壮大な原作に、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の挑戦!
原作「DUNE」は、アメリカの伝説的SF作家フランク・ハーバートによる全6作の大作小説。
数千年間の歴史をもつ架空の惑星「デューン」が壮大なスケールで描かれています。
刊行(1965年)後は、SF映画大作である『スター・ウォーズ』や『アバター』に大きな影響を与えたとも。
小説の複雑さと重厚さで、映画化は難しいと言われてきた中、満を持して再び挑戦したのはドゥニ・ヴィルヌーヴ監督でした。
監督はここ数年、『 ボーダーライン』(メキシコ国境麻薬組織)、『メッセージ』『ブレードランナー 2049』(いずれも壮大なSF大作)と、立て続けに話題作を世に送ってきました。
さて、映画1本では語りつくせないと言わしめたこの小説の映画化、まずは一作目に注目が集まります。
主人公ティモシー・シャラメ、有名俳優をキャスティング
今回の映画化での話題は、ひとつは豪華なキャスティングです。
簡単な映画の内容と一緒に登場人物、そしてキャストを順に紹介していきましょう。
まず、主人公ポール役に今人気の若手俳優ティモシー・シャラメをが起用されています。
ポールは舞台となる惑星「アラキス」(通称:砂の惑星デューン)の後継者的存在。
アラキスの支配者はレト・アトレイデス公爵(オスカー・アイザック)でポールの父となります。
そして、ポールの母親にはレベッカ・ファーガソン。
家族の警備部隊に、ジェイソン・モモアやジョシュ・ブローリンが登場します。
いずれも主役級の俳優ばかりです。
●ティモシー・シャラメ(Timothée Chalamet )
誕生日:1995年12月27日(やぎ座)
身長:182㎝
出身:アメリカ・ニューヨーク
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●レベッカ・ファーガソン(Rebecca Ferguson)
誕生日:1983年10月19日
身長:165㎝
出身:スウェーデン・ストックフホルム
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ミッション:インポッシブル フォールアウト (予告編:Amazon) (楽天)
「砂の惑星」が舞台、宇宙帝国のワナにはまる…
惑星アラキスのアトレイデス家といっても、実は広大な宇宙帝国の支配者が別にいて「謀略」に巻き込まれていきます。
アラキスには稀少物質「メランジ」があり、直接統治を企む宇宙帝国の皇帝。
アトレイデス家に差し向けられた刺客は、宿敵ハルコネン家でした。
(このあたりが「スター・ウォーズ」を彷彿とさせますよね。年代的には、スターウォーズの方が「デューン」をヒントにしています。)
案の定、策略に嵌められた形でアトレイデス家に迫る危機。
同時に、アラキスの原住民フレーメンも外敵の侵略をうけることになります。
そんな中、レトの息子ポールは夜な夜な謎の女性チャニ(ゼンデイヤ)の夢を見ます。
●ゼンデイヤ(Zendaya)
誕生日:1996年9月1日(おとめ座)
身長:180cm
出身:アメリカ・カリフォルニア州
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「救世主」を求める、夢の中に謎の少女
混とんとする夢の中でポールが感じたのは、「救世主」を求めている少女の声でした。
自らの使命と超能力に目覚めたポール。
「時は来た」という母親レディ・ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)。
ついにポールは何かに惹かれるように屈強な家臣たちとともに立ち上がっていくのでした。
宿敵ハルコネン家、恐ろしい面々も見どころ
見どころは、なんといってもポール以下、アトレイデス家の家臣や原住民フレーメンのメンバーたちが繰り広げる壮絶な戦い。
そして、ポールと運命の女性チャニとの出会い。
しかし、注目は彼らだけではありません。
行く手を阻む宿敵ハルコネン家の恐ろしい面々が待ち受けていました。
ハルコネン家の当主であるウラディミール男爵(ステラン・スカルスガルド)。
もうひとりは、一族の怪物ラッバーン(デイヴ・バウティスタ)。
どちらもヴィランそのものですが、顔に見覚えがないでしょうか。
アベンジャーズ・シリーズや『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で登場するユニークなキャラクターなのでよく見届けておいて下さい。
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