映画『宇宙戦争』や『アイ・アム・サム』といった大ヒット名作映画に出演し、天才子役と呼ばれた女優ダコタ・ファニング。
20代後半となったダコタは美しく成長し、実力派若手女優となって現在も大きな躍進をし続けています。
皆さんも一度は目にしたことがあるであろうダコタ。
2023年公開の注目作『ザ・ナイチンゲール』の情報も含め、今記事では彼女の魅力にフォーカスしてみました!
ダコタ・ファニング:プロフィール
●ダコタ・ファニング(Dakota Fanning)
誕生日:1994年2月23日生まれ
星座:うお座
身長:163cm
出身:アメリカ・ジョージア州
▶おすすめの代表作品
※ダコタ・ファニング主演の感動ロードムービー!
史上最年少でSAGにノミネート!アメリカ最強の女優爆誕
ジョージア州出身のダコタは、子供の頃にCMオーディションに合格しデビューを果たしました。
2001年公開の大ヒット映画『アイ・アム・サム』に出演し、ショーン・ペン演じる知的障害を持つ父親の娘・ルーシーを演じると一気にその高い演技力が評価され、各新人賞を総なめ。
天才子役としてその名が知れ渡ることに。
さらにダコタは、全米映画俳優組合賞(SAG)に7歳でノミネートされたこともあり、史上最年少での記録を作ったことも話題となりました。
映画『宇宙戦争』への出演も印象的で、映画女優としてのイメージが強いですが、映画だけでなく海外ドラマにも多数出演。
当時10歳前後でありながらも信じられないほどハイレベルな演技力が絶賛され、「米国最強の女優」と呼ばれる大人気スターに。
また、ダコタの妹であるエル・ファニングも女優であり、2人はダコタ姉妹と呼ばれ、日本でも愛されている存在です。
台本を覚えるのが猛烈に早い!大物俳優に○○をプレゼント?
天才子役だったということもあり、ダコタは子供の頃から卓越した記憶力があることでも知られています。
台本を読むと共演者の誰よりもすぐに覚えるので、周囲を驚かせることもしばしば。
そのため撮影中に時間が空くこともあるため、8歳の頃から撮影の合間に編み物を編むことの楽しさを覚えるようになり、ハンドメイドに夢中になっているのだとか。
これまで一緒に仕事をしたほぼ全ての監督のためにマフラーを編んだこともあるそうで、共演者には手作りのものをプレゼントすることも。
ユアン・マクレイガー、ロバート・デ・ニーロ、デンゼル・ワシントン、トム・クルーズはダコタが作ったマフラーを持っているのだそう。
子役の頃から周囲への気遣いが出来るなんて、大人顔負けですよね。
特報:映画『ザ・ナイチンゲール』、姉妹が本格的初共演!
ダコタは妹で女優でもあるエル・ファニングと大の仲良し。
インスタグラムにも度々2ショットが掲載されたり、イベント等にも共に出席したりと仲睦まじい姉妹としても知られています。
そんなダコタ姉妹が2023年公開予定(全米)の最新作『ザ・ナイチンゲール』で、姉妹役として共演を果たすことになっており、大きな注目を集めています。
映画『ザ・ナイチンゲール』は、クリスティン・ハナ(Kristin Hannah)のベストセラー小説を原作とし、第二次世界大戦下のフランスで強く生き抜く若き姉妹を描いた物語。
The Nightingale(Kristin Hannah ) ナイチンゲール(クリスティン・ハナ)
2人は性格や置かれた状況が全く異なる、姉のヴィアンヌと妹のイザベルを演じます。
ダコタとエルは、これまでにカメラの前で互いに台詞を言い合うことがなかったため、本格的に共演出来る“宝”のような作品に出会えたことをとても喜んでいると語っています。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、一時は撮影がストップしていたものの、2023年の公開を予定していることも明らかとなっているので、今から2人の共演を楽しみにしたいところです。
ダコタにとってもエルにとってもターニングポイントの作品となりそうですね!
●エル・ファニング(Elle Fanning)
誕生日:1998年4月9日生まれ
星座:おひつじ座
身長:175㎝
出身:アメリカ・ジョージア州
▶おすすめの代表作品
参考記事(by Yuuri):エル・ファニング『ネオン・デーモン』の見どころ、ファッションも映画も贅沢に楽しめるおすすめ作品
これだけは観ておきたい!主演映画『500ページの夢の束』
映画タイトル | 『500ページの夢の束』 |
原題 | Please Stand By |
監督 | ベン・リューイン |
出演 | ダコタ・ファニング、トニ・コレット、アリス・イヴ、リヴァー・アレクサンダー、マーラ・ギプス、ジェシカ・ローテ他 |
公開日 | 2017年 【YouTube:予告編】 |
あらすじ:自閉症抱える少女がL.A目指す物語
『スター・トレック』の大ファンで、熱意と知識ならだれにも負けない主人公ウェンディ(ダコタ・ファニング)。
彼女は自閉症を抱えており、唯一の肉親である姉とも離れて暮らしています。
ウェンディの趣味は、自分が考えた『スター・トレック』の脚本を書くこと。
バイトをしながら過ごしていたある日のこと、ウェンディは『スター・トレック』の脚本コンテストが開催されることを知り、応募することに。
ようやく脚本を書き上げたものの、締切の日が迫っており、郵送では間に合わないことに気付きます。
ウェンディは脚本を直接届けるために、施設を飛び出し、愛犬ピートと共にロサンジェルスを目指して旅立ったのですが…。
見どころ:ダコタの真髄が見られる感動ロードムービー
ダコタの繊細かつ迫真の演技を隅々まで堪能出来る作品といえば、自閉症を抱えたスター・トレックオタクの女性を熱演した『500ページの夢の束』。
自閉症という、一概にはまとめられない難しい役柄を分かりやすくダコタが真摯に演技。
自閉症について知識がなかったり、接する機会がない方でもスッと入りやすい演技を見せてくれています。
目の動かし方、癇癪を起こした時の言動など、ありとあらゆる細かい部分までダコタの洗練された真に迫る演技力が輝く作品です。
ひとつひとつの壁を乗り越える、その姿に勇気をもらえる!
本作ではスター・トレックの脚本コンテストに応募するためにウェンディがロサンゼルスへ一人旅、というストーリーを重くなりすぎずポップに描いています。
健常者でもヘトヘトになりそうな旅に自閉症を抱えたウェンディが愛犬と共に挑むには、あまりにも遠すぎる道のり。
おまけに道中では様々な困難や試練が彼女を待ち受けており、ハードルは急激にアップ。
「どうやって目的地にたどり着けるんだろう?大丈夫かな」というハラハラ感や不安を感じながらも、ウェンディはひとつひとつの難関を乗り越えていきます。
ダコタの圧巻の演技、さらに好きになるハズ!
夢を叶えたいという確固たる意思が素晴らしく、好きなものに対してこれだけの情熱を注げる彼女はオタクとしてもめちゃくちゃ強すぎる!と、思わず拍手を送りたくなるレベル。
自閉症の女の子を主人公にした物語ではありますが、実はそういったテーマは二の次であり、一人の人間としての強さを描いた作品になっています。
例え夢が叶わなかったとしても、その道のりで乗り越えた試練は必ず自分の糧や強さになっているというメッセージ性にきっと励まされるはず。
決して諦めないウェンディの、真っすぐでピュアなその心に是非とも触れてみてください。
また、上記でも述べたようにダコタの圧巻の演技を見たら、間違いなく彼女のことをさらに好きになること間違いナシです。
愛犬ピートとのキュートなコンビにもご注目あれ!
まとめ
『ザ・ナイチンゲール』の映画公開を控え、今後もますます活躍するであろうダコタ。
演技はもちろんですが、キュートなビジュアルやほんわかした人柄も魅力的で常に多くの人々の注目を集めています。
素敵な女優として成長し続けるダコタからこれからも目が離せなくなることは必至!
《ライター:Yuuri》
読者の皆さんこんにちわ。ライターのYuuriと申します。
アクション映画を好み、エマ・ストーンとクロエ・グレース・モレッツをこよなく推してます。
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