スカーレット・ヨハンソンの30代の代表作は、キレ切れのアクションをたっぷり魅せてくれる作品が多くあります。
彼女のしなやかな身のこなしと、インパクトのある劇中キャラクターはまさにアクション映画の代表にピッタリです。
「スカヨハのアクション」と言えば、『アベンジャーズ』シリーズや『ゴースト・イン・ザ・シェル』などが有名ですよね。
しかし、今回紹介する映画『ルーシー』は、それらとは一味も二味も違ったスカヨハ・ワールドが堪能できます。
なんと科学的なアプローチから脳の覚醒に言及した、人間の潜在能力がテーマの必見作品です。
映画『ルーシー』は、脳科学がテーマに!
人間が持っている脳細胞は、約140億個あるといわれます。
しかし、死ぬまで使うのは約10%程度とか。
脳科学の権威者ノーマン博士(モーガン・フリーマン)は、聴衆者を前に持論の講演をしていました。
しかし、なんらかの作用でそれが20%、30%と覚醒していったら人間はどうなるのか。
相手の行動が読め、さらにはすべての物質の支配、そして空間や重力のコントロールまで可能というのです。
そんな人間が、主人公ルーシー(スカーレット・ヨハンソン)に突如起こるというストーリーです。
いったいルーシーに何が起こったのか、そして彼女は究極的にどうなっていったのでしょうか?
奇想天外なシチュエーション、しかし、見ようによっては科学的な可能性も想起させてくれるそんなSF作品に仕上がっています。
●モーガン・フリーマン(Morgan Freeman)
誕生日:1937年6月1日生まれ
星座:ふたご座
身長:188㎝
出身:アメリカ・テネシー州
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※名作中の名作。人生テーマの最高傑作で一度は見ておきたい作品です。
映画『ルーシー』:あらすじと見どころ
1.麻薬の取引抗争の犠牲
何気なく立ち寄った台北のホテルで、いきなり拉致をされるルーシー。
彼女を狙ったのはMrチャンが仕切るマフィアの麻薬組織で、目的は彼女を新種麻薬の「運び屋」にするためでした。
眠らされた後、ホテルの一室で目が覚めたルーシーが感じたのは、下腹部に感じる妙な違和感。
そっと触れてみると、その手は血で真っ赤に滲んでいたのです。
2.再び拷問にさらされるルーシー
ルーシーは、自分が「運び屋」にされたことなんて知る由もありません。
ただでさえ自身の状態が呑み込めない中で、彼女は再び襲われることに。
今度は、麻薬の横取りを狙う別組織の連中で、ルーシーを運び屋と目を付け自らのアジトに監禁してしまいます。
3.最後のひと蹴りで激しく痙攣
アジトではルーシーから麻薬の入手ルートを得ようと、屈強な男たちによる容赦のない拷問が続いています。
何も知らないルーシーは殴られる一方で、答えようがありません。
瀕死状態となったルーシーの下腹部めがけて、最後は強烈なひと蹴り!
ルーシーは激しく痙攣を起こしてのた打ち回ります。
とその時、何かが弾けたようにルーシーは体中にみなぎる力を感じるのでした。
●スカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson)
誕生日:1984年11月22日生まれ
星座:いて座
身長:160㎝
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4.ルーシーとノーマン博士の対面
ルーシーは、自分の体の中で何が起こったのかわかりません。
しかし、不思議なことに次第に相手の行動が読め、確実に相手を制することできるようになった自分に驚きます。
同時に、自分に縦横無尽の検索が可能なインターネット並みの知識量があることも確信。
ルーシーは、その知識で自分に今起こっていることを調べると、たどり着いたのはあの脳科学者ノーマン博士の理論だったのです。
「ノーマン理論」が生身の人間で実現!
とにかく、脳が膨張するにつれルーシーが屈強になっていく能力描写はすごい!
彼女を陥れた連中を次々と退けます。
この時、彼女はすでに人間を超えていたのかも?
まとめ:AIに頼らなくても、人間の脳開発が先?
ルーシーこと、スカーレット・ヨハンソンのキレキレのアクションは見もの。
『ゴースト・イン・ザ・シェル』も合わせて見るともっと面白い!
昨今は、AIが人間にとって代わる話ばかり。
しかし、AIに頼らなくても人間脳のとてつもない可能性を予言してくれる本作はある意味では目から鱗かも?
人間の脳科学については未開のことが多く、脳の不思議に興味のある人にはぜひおススメです!
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