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2021年の女スパイ映画『355』、ブームのシスターフッド映画とは?

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「シスターフッド」とは、女性間の連帯や共感をいう言葉です。

意味は、「これまで常に女性に対して権力を及ぼしてきた男性たちからいったん離れて,女性たちだけの関係の可能性を試してみようとする」(引用:コトバンク)とあります。

言葉そのものに目新しさはありませんが、今、ハリウッドではシスターフッド映画として、今、この女性の連帯感満載の映画が人気を呼んでいます。

言われてみれば、女性同士の連帯や、場合によっては共通の敵に立ち向かう映画をいくつも思い浮かべるのではないでしょうか。

時代の流れか、あるいは女性の映画ファンをさらに引き寄せる方策か。

最近のヒット映画から、2021年に公開予定されているものまで紹介したいと思います。

なお、冒頭の画像は『旅するジーンズと16歳の夏』(2005年)のワンシーン。

原題は、『The Sisterhood of the Traveling Pants』

「シスターフッド」と銘打ったルーツとも言える作品で、青春時代の懐かしい記憶とともに、かけがえのない友情を思い出す人もいるのではないでしょうか。

旅するジーンズと16歳の夏/トラベリング・パンツ 特別版 [ アンバー・タンブリン ]

感想(2件)


『スキャンダル』は、共通の「敵」に立ち向かった女性

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さて、最初に紹介する人気のシスターフッド映画は、大人の女性の現実的な連帯を描いた2020年のヒット作、『スキャンダル』です。

話題性が飛びぬけて高かった実話映画で、アメリカの大手ニュース社「FOX」で実際にあったセクハラ訴訟を扱っています。

FOX社は、絶大な権力をもつCEO(最高経営責任者)が、女性社員の処遇をちらつかせながらセクハラを日常的に行っていたひどい会社。

ベテランの元キャスター、グレッチェン・カールソン(ニコール・キッドマン)が最初に声を上げ、セクハラ訴訟を起こすという大胆な行動に打って出ます。

CEOが驚いたのは当然ですが、同様のセクハラ経験を経験した社内の女性社員たちに動揺が広がります。

現役の人気キャスター、メーガン・ケリー(シャーリーズ・セロン)までも訴訟に賛同、一大ムーブメントとなっていく様子が描かれています。

勇気ある、まさかの訴えが権力に勝訴するという、まさに共感と連帯のストーリーです。

『ハーレイ・クイン の華麗なる覚醒』は、ダークヒーローの物語

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https://www.facebook.com/BirdsOfPreyMovie/

シスターフッド映画は、女性たちの正義の連帯行動を描いた映画だけではありません。

『ハーレイ・クイン の華麗なる覚醒』は、主人公ハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)以下、鬱積した過去をもつ女性5人が登場。

ハーレイ・クインにいたっては、穏やかだった元精神科医がサイコパスになったという社会のハグレ者。

いわゆるダーク・ヒーローたちが集まり、チーム「BIRDS OF PREY」を結成。

彼女たちの虐げられてきたエネルギーは、社会的な巨悪に向けられていきます。

今作の制作は、主演もしたマーゴット・ロビーが担当。

たっての希望で女性ヒーローばかりを集めたと言われており、まさにシスターフッド映画となったわけです。

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『オーシャンズ8』は、女性だけの強奪犯罪チーム

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https://www.facebook.com/oceans8movie/

次に紹介する『オーシャンズ8』は、さらに極悪でまぎれもない「強奪犯チーム」の物語です。

完璧セキュリティの世界的ファッション祭典「METガラ」から、1億5千万ドルのカルティエ・トゥーサンを強奪しようとするもの。

刑務所から出所したばっかりのリーダー、デビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)が集めたのは「その道のプロ」8人。

まさに、鉄壁の連帯と信頼関係でヤマに挑みます。

彼女たちの、寸分たがわない絶妙な計画と連携はコミカルにさえ感じる仕上がり。

あまりの手際よさに溜飲の下がる映画です。

オーシャンズ8 [ サンドラ・ブロック ]

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国際スパイ映画『355』、仕掛けたのはジェシカ・チャステイン

 

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さて、最後の紹介するシスターフッド映画は、ジェシカ・チャステインサイモン・キンバーグ監督(「X-Men : ダーク・フェニックス」)がタッグを組んだ『355』(仮題)

「355」は、女スパイを示すコードナンバー。

『ゼロ・ダーク・サーティ』でCIA職員を演じたジェシカ・チャステインの着想で、世界的女性スパイを演じられる女優を集めたとのこと。

予定されているのは、アメリカ(ジェシカ・チャステイン)、スペイン(ペネロペ・クルス)、アジア(ファン・ビンビン)、アフリカ(ルピタ・ニョンゴ)、ドイツ(ダイアン・クルーガー)といったように、世界各国の諜報員を代表できるキャスト陣。

内容はまだ明らかにされていませんが、世界を股にかけて暗躍する女スパイたちの連携工作活動に照準が絞られた物語になりそうです。

なお、紹介のインスタグラムから、登場する各女優と監督にリンクが貼られていますので、ぜひご覧ください。

2021年1月15日の公開との予定。しばらくは、シスターフッドの傾向は続きそうです。

ゼロ・ダーク・サーティ [ ジェシカ・チャステイン ]

まとめ~まだまだあるシスターフッド映画~

シスターフッド映画は、洋画専門の月刊誌「スクリーン」で特集されています。

記事の一部にも参考にさせていただきました。

今記事で紹介した映画以外に、『ハスラーズ』『チャーリーズ・エンジェル』『ピッチ・パーフェクト』シリーズなど、気付かないだけでいっぱいあります。

邦画の『シスターフッド』は、タイトルはそのままです。

あわせてご覧下さい。

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