楽しい魔法に溢れたディズニーランドの中で、怪しい雰囲気を漂わせる洋館……。
「ホーンテッドマンション」は、※ディズニー版お化け屋敷として根強い人気を誇るアトラクションです。
そんなホーンテッドマンションがついに実写映画化!
アトラクションファンならグッとくる再現シーンや、物語を盛り上げるクセ強キャラクターまで、作品の見どころを一挙に解説します。
(冒頭画像:https://twitter.com/HauntedMansion)
あの人気アトラクションを、コミカルに再現!
※ディズニー創立100周年の節目に公開される実写映画『ホーンテッドマンション』。
この作品を観れば、まるでアトラクションに乗っているかのような恐怖と笑いの感覚を味わえるとか……。
まさにディズニーの「エンターテイメント」が凝縮された作品になっているんです。
ホーンテッドマンションの魅力といえば、ただ怖くてびっくりするお化け屋敷ではなく、ストーリー性がありどこかお茶目なゴーストが登場するところ。
実写映画ではどのようなストーリーが展開するのでしょうか?
あらすじ:呪われた洋館に、隠された秘密
新生活を始めようとニューオリンズへやってきた医師・ギャビー(ロザリオ・ドーソン)と息子のトラヴィス(チェイス・ディロン)。
親子は豪華な洋館を破格の値段で手に入れて暮らし始めます。
しかし美味い話にはウラがあるもので、2人は洋館で数々の怪奇現象を体験するハメに。
助けを求めてギャビーは神父(オーウェン・ウィルソン)に連絡します。
親子を助けるべく、超常現象専門家(ラキース・スタンフィールド)、霊媒師(ティファニー・ハディッシュ)、歴史学者(ダニー・デヴィート)を招集した神父。
しかし集まった4人はどいつもこいつもワケアリばかり!
風変わりなゴーストたちのサプライズが繰り広げられる中、親子は洋館に隠された悲しい真実に気づいてしまうことに……。
■大人気アトラクション「ホーンテッドマンション」を解説!【管理人・選】
※ディズニーランドの大人気アトラクション「ホーンテッドマンション」がどんなふうに作られたのか、あなたは知っていますか?カリフォルニア、フロリダ、東京にある「ホーンテッドマンション」。そして仕様を変えて登場したパリの「ファントム・マナー」と香港の「ミスティック・マナー」。それら5つの違いや製作の舞台裏を、たっぷりの貴重な写真やアート、さまざまなディズニー・レジェンドたちのエピソードとともに解説!天井が伸びる肖像画の部屋や、ゲストのバギーに乗り込んでくるゴーストたち…。あの有名なトリックの誕生秘話をはじめ、アトラクションの小道具に秘められた「意味」など、この本を読めばすべてがわかる、まさにファン必携の一冊です。【引用:Amazon】
いつかは行きたい 一生に一度だけの旅 世界のディズニー パーク&リゾート 100の楽しみ方
※【ディズニー100周年記念】期間限定。(中略)ディズニー初心者にも、熱烈なファンにも、やりたいことリストをチェックしたい長年のファンにも絶対役立つ充実の内容。
シミエン監督、「ホーンテッドマンション愛」が炸裂
本作でメガホンを取ったのはジャスティン・シミエン。
『バッド・ヘアー』というホラー映画の監督を務めた人物ですが、まだまだ長編作品は少ない新人監督です。
実はジャスティン・シミエン監督、かつてはカリフォルニアのディズニーランドでキャストとして働いていたという経歴の持ち主!
休憩中にはよくホーンテッドマンションに乗っていたというから、その愛はひとしおでしょう。
彼にしか再現できない細かい演出が散りばめられていることにも期待できます。
何カ所気づく?アトラクションの再現シーン!
特別映像からもわかるように、ジャスティン・シミエン監督はアトラクションの世界観を何よりも大切にしています。
だからこそ、作中には再現度がすごすぎる「アトラクションのあのシーン」がいくつも登場!
予告編の中だけでも何個もアトラクションの再現が登場するのですが、みなさんは気が付きましたか?
私「もな」が発見したのはこちらの7個!
- どこまで続くかわからない廊下と蝋燭
- 3人のヒッチハイカー・ゴースト
- 高いハットを持つハットボックスゴースト
- 水晶玉に浮かぶマダム・レオタ
- たくさんの本が置かれた書斎
- 奇妙な肖像画が飾られた伸びる部屋
- ゴーストが飛び出すオルガン
洋館で暴れる椅子のシーンも登場していましたが、まるでホーンテッドマンションでゲストが乗る動く椅子のようで面白いですよね。
映画本編ではこれらのアトラクション再現シーンがどのように描かれ、どんな展開が待っているのか、期待に胸が膨らみます。
ゴーストよりもクセ強!主要キャラクターの紹介
アトラクションさながらの再現度で登場するゴーストたちはもちろん注目ポイント。
一方で、そんなゴーストを上回るほどのクセ強キャラクターが集結しているのも実写映画『ホーンテッドマンション』の楽しいところ。
気になる主要キャラクターを紹介します。
ロザリオ・ドーソン:(役)ギャビー
医師でシングルマザーのギャビーは息子・トラヴィスとともに洋館へ引っ越してきて、次々と怪奇現象に巻き込まれていきます。
本作の主人公とされるギャビーを演じるのは、ロザリオ・ドーソン。
『メン・イン・ブラック2』のローラ役や『レント』のミミ役で知られる女優さんですね。
ホーンテッドマンションのアトラクションには登場しないオリジナルキャラクターなので、どのように活躍するのか楽しみです。
オーウェン・ウィルソン:(役)ケント神父
ギャビーに助けを求められ、洋館にやってくる神父・ケント。
予告編ではどこか間の抜けたコミカルなセリフ回しをしており、ギャグ担当だと思われるキャラクターです。
演じるオーウェン・ウィルソンは、俳優として様々な役を演じ分けるだけでなく、脚本家としても活躍している人物。
『インターンシップ』をはじめとしたコメディ映画にも数多く出演しているので、本作でどんなクセ強演技を見せてくれるのか期待大です。
ダニー・デヴィート:(役)ブルース教授
ケントと共に洋館にやってくる歴史学者のブルース教授。
演じるダニー・デヴィートの代表作といえば、『バットマン リターンズ』。
ティム・バートン版『バットマン』の続編で、ジョーカーと並ぶ人気ヴィランのペンギンを演じていました。
他にも『レインメイカー』など数多くの映画に出演してきた実力派です。
ラキース・スタンフィールド:(役)ベン
こちらもケントに召集されるエキスパートの1人、ベン。
彼は超常現象の専門家です。
演じるラキース・スタンフィールドは、『ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償』で主人公に抜擢されたことで話題になった俳優さんです。
ティファニー・ハディッシュ:(役)ハリエット
霊媒師のハリエットもまた、予告編の中でコミカルなシーンが登場しています。
真面目に霊視をしているはずなのになんだか間抜けなことを言っている……彼女もギャグ担当になるのでしょうか?
演じるティファニー・ハディッシュはコメディ映画『ガールズ・トリップ』のメインキャストの1人に抜擢され、アメリカの人気コメディ番組『サタデー・ナイト・ライブ』ではホストを務めていました。
生粋のコメディエンヌと言える彼女が、ゴーストとどんな掛け合いをするのか見どころです。
ジェイミー・リー・カーティス:(役)マダム・レオタ
ホーンテッドマンションのアトラクションで出てくる、水晶の中に浮かぶ不気味な女性マダム・レオタ。
アトラクションの中では降霊術師としてゴーストたちを呼び出すというキャラクターなのですが、実写映画ではどのような役割を担うのでしょうか?
謎多きマダム・レオタを演じるのは、ジェイミー・リー・カーティス。
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』で国税庁の監査官ディアドラを演じ、第95回アカデミー賞助演女優賞に輝いた女優さんです。
ジャレッド・レト:(役)ハットボックスゴースト
本家本元、アメリカのディズニーにあるホーンテッドマンションで見ることができるのがハットボックスゴースト。
予告編にも登場し、最後にはそっくりの似顔絵を描かれているキャラクターですね。
物語に大きく関わってきそうなこのゴーストキャラクターを演じるのは、『スーサイドスクワッド』でジョーカー役を演じたジャレッド・レト。
『モービウス』でダークヒーローを演じたり、『ダラス・バイヤーズクラブ』ではトランスジェンダーのレイヨン役を演じてオスカー俳優になったりと、かなり幅広い役に挑戦している俳優さんです。
まとめ
2023年公開の実写映画『ホーンテッドマンション』。
まるでアトラクションに乗っているかのような体験ができるとのことで、ぜひ大画面で鑑賞したいですよね。
映画を観ながら、「このシーンはアトラクションのあの部分だ!」と見つけっこするのも楽しそうです!
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ウェス・アンダーソン作品の世界観が大好き!ライターの「もな」です。
映画にどハマりしたのは、小学生の頃に『ロード・オブ・ザ・リング』を観てから。
それからというもの、映画は私の人生にとって欠かせないもので、大学では映画学を専攻しました。
私の書く記事が、誰かと素敵な映画との出会いの場になったら嬉しいです。
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