2021年の女スパイ映画『355』、ブームのシスターフッド映画とは?

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左から、ダイアン・クルーガー、ペネロペ・クルス、ジェシカ・チャステイン、ルピタ・ニョンゴ、ファン・ビンビン

「シスターフッド」とは、女性間の連帯や共感をいう言葉です。

意味は、「これまで常に女性に対して権力を及ぼしてきた男性たちからいったん離れて,女性たちだけの関係の可能性を試してみようとする」(引用:コトバンク)とあります。

言葉そのものに目新しさはありませんが、今、ハリウッドではシスターフッド映画として女性の連帯感満載の映画が人気を呼んでいます。

言われてみれば、女性同士の連帯や、場合によっては共通の敵に立ち向かう映画をいくつも思い浮かぶのではないでしょうか。

そんな中、最初に紹介したいのは2021年に公開予定の『ザ・355』です。

女性が主人公のスパイ映画はいくつかありますが、今作は国籍の異なる5人の女性スパイの連帯アクション映画です。

国際スパイ映画『355』、仕掛けたジェシカ・チャステイン

 

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今作『ザ・355』は、『ゼロ・ダーク・サーティ』でCIA職員を演じたジェシカ・チャステインの着想で、サイモン・キンバーグ監督「X-Men : ダーク・フェニックス」)とタッグを組んだ話題作です。

「355」は、女スパイを示すコードナンバーで、世界的女性スパイを演じられる女優を集めたとのこと。

そのメンバーとは、ジェシカ・チャステインペネロペ・クルスファン・ビンビンルピタ・ニョンゴダイアン・クルーガーの5名。

世界各国の諜報員を代表できるキャスト陣です。

彼女らが所属する国は、5人が並ぶ画像のバックにある国旗通り(左より)、ドイツ、コロンビア、アメリカ、イギリス、そして中国。

(画像引用:https://www.facebook.com/the355movie)

同盟国であるなしにかかわらず、スパイの工作活動はシークレットであり、目的によっては敵対国やライバル同士であったはず。

それが連帯していくのには理由がありました。

共通の敵と目的、取った連帯とは?

彼女たちが「連帯」へと踏み切る理由は、共通の敵と目的。

今回リリースされた予告編から見えるのは、世界規模の秘密組織によるテロ予測か、はたまた第三次大戦勃発回避か。

お互いに銃を向け合うスパイたち。

上司を説得したり、恋人に別れを告げる彼女たちを動かしているのが何かは不明な点が多くあります。

いずれにせよ、世界を股にかけて暗躍する女スパイたちの「連携工作活動」に照準が絞られた物語になりそうです。

 

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ジェシカ・チャステインの出演作一覧

ゼロ・ダーク・サーティ [ ジェシカ・チャステイン ]

シスターフッド(Sisterhood)映画、代表作の紹介!

最近でこそ、シスターフッド映画は有名になりましたが、原点となった映画はこれです。

タイトルに「The Sisterhood」とある『The Sisterhood of the Traveling Pants』

邦題は、『旅するジーンズと16歳の夏』(2005年)。

今、旬の人気女優ブレイク・ライブリーが注目された作品です。

「シスターフッド」と銘打ったルーツとも言える作品で、青春時代の懐かしい記憶とともに、かけがえのない友情を思い出す人もいるのではないでしょうか。

▶ブレイク・ライヴリーの出演映画一覧

旅するジーンズと16歳の夏/トラベリング・パンツ 特別版 [ アンバー・タンブリン ]

感想(2件)

セクハラ訴訟映画『スキャンダル』、共通の「敵」は?

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最近の本格的シスターフッド映画の代表は、大人の女性の現実的な連帯を描いた2020年のヒット作、『スキャンダル』です。

話題性に飛びぬけた実話映画で、アメリカの大手ニュース社「FOX」で実際にあったセクハラ訴訟を扱っています。

FOX社は、絶大な権力をもつCEO(最高経営責任者)が、女性社員の身分や処遇をちらつかせながらセクハラを日常的に行っていたひどい会社。

ベテランの元キャスター、グレッチェン・カールソン(ニコール・キッドマン)が最初に声を上げ、セクハラ訴訟を起こすという大胆な行動に打って出ます。

CEOが驚いたのは当然ですが、同様のセクハラ経験のある社内の女性社員たちに動揺が広がります。

現役の人気キャスター、メーガン・ケリー(シャーリーズ・セロン)までも訴訟に賛同、一大ムーブメントとなっていく様子が描かれています。

勇気ある、まさかの訴えが権力に勝訴するという、まさに共感と連帯のストーリーです。

参考記事:『スキャンダル』はセクハラ訴訟で20億円払った実話映画、真実は?


スキャンダル (予告編) 

『ハーレイ・クイン の華麗なる覚醒』は、ダークヒーローの物語

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https://www.facebook.com/BirdsOfPreyMovie/

シスターフッド映画は、女性たちの正義の連帯行動を描いた映画だけではありません。

『ハーレイ・クイン の華麗なる覚醒』は、主人公ハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)以下、鬱積した過去をもつ女性5人が登場。

ハーレイ・クインにいたっては、穏やかだった元精神科医がサイコパスになったという社会のハグレ者。

いわゆるダーク・ヒーローたちが集まり、チーム「BIRDS OF PREY」を結成。

彼女たちの虐げられてきたエネルギーは、社会的な巨悪に向けられていきます。

今作の制作は、主演もしたマーゴット・ロビーが担当。

たっての希望で女性ヒーローばかりを集めたと言われており、まさにシスターフッド映画となったわけです。

▶マーゴット・ロビーの出演映画一覧

【ポイント10倍】(オリジナル・サウンドトラック)/ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY:ザ・アルバム[WPCR-18321]【発売日】2020/3/4【CD】

『オーシャンズ8』は、女性だけの強奪犯罪チーム

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https://www.facebook.com/oceans8movie/

次に紹介する『オーシャンズ8』は、さらに極悪でまぎれもない「強奪犯チーム」の物語です。

完璧セキュリティの世界的ファッション祭典「METガラ」から、1億5千万ドルのカルティエ・トゥーサンを強奪しようとするもの。

刑務所から出所したばっかりのリーダー、デビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)が集めたのは「その道のプロ」8人。

まさに、鉄壁の連帯と信頼関係でヤマに挑みます。

彼女たちの、寸分たがわない絶妙な計画と連携はコミカルにさえ感じる仕上がり。

あまりの手際よさに溜飲の下がる映画です。

▶サンドラ・ブロックの出演映画一覧

オーシャンズ8 [ サンドラ・ブロック ]

感想(6件)

まとめ~まだまだあるシスターフッド映画~

シスターフッド映画は、洋画専門の月刊誌「スクリーン」で特集されています。

記事の一部にも参考にさせていただきました。

今記事で紹介した映画以外に、『ハスラーズ』『チャーリーズ・エンジェル』『ピッチ・パーフェクト』シリーズなど、気付かないだけでいっぱいありますよ!

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