
『アベンジャーズ』シリーズ、そして『ブラック・ウィドウ』と人気を不動にした実力女優スカーレット・ヨハンソン。
最近では、『ジュラシック・ワールド リバース』への出演と話題が続きます。
これまで様々な役をこなしてきたスカーレット・ヨハンソンですが、やっぱり魅力はしなやかでバネのあるアクション映画です。
そんな中で今回紹介するのは、彼女が30代のパワフルなアクション代表作ともいえる『ゴースト・イン・ザ・シェル』です。
あらすじを紹介しながら、作品の魅力を解説していきましょう。
(冒頭画像:引用https://www.facebook.com/GhostInTheShellMovieOfficial/)
あらすじ:サイバーテロリストと闘うミラ少佐!

今作が話題になった大きな理由は、マニアの間では有名な士郎正宗のコミックが原作だったことです。
また、押井守監督が映画化したSFアニメの傑作『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』が、ハリウッドで実写化されたのです。
「脳」だけを唯一生身の人間として人工的な殻(=SHELL)の中に残し、あとは義体化して完成させた公安部戦闘員、ミラ・キリアン少佐(スカーレット・ヨハンソン)の話です。
所属する軍需企業ハンカ・ロボティクス社の野望に合わせて、サイバーテロリストと闘うのが彼女の使命でした…。

●スカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson)
誕生日:1984年11月22日生まれ
星座:いて座
身長:160㎝
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完璧な義体の戦闘員、生んだのは軍需産業

脳とつながった完璧な義体の戦闘能力は素晴らしく、ミラ少佐の前に敵がいないことは劇中の数々の鮮やかなシーンが証明してくれます。
彼女の生みの親は、軍需産業ハンカ社のオウレイ博士(ジュリエット・ビノシュ)。
ミラ少佐の信頼が厚く、戦闘中に生じる損傷はいつも彼女に修復してもらっていました。
ただ、ミラ少佐は時折フラッシュバックする不可解な映像に悩まされていました。
体の完全義体とは別に、それは「人間脳」だからこそ持つ、少佐の過去の悩ましい「記憶」だったのです。

●ジュリエット・ビノシュ(Juliette Binoche)
誕生日:1964年3月9日生まれ
星座:うお座
身長:168㎝
出身:フランス・パリ
※日本の是枝裕和監督がフランスの二大女優を迎えて制作した話題作です。
ヒューマノイド映画、共通テーマは「人間性」
オウレイ博士は、ミラの悩みを脳と義体の不具合による「バグ」だと片付けます。
しかし、このフラッシュバックは、後々ミラ少佐が自身のルーツ探しのキッカケと繋がっていきます。
ルーツ探しというテーマは、映画『バイオハザード』シリーズの主人公・アリスも、『ブレードランナー』のレプリカント(人造人間)レイチェルも同様にみられるテーマです。
未来社会のヒューマノイドやロボットを描く映画は、高度なテクノロジーと相対する「人間性」が共通テーマといえるかもしれません。
「人間脳をもった義体」だから?気付いたこととは
「ハンカ社と組めば破滅する」?操作されている記憶…

公安部とハンカ社の指示に従い、テロリストを殺すことだけが仕事のミラ少佐。
しかし、ある時容赦なく破壊した同類ロボットが最後に発した一言、「ハンカ社と組めば破滅する」がずっと引っかかっています。
また、自分の記憶が誰かに操作されていることに気付いたミラ少佐は、公安部を陰で操るハンカ社を疑い初めることに。
「人間脳をもった義体」は、所詮、ハンカ社の「武器」に過ぎないことを知ってしまうのでした…。
生みの親・オウレイ博士、ミラに残したメッセージ

軍需企業ハンカ社は、ミラの製作に完成する前に、オウレイ博士にいくつもの試作品を作らせていることが判明します。
真相を知られたハンカ社は、ミラを廃棄処分するようにオウレイ博士に指示。
しかし、ミラに対して親に似た愛情を持っていた博士は、自分の命と引き換えにミラを逃がしてあげたのです。
その時、オウレイ博士がミラに残したメッセージがありました。
ミラがメッセージに従い訪れた某所で出会った中年女性、そこで彼女が語る娘「草薙素子」の話に、ミラ少佐が迷わず直感したものがありました…。
まとめ:CGをふんだんに使用、キレイな映像を楽しむ!

なにかとミラ少佐をかばう公安部の責任者・荒巻部長(北野たけし)、草薙素子の母親(桃井かおり)が日本人キャストとして登場し話題になりました。
スカーレット・ヨハンソンとの組み合わせが新鮮です。
また、CGをふんだんに使った映像もすごくキレイで楽しめる映画となっています。
ぜひ、見て下さい。
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