続編『トップガン マーヴェリック』、トム・クルーズの新戦闘機&ガガの主題曲が熱い!

トップガン,トム・クルーズ
『トップガン マーベリック』主演トム・クルーズ

1986年に日本公開された『トップガン』の続編が、2022年夏に『トップガン マーヴェリック』として公開!

今作は、現在ハリウッドのトップスター、トム・クルーズが一躍有名になった出世作です。

もちろん、今回の続編も主役で登場です。

というのも、タイトルの「マーヴェリック」という呼称は、前作の主人公ピート・ミッチェルのコールサイン(交信用のニックネーム)だったからです。

さて、あれから30数年が経過、本作で「マーヴェリック」は操縦教官として登場します。

前作では、無鉄砲でやんちゃなキャラクターだっただけに、果たしてどんな教官として登場するのか楽しみです。

少し前作を振り返ってみましょう。

精鋭パイロットの養成学校、前作「トップガン」

トップガン,トム・クルーズ
前作『トップガン』左:アイスマン(ヴァル・キルマー) 右:ピート(トム・クルーズ)https://www.facebook.com/TopGunMovie.jp

もともと「トップガン」は、アメリカ海軍の精鋭パイロットの養成学校の通称でした。

「トップガン」と呼ばれることは、将来のエリート戦闘機パイロットへの敬称でもあったのです。

現代でこそ、戦闘機同士の空中戦(ドッグファイト)は現実的ではないとはいうものの、実際には一触即発の危機は日常茶飯事。

領空侵犯はじめ、それによって起こり得る緊急事態を想定した戦闘機パイロットが育てられていきます。

そんな中で、求められるのは高度な操縦技術と沈着冷静な判断力であることはいうまでもありません。


戦闘機パイロットの空戦哲学―トップガンの素顔 (光人社NF文庫) 

生意気でケンカ早かった、若き主人公ピート・ミッチェル

しかし、訓練生ピートは生意気が先行し、無鉄砲でケンカ早いという人物でした。

天性の勘を頼りに行う型破りな操縦など、「トップガン」の中では浮いた存在となっていきます。

画像は、ピートのライバルだった「アイスマン」(ヴァル・キルマー)とのケンカシーン。

しかも、学校の中の指導教官とは知らず、出会った女性チャーリーに一目ぼれしてしまい付き合うと奔放な訓練生でした。

●トム・クルーズ(Tom Cruise)

誕生日:1962年7月3日生まれ

星座:かに座

身長:170㎝

出身:アメリカ・ニューヨーク

▶トム・クルーズの出演映画一覧

▶おすすめの代表作品


ミッション:インポッシブル フォールアウト (予告編)


トップガン (予告編)

懐かしい、教官チャーリー役「ケリー・マクギリス」

ということで、前作『トップガン』を懐かしむ人も多いはず。

印象的なのは、主人公トム・クルーズもさることながら共演した教官チャーリー(ケリー・マクギリス)とのやりとり。

前作のスチール画像に一緒に写る彼女で、ピートの年上の教官として登場。

最初は教官と訓練生として距離を置きますが、最後は恋人同士になります。


トップガン(予告編) 

また、映画で使われたテーマ曲も大ヒットしました。

1曲は、ケニー・ロギンス(Kenny Loggins)『Danger Zone(デンジャー・ゾーン)』

もう1曲は、ベルリン(Berlin)『Take My Breath Away(愛は吐息のように)』

それぞれ、映画の名シーンが一緒に編集されていますのでご覧ください。

ケリー・マクギリスが何度も登場します!


トップガン オリジナル・サウンドトラック(CD)

続編「マーヴェリック」、新任教官のファイト・メニュー

トップガン,マーベリック
https://www.facebook.com/TopGunMovie.jp

さて、気になる続編『トップガン マーヴェリック』のストーリー。

時は流れ、あの伝説の精鋭パイロット養成学校に新任教官がやってくるとのこと。

赴任してきたのが、トップガンの元訓練生でコードネーム「マーベリック」と知ってザワツク養成所。

ピートがトップガンを去っている間に、新しいパイロット生が育っているのはいうまでもありません。

自信に満ちた新世代訓練生たちにとって、教官って必要なの?

女性パイロットなど、育つ新世代とスカイ・アクション!

トップガン,モニカ・バルバロ
中央:女性パイロット・フェニックス(モニカ・バルバロ)https://topgunmovie.jp/news/

一世代前のピートを知らない彼ら彼女たちは思わず反抗的になります。

「私たちに教官って必要?」とうそぶく女性パイロット・フェニックス(モニカ・バルバロ)

それはちょうど、ピートが訓練生だった頃、教官に対して生意気だった時代とまったく一緒なのです。

新教官マーベリックが仕掛けた訓練メニューは、「マーヴェリックvs新世代トップガンチーム」。

敵役となったマーヴェリックが、新世代トップガンたちに見せる飛行的ニックが圧巻!

極限のスカイ・アクションが最大の見どころです。

かつて同僚を事故死?させた、その息子と出会うことに

トップガン,マーベリック,グース,
ルースター(マイルズ・テラー)https://www.facebook.com/TopGunMovie.jp

一方ピートは、かつての飛行で親友グースを事故で亡くすという過去を持っていました。

そのグースには息子がいたのですが、養成所の訓練生となっていて「ルースター」と出会うことになります。

演じるのは、『セッション』などの代表作があるマイルズ・テラーです。

親友グースの死についてはピートの中に禍根として残る存在だけに、教官となったマーベリックがどう向き合うのか心配なところです。

●マイルズ・テラー(Miles Teller)

誕生日:1987年2月20日生まれ

星座:うお座

身長:183㎝

出身:アメリカ・ペンシルベニア州

▶マイルズ・テラーの出演映画一覧

▶おすすめの代表作品


セッション(予告編:Amazon) (楽天)

※最後の最後まで、怒鳴り散らす指導者の本音がわからない!

使用戦闘機は、F/A-18E/Fスーパーホーネット

トップガン,マイルズ・テラー
F/A-18E/F 通称「スーパーホーネット」引用:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/F/A-18E/F

さて、もう1点、気になる話題が本作で使用される戦闘機の情報です。

前作の『トップガン』で使用されたのは、F-14戦闘機トムキャットでした。

あれから30年も経過しているので、もちろん、現在は使われていません。

アメリカ海軍の機種変更がすすみ、今回の使用機種は、別機種F/A-18の改良版・発展型にあたるF/A-18E/F

通称、「スーパーホーネット」と呼ばれる戦闘攻撃機です。

『トップガン マーヴェリック』の予告編と、「USA Military Channel」のYoutube動画がありますので雰囲気を味わって下さい。

「USA Military Channel」の映像は、実戦に向けフライトオペレーションされるものです。

いずれも、轟音とともに滑空する戦闘機の迫力が伝わってきます。

新主題曲「Hold My Hand」は、レディー・ガガ!

なにかと話題が満載の今作、『トップガン マーヴェリック』。

いかがでしたでしょうか?

最後になりましたが、今作の主題曲を紹介しておきましょう。

前作での曲も大ヒットしましたが、続編の今作もそれ以上に素晴らしい主題歌があります!

主題曲のタイトルは、「Hold My Hand」

レディー・ガガの久々の映画主題曲で、ご覧のようにMVのスケール観は一目瞭然です。

挿入された映画シーンと合わせ、迫力は予告編以上かもしれません。

レディー・ガガの映画曲は、先の『アリー/ スター誕生』(2018)「shallow」(第91回アカデミー賞歌曲賞)以来となる期待の曲です。

●レディー・ガガ(Lady Gaga)

誕生日:1986年3月28日生まれ

星座:おひつじ座

身長:155㎝

出身:アメリカ・ニューヨーク

アリー/ スター誕生(字幕版) 

詳細記事:バイデン支持のレディー・ガガ、『アリー/スター誕生』の『シャロウ』を応援ソングに!

▶レディー・ガガの楽曲一覧

▶おすすめのアルバム


クロマティカ(通常盤)

追伸:日本初の「F15イーグル」女性パイロット誕生!

ところで、日本の自衛隊所属の女性戦闘機パイロットをご存じでしょうか?

名前は、松島美紗空尉です。

1991年生まれですが、この『トップガン』にあこがれて戦闘機パイロットを目指したということです。

自衛隊では、これまで女性が勤務できるポストには制限があったのですが、2018年(平成30年)に訓練課程を見事終了。

CNNが報じたニュースがありますのでご参考まで。

CNNニュース:空自に初の女性戦闘機パイロット、あこがれは「トップガン」

参考記事:女性差別と闘った伝記映画『グンジャン・サクセナ』、インド空軍初の女性パイロット物語

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