ゴジラ対コング!日・米映画にルーツを持つ巨獣決戦!
『ゴジラ』といえば、かつて日本の映画会社「東宝」が配給する伝統的特撮映画だったのですが、今やハリウッドでバージョンアップされ世界ブランドとなりました。
一方、『キング・コング』のルーツはアメリカ。
2005年のナオミ・ワッツ主演の映画で、エンパイアステートビルに昇ったキングコングのシーンはあまりにも有名ですよね!
さあ、そのゴジラとキング・コングが映画『ゴジラvsコング』となって一騎打ちしたのは2021年夏!
まだ記憶に新しいのではないでしょうか。
しかし、ここにきて両巨獣のエネルギーが沸点に届こうとしているのか、両巨獣が覚醒しつつあるというではありませんか!
今記事では、まずは映画『ゴジラvsコング』を振り返ってみたいと思います。
(画像引用:https://www.facebook.com/KongSkullIsland)
初のハリウッド進出「小栗旬」、レン・セリザワに
昨今のハリウッド映画は、製作国やキャスト・スタッフの出身国の多様性が広がっています。
しかし、それでも日本はまだまだこれからといったところ。
有名作品のキャスト面では、渡辺謙、真田広之など一部の俳優に限られています。
また、映画テーマも「サムライ」や「太平洋戦争」がらみでの出演が多いのも特徴です。
そんな中、今作『ゴジラvsコング』は、ジャパニーズ・ブランドの拡販、そして新たに日本人俳優「小栗旬」が起用されるという、注目すべき作品ではないでしょうか。
しかも、前作を引き継ぐ「続編」となり、ますます今後への期待が膨らみます。
人気の前作を引き継ぐ、『ゴジラvsコング』
『ゴジラvsコング』は、「ゴジラ」と「キング・コング」のそれぞれの前作があり、今作で融合し続編となります。
まず、「ゴジラ」の前作は、『GODZILLA ゴジラ』(2014年)及び『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』。
いずれの作品も、渡辺謙演じる「芹沢 猪四郎」(ゴジラを研究する生物科学者)が、日本のゴジラ映画を引き継ぐ形で登場しています。
そして、「小栗旬」が演じる人物は、 「レン・セリザワ」(芹澤蓮)。
そう、「芹沢 猪四郎」の息子として登場し父親の遺志を引き継ぐかたちとなります。
一方、「キング・コング」の前作は、『キングコング: 髑髏島の巨神』。
「髑髏島」は人工衛星ではじめて発見された南太平洋の孤島で、特殊な環境下の島だったため未確認の巨大生物が生息していました。
特別調査隊が編成され、発見されたのが「キング・コング」でした。
コングは島の生態系の頂点に「超大型類人猿」として君臨していたのです。
壊滅的に破壊された地球で、再び動き出すゴジラ
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』では、巨大怪獣たちの格闘によって壊滅的な被害を被った地球も、一旦は平穏になったかのようです。
頂点に立ったはずのゴジラ、しかし、その怒りはおさまっていなかったのか再び深海から姿を現します。
突如襲われたのは、フロリダのハイテク企業「エイペックス社」。
危機を感じた怪獣調査の特務機関モナーク社と、襲われたエイペックス社は急きょ対策チームを編成します。
メンバーは、地質学者ネイサン・リンド博士(アレキサンダー・スカルスガルド)、人類言語学者アイリーン博士(レベッカ・ホール)、そしてエイペックス社の次世代技術者レン(小栗旬)など。
●アレキサンダー・スカルスガルド
誕生日:1976年8月25日 (おとめ座)
身長: 194 cm
出身:スウェーデン・ストックホルム
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※ニコール・キッドマンやリース・ウィザースプーン主演で大人気となったドラマシリーズ。キッドマンの夫役で、ドラマの進展になくてはならないキーマンとなります。
髑髏島から連れ出された「キング・コング」
メンバーは、ゴジラを鎮める方法として、巨大怪獣のルーツと思しき深海の「地底空洞」へ送り返すことを模索します。
アイリーン博士は、髑髏島のコングを研究してきた人物で、深海の空洞を探るためコングを連れ出せないかと計画します。
しかし、その実行途中でまさかの事態が発生。
ゴジラとコングが遭遇してしまうという、予期せぬことが起こってしまったのです…。
●レベッカ・ホール(Rebecca Hall)
誕生日:1982年5月19日(おうし座)
身長:178cm
出身:イギリス・ロンドン
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問われ続ける、「怪獣」は人類の敵か味方か?
人類が生き残れるかどうかの境目でメンバーが目にしたのは、いみじくもゴジラ対コングという史上最強同士の激突でした。
二つの怪獣を取り巻く人間たち、そして怪獣と交流ができる子どもを含め様々な思惑が交錯します。
はたして怪獣は人類の味方にできるのか、はたまた脅威であり続けるのか。
エイペックス社の若き技術者レン・セリザワの秘めた思いとはなんだったのでしょう。
答えは、2024年公開の『ゴジラxコング:ザ・ニュー・エンパイア』に持ち越されるのでしょうか?
参考記事:モンスターバース新作『ゴジラ×コング 新たなる帝国』、映画タイトルに注意!『vs』から『x』へ
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