HOLA!
コロナも落ち着き、脱マスクの方々もよく見かけるようになりましたね!
口元が見えたということでここいらで、ガハハと大笑いしませんか?
今回は、腹筋崩壊コメディ映画をご紹介いたします!
(冒頭画像:引用https://www.facebook.com/swissarmymanfilm/)
①『ハングオーバー 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』
あらすじ:仕方がないとしか言いようがない?
結婚を控えたダグと、親友の教師フィル(ブラッドリー・クーパー)、歯科医のスチュ、そして義弟の(おバカな)アランはバチェラーパーティを高級ホテルのスィートルームで過ごすことに。
翌朝目覚めると部屋は荒れ果て、浴室にトラがいて、誰の子か知らない赤ちゃんまでいる状況になっていました。
なにがどうなってそうなったのか見当もつかないくらいハングオーバー(最悪な二日酔い)状態の彼らは、昨晩なにをしたのか追跡。
登場人物みんながそれぞれストレスを抱えており、ありえないくらい飲んで羽目を外しすぎたのだから、この映画はもう「仕方がない!」としか言いようがない内容になっています。
スチュに関しては「よかったね!」と言いたくなる始末。
タイトルからして、想像がつく作品!
低予算ながらもそんなの感じさせないくらい笑かせていただけるコメディ映画のシリーズ1作目です。
アメリカの男性はバチェラーパーティと呼ばれる、結婚式の前に独身ラストパーティを男性の友人のみで行われバカ騒ぎをするという風習があります。
日本人女性からしたら、かなり嫌な風習ですね・・・。
こんだけ酔えて、あんだけ派手に暴れられるなんて、ある意味羨ましいと思える映画です。
是非、ハングオーバーしない程度のお酒を飲みながらのご鑑賞をおすすめ!
②『ヴィ―ガンズ・ハム』
フランス発、ブラックコメディ映画
コメディアン出身の監督は主演までしちゃったおもしろくないわけないブラックコメディ映画。
ちょーっとグロテスク場面もあるのですが、グロテスクグロテスクしていない撮り方をしているのも高評価です。
あらすじ:証拠隠滅にまさかの…
肉屋を営む夫妻は、お世辞にも仲が良いとはいえない二人。
そんな中、店がヴィ―ガンの若者たちに襲われます。
ある日、その若者の一人を見かけた夫は若者を殺してしまい、証拠隠滅のため遺体を解体してしまいます。
そして妻が間違えて解体した人肉を客に提供したところ、またたくまに人々は舌鼓を打ち、店は大繁盛することに…。
「ヴィ―ガンVSお肉大好き人間」、楽しいバトル!
いけてない夫婦がどんどんパリピになっていく様に思わず笑みがこぼれます
海外のコメディアン作品が好きで結構観るのですが、海外のお笑いってストレートでド真ん中を狙ってくるから美しいお笑いを見せてくれます。
対して日本のコメディアンの方の映画作品は難解な笑いを見せていただけるから、お笑いってすごい仕事だと本作品を観ても思いました。
なんでもまんべんなく食べましょう。
③『ショーン・オブ・ザ・デッド』
あらすじ:恋人を救うため、ゾンビ世界で奮闘!
イギリスのハンサムコメディ俳優、サイモン・ペッグ主演のゾンビコメディです。
先ほどのビーガンズハムもそうなのですが、ホラースプラッタもぎゃーぎゃー騒がなければコメディ映画になるんです。
電気屋に努める冴えないショーン(サイモン・ペッグ)。
ある日、街中がゾンビだらけの世界になっていることに気づきます。
冴えないを理由に振られた恋人を救うため親友とゾンビ世界で奮闘するというお話。
地球がどういう状況になっても落ち着け!
世界中で大人気になったドラマ『ウォーキングデッド』のシーンにもあったのですが、ゾンビの中をバレずに歩くにはゾンビになるしかないと。
ゾンビの腸などを身体に巻き付けて練り歩くというシーンがあるのですが、本作品も「ゾンビの物真似をする」シーンがあります。
これが爆笑。
食べられててもまだ喋ってるという、危機的状況の中での日常感がおかしくて最高の一作品!
地球がどういう状況になっても落ち着け、というのがよくわかります。
④『ロブスター』
あらすじ:独身は罪!?モテない奴には苦痛すぎる
こちら抱腹絶倒ではないのですが、よく考えたらハチャメチャすぎる設定でクスリッとくる系の映画です。
「独身は罪」、相手が見つからない場合は動物に変えられてしまうといった世界でのお話。
妻と離婚し独身になった男は、独身者の男女がお見合いするための「ホテル」に収容されます。
そこにいる人達が本当に本当に冴えなくて・・・。
マジでモテない奴には苦痛すぎる!という内容に思わずケタケタ笑いをしてしまいます。
もし自分なら、何の動物になる?
犬顔系俳優のコリン・ファレル主演。
コリンの映画は結構どれも面白いのでこちらも観ましたが、最高でした。
中年体系だけど顔は幼いコリンが可愛い。
そこで冷酷な女性と成立するのですが、この女性が怖すぎる・・・。
地獄すぎる婚活、頑張って相手を見つけ結婚するか、望んでない相手でも我慢して結婚するか、そうまでして結婚するくらいなら動物になって自由になるか・・・。
現代でも婚活の需要は高まっておりますが、果たして何が幸せなのか。
世界観もおもしろいので、もし自分なら何の動物になるか考えながら観てみてください。
筆者は「ぜったい犬」と思い鑑賞していたら、「犬猫は人気なの」とセリフに出てきて「やはり」と思いました。
⑤『スイス・アーミー・マン』
あらすじ:なんでやねん!の連発
無人島に流れつき絶望し自殺しようとした青年(ポール・ダノ)だったが、死体を見つけ、その死体が自分を希望へと導いていることに気づくというお話。
死体を水上スキーの板変わりにしたり、口から吹き出る水が飲料水になったりと「なんでやねん」の連発が続きます。
そこはダニエルとポール・ダノ、演技派なイメージの二人が全力でやってくれるから余計におもしろい映画になっています。
二人の名演技に感動!最後は泣けてくる?
魔法使いから死体までできる俳優に成長、ダニエル・ラドクリフの真骨頂!
ダニエル君は死体の役なのでセリフなしなのですが、その存在感がやはり元・魔法使いなだけあり輝いております。
ダニエルってポルノ雑誌を観て興奮しちゃう演技もしてくれるんだ!と感動しました。
また、ポール・ダノっていい俳優ですね。
筆者はかっこつけないでなんでも真剣に楽しそうに取り組んでいる俳優が好きなのでこの映画は特に魅力的でした。
この映画を観てなんだか少し泣けてくるあなたは相当お疲れ気味です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
笑うというのは活力に繋がるらしいですよ
是非お楽しみくださいねー!
NOS VEMOS
《ライター:なんじゅん》 クリックで担当記事一覧へ→
元舞台俳優・劇作家・現イラストレーター
中学生の頃から一人映画館をキめていたくらい大の映画好き。好きな映画は「髪結いの亭主」。
ポップコーンはバター多めで。
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