英語学習中のライター「すどうゆき」です!
どうせ英語学習をするなら楽しく継続していきたいですよね。
今回は、ガン宣告を受けた青年の実話を基にしたコメディ映画『50/50 フィフティ・フィフティ』(11)を通してヘルスケアに関係する英語を学んでいきましょう!
(冒頭画像:引用https://www.facebook.com/5050Movie/)
映画『50/50 フィフティ・フィフティ』:あらすじ
「酒もタバコもしない!」いたって普通な生活を送る青年アダムは、突然のガン宣告に大ショック。
調べたところ、5年後の生存確率は50%。
周りの人間にガン患者であることを告げると、皆の態度は一変してしまう。
しかし、ふざけてばかりだが面倒見のいい親友カイルだけはアダムと変わらない関係でいてくれる。
カイルの支えもあり、アダムは「生存確率50%」を前向きに捉えていこうとするが…
主人公アダムを演じるのは『(500)日のサマー』『インセプション』の実力派俳優ジョセフ・ゴードン=レヴィット。
アダムの親友カイルを『ナイトビフォア 俺たちのメリーハングオーバー』のセス・ローゲンが持ち味であるユーモアあふれる演技で熱演。
また、献身的にアダムを支えるセラピスト役を『マイレージ、マイライフ』のアナ・ケンドリックが演じる。
●ジョセフ・ゴードン=レヴィット(Joseph Gordon-Levitt)
誕生日:1981年2月17日生まれ
星座:みずがめ座
身長:177㎝
出身:アメリカ・カリフォルニア
▶おすすめの代表作品(管理人・選)
「ヘルスケア」覚えておきたい、こんな英語セリフ
1.「たばこも酒もやらない。」
主人公アダムが、ガン宣告を受けたときのリアクションから。
簡単そうな言葉だけれど、案外「何ていうんだろう?」となるのではないでしょうか。
こちらは、
“I don’t smoke. I don’t drink.”
このように伝えます。
「ふだんの習慣については現在形で表現する」、と覚えておきましょう。
2.「生存率」って、なんという?
あまり使う機会がやってこないほうがいいような気がする単語ですが…
Survival Rate(Estimates)
例えば、”five-year survival rate:80%“だと、「5年生存率80%」となります。
rateの代わりにestimatesが使われることもあります。
●セス・ローゲン(Seth Rogen)
誕生日:1982年4月15日生まれ
星座:おひつじ座
身長:180cm
出身:カナダ・ブリティッシュコロンビア州
▶おすすめの代表作品(管理人・選)
※シャーリーズ・セロンとのナイス・ツーショット!
3.「気分はどう?」
医学生のセラピスト、ケイティ―(アナ・ケンドリック)の台詞から。
“How do you feel right now?”
相手の体調、調子を聞きたいときにはこれ!
身体的、精神的、どちらに対しても使えます。
答え方は“I’m good.“(良い感じだよ)、 “I’m feeling better now.”(良くなってきたよ)といった表現ができます。
●アナ・ケンドリック(Anna Kendrick)
誕生日:1985年8月9日生まれ
星座:しし座
身長:157㎝
出身:アメリカ・メイン州
▶おすすめの代表作品(管理人・選)
ピッチ・パーフェクト (予告編:Amazon) (サントラ:楽天)
※最初は「かわいい」キャラで登場。ところが悪友と昼飲みするうち意外な顔が見え隠れする「悪カワ」キャラ?
4.「病院は誰だって苦手だよ。仕方ないから来るだけさ。」
主人公アダムと同じ病院に通う闘病仲間の台詞から。
“Nobody likes going to the hospital. That’s not why people go.”
「誰だって苦手」を「ゼロ人が好き」という風に表現するのが英語っぽい考え方ですね。
また、「理由はそれじゃない」は「That’s not +WHY~」とするのがネイティブっぽい言い回し。
WHYの部分はWH名詞節で置き換えると他にもいろいろ表現できます。
たとえば、
“That’s not what I mean.”(そういう意味じゃないよ)
“That’s not who he’s talking about.”(彼が今話しているのはその人のことじゃない)
といった感じです!
5.「感染するものじゃないよ。」
こちらは自信のガンについて説明するアダムの台詞から。
“It’s not contagious.”
contagious=感染性の
ここ数年流行りのウイルスはhighly contagious disease =伝染性の高い病気、と表現できますね!
まとめ
以上、『50/50 フィフティ・フィフティ』に学ぶ、生きた英語をご紹介してきました!
本作のアダムのように、人は病気になると、程度はあれどそれまでの日常生活から切り離されます。
社会人であれば仕事から距離を置く場面が出てくると思いますが、そんな時は自分の環境を見直すチャンスでもあります。
ところで昨今やたらと「〇〇力」がもてはやされ、「自分にはこの能力が足りない」と感じて、日々能力パロメーターを伸ばすことに追われている…という社会人の方は多いのではないでしょうか。
なぜそのような「実体の掴めない能力レース」にわたしたちが身を投じさせられているのか、やさしく紐解くような一冊を紹介します。
病気になった時でも、健康な時でも、たまに自分の置かれている状況を俯瞰して、社会のしくみについて考えてみるのはいかがでしょうか。
■ライター:すどうゆき おすすめ本
※前職では「使えないやつ」が、現職では「優秀」になるのはなぜ?移ろいがちな他人の評価が、生きづらさを生み出す能力社会。ガン闘病中の著者が、その実態を教育社会学と組織開発の視点でときほぐし、他者とより良く生きる方法を模索する。【引用:Amazon】
※著者:勅使川原 真衣
てしがわら・まい:1982年横浜生まれ。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。BCG、ヘイ グループなど外資コンサルティングファーム勤務を経て独立。2017年に組織開発を専門とする、おのみず株式会社を設立し、企業はもちろん、病院、学校などの組織開発を支援する。二児の母。2020年から乳ガン闘病中。
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