かつての、3人女スパイ『チャーリーズ・エンジェル』を知っている人は納得しても、まさか『007シリーズ』まで女スパイ？
そうなんです！
男性スパイも面白いですが、タフな女性スパイが活躍する映画もまた面白いですよ。
最近作から、女性スパイが活躍するアクション映画をピックアップしてみました。
目次：女スパイが主役「映画タイトルとキャスト（スパイ名）」
これまで女性スパイを描いた映画はたくさんありました。
おススメでは、ジェニファー・ローレンスの『レッド・スパロー』、シャーリーズ・セロンの『アトミック・ブロンド』、マリオン・コティヤールの『マリアンヌ』など。
強靭な精神と、屈強な体・スキルで政変の陰で暗躍、といえば男性スパイのイメージですが、これらの映画ではタフネスな戦闘女子が活躍。
それ以降も、いくつものヒット作品が生まれています。
（参考記事：スパイ映画おすすめ３選、女スパイのミッションと生きた政変の時代）
1.ボンドを脅かす女スパイ
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』、ボンドが危ない！
スパイ映画といえば、なんと言ってもMI6の『007シリーズ』ですよね。
この25作目のタイトルは、『ノー・タイム・トゥー・ダイ NO TIME NO DIE』。
「死んでる暇はない？」「死んでる場合か？」、意味深ですね！
タイトル通り、今作をもってジェームズ・ボンドのダニエル・クレイグが降板となりました。
そんな中で紹介するのは黒人女性のこの画像。
ジェーム・ズボンドと同じMI6（イギリス情報部）に所属する諜報員のノミ（ラシャーナ・リンチ）。
どんな新シリーズになるかいろいろ噂される中で、太々しい態度を見せたノミの今後が気になります。
2.ラシャーナ・リンチ
●ラシャーナ・リンチ（Lashana Lynch）
誕生日：1987年11月27日
身長：175㎝
出身：イギリス・ロンドン
▶おすすめの代表作品
※主人公ダンヴァース（ブリー・ラーソン）の親友で登場。
今回の007シリーズで新しく登場するメンバーですが、彼女がMI6のコードネーム「＃007」を継いでいたことがわかったのです。
今作の予告編を見てみましょう。
予告編でノミが、先輩であるはずのジェームズボンドに強く言うセリフが聞こえたでしょうか？
「邪魔をしたらただじゃおかない。」
ファンの下馬評通り、007シリーズは新たに女性スパイの時代に入ろうとしているかもしれません。
さらに今作では、ジェームズ・ボンドの前にもうひとり女性スパイが新たに登場します。
名前は「パロマ」、米CIAのエージェントです。
MI6とCIAは、同盟国として協力関係にあるとはいうものの、スパイ活動の目的は違うため微妙な駆け引きがあるのは当然。
演じるのは、新進女優の「アナ・デ・アルマス」です。
素晴らしいアクションを見せてくれましたが、ノミ同様、果たして新シリーズとの関りはいかに？
3.アナ・デ・アルマス
●アナ・デ・アルマス（Ana de Armas）
誕生日：1988年4月30日
身長： 168 cm
出身：キューバ
▶おすすめの出演作品
実は、今作でもダニエル・クレイグと共演しています。
4.ANNA
『ANNA／アナ』、ロシア出身サッシャ・ルスの独壇場
『ANNA／アナ』は、ロシア（旧ソ連）の女性スパイを描いたアクション映画です。
主人公「アナ」を演じるのは、リュック・ベッソン監督の世界観にピッタリの新星女優で、ロシア出身のサッシャ・ルス。
自堕落な生活をしていた「アナ」が、KGB（ソ連国家保安委員会）のリクルーターに拾われスパイ活動に身を投じていく姿が描かれています。
身内の非情なテストに屈せず、いよいよ一人前のスパイになろうかというその時、「アナ」に目を付けていた男がいました。
それは、対峙国アメリカCIAのエージェント、レナード（キリアン・マーフィー）。
レナードの目的は、KGB内に潜入させる二重スパイ養成のハンティングだったのです。
5.サッシャ・ルス
●サッシャ・ルス（Sasha Luss）
誕生日：1992年6月6日生まれ
出身：ロシア・マガダン州
身長：178㎝
6.ノルウェーの実在スパイ
『ソニア ナチスの女スパイ』、実録の二重スパイ映画
「二重スパイ」といえば、この『ソニア ナチスの女スパイ』は、実際の第二次世界大戦中の実録モノとして一見の価値ありです。
ナチス・ドイツに占領されたヨーロッパは、フランスやポーランドが映画の題材になることが多いのですが、今作は北欧ノルウェー、スウェーデンが舞台。
いずれも軍事小国とはいえ、ナチスへのレジスタンスは深く潜航し、むしろスパイによる情報収集は必至です。
そんな中、ナチスが目を付けたのはノルウェーの人気女優ソニア・ヴィーゲット（イングリッド・ボルゾ・ベルダル）。
プロパガンダ（政治的宣伝）にソニアを利用しようと考えたのと同時に、それを知ったスウェーデン諜報部もソニアをナチスに送り込もうとしたのです。
どちらからも機密情報の収集を依頼されるソニア。
民間人であるにもかかわらず、つまるところソニアは二重スパイという重荷を背負わされることになったのです…。
7.イングリッド・ボルゾ・ベルダル
●イングリッド・ボルゾ・ベルダル（Ingrid Bolsø Berdal）
誕生日：1980年3月2日
身長：174㎝
出身：ノルウェイ
▶おすすめの代表作品
8.『リズム・セクション』
『リズム・セクション』、ドン底からのリベンジ！
次に紹介する「女性スパイ」が活躍する映画は、『リズム・セクション』。
暗い過去を持ち、テロ対策の秘密組織に身を投じる女性スパイ（ブレイク・ライブリー）の物語です。
スパイに暗い過去と影はつきもの。
とはいうものの、一体、彼女の過去には何があったのか。
酒と麻薬に溺れ、ロンドンで売春婦として過ごす主人公が復讐するまでのすさまじい決心が描かれています。
この映画のおすすめ理由は、女性スパイとして生きる主人公役のブレイク・ライヴリーにあります。
彼女がこれまで主演した映画は、モデル張りの容姿を生かし、どちらかといえばエレガント系なのが特徴。
しかし、今作ではすっかりイメージの変わったブレイク・ライヴリーが見ものです。
汚れと傷だらけの役に挑み、スパイ映画ならではのアクションが見られそうです。
共演は、スパイ養成官として登場するジュード・ロウ。
9.ブレイク・ライヴリー
●ブレイク・ライヴリー（Blake Lively）
誕生日：1987年8月25日
身長：178㎝
出身：アメリカ・カリフォルニア
▶おすすめの代表作品
 | 感想(1件) |
10.『チャーリーズ・エンジェル』
『チャーリーズ・エンジェル』、話題のシスターフッド映画！
さて、次に紹介するのは、『007シリーズ』や『リズム・セクション』とは趣がガラッと変わったアクション・コメディ。
タイトルは、『チャーリーズ・エンジェル』。
チャーリー探偵事務所に所属する、「エンジェル」と呼ばれる女スパイ３人が主人公。
「グッドモーニング エンジェル！」とマイク音で呼び出され、声だけでミッションを聞くというあの人気シリーズです。
人気ドラマから出発、その後、何度か映画化され今回、待望の続編として公開されることになりました。
これは、今流行のシスターフッド映画！
女性同士の連帯がクローズアップされた映画です。
見どころは、若手女優のキャスティングと、自ら女優として登場する女性監督エリザベス・バンクスによる制作。
まず、キャスティングの目玉はクリステン・スチュワート。
『トワイライト』シリーズのベラ・カレン役で人気を博した彼女です。
そして、『アラジン』のナオミ・スコット、新進女優のエラ・バリンズカの３人がチーム。
11.クリステン・スチュワート
●クリステン・スチュワート（Kristen Stewart）
誕生日：1990年4月9日
身長：165㎝
出身：アメリカ・カリフォルニア州
▶おすすめ代表作：『チャーリーズ・エンジェル』
12.ナオミ・スコット
13.エラ・バリンスカ
●エラ・バリンスカ（Ella Balinska）
誕生日：1996年10月4日
身長：178㎝
出身：イギリス・ロンドン
監督のエリザベス・バンクスは、現役の女優でこれまで『ハンガーゲーム』で奇抜なキャラクターで登場するなどなかなかの演技派。
３人のエンジェルたちのリーダーとして絡みます。
さて、もう一点、見どころというより「聞きどころ」は映画全編で流れる音楽。
【YouTube：チャーリーズ・エンジェル： サウンドトラック】
今作『チャーリーズ・エンジェル』のサウンドトラックを担当するのは、あのアリアナ・グランデ。
彼女にとっては、はじめてのエグゼクティヴ・プロデューサーとなり、アリアナ・グランデファンにも楽しみな映画となります。
「女スパイ」といえば、ちょっとシビアなイメージになりがちですが、とんでもなくコミカルで楽しいスパイ映画が期待できそうです。
14.『ザ・355』
『The 355』～女性だけの国際スパイコード～
「＃007」と聞けば、おのずと「ジェームズ・ボンド」という固有名詞に結びつきますが、本来は隠したスパイ名の代わりに付けたコード番号。
映画タイトル『The 355』、も同様の意味を持つコード番号です。
これは、18世紀のアメリカ独立戦争時代に存在した女性スパイのコードに由来します。
登場するのは、主演のジェシカ・チャステイン（アメリカ）以下、各国の選りすぐられた女スパイ5人。
ドイツ（ダイアン・クルーガー）、コロンビア（ペネロペ・クルス）、イギリス（ルピタ・ニョンゴ）、そして中国（ファン・ビンビン）。
本来スパイたちは、国同士が同盟国であるかどうかに関係なく、独立して工作活動を行うのが常。
しかし、今作では「世界規模で暗躍する共通の敵？」のために連携するという物語です。
主演のジェシカ・チャステインは、『ゼロ・ダーク・サーティ』でウサーマ・ビン・ラーディンを追い詰めたCIA職員を好演。
再びシビレさせてくれることを期待しましょう！
15.ジェシカ・チャステイン
●ジェシカ・チャステイン（Jessica Chastain）
誕生日：1977年3月24日
出生地：アメリカ・カリフォルニア
身長： 163 cm
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