大ヒットとなった今作、さっそく続編のニュースが伝えられています!
まとめ~新たなステージに立つ人気女優~
これまでラブストーリーを中心に可愛さが前面に出た役どころが多かったエマ・ストーン。
冒頭に紹介したアン・ハサウェイも、今回紹介したエマ・ストーンも経験的に新たな役の広がりの時期なのでしょうか。
そういえば、「バイオ・ハザード」シリーズのミラ・ジョヴォヴィッチも『ヘル・ボーイ』で1500年の眠りから覚めた魔女を演じた時も衝撃的でした。
「悪女(実際には可愛い悪魔)」は、女優歴にとってきっと大きなステップなのでしょう!
参考記事:オスカー女優エマ・ストーン、魅力的人柄からおすすめ映画・ドラマ・お洒落&結婚指輪まで!
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