夏、夏といえば海。
海といえば…そう、サメ映画!
1975年の映画『ジョーズ』が公開されて以降、膨大な数のサメ映画(パニック・シャーク映画)が制作され、世界中で熱狂的なファンを持つほどの大人気ジャンルへと進化していきました。
実は、夏に限らずどんな季節に観ても楽しいのがサメ映画。
ここでは筆者が選んだ、心を刺激してくれる魅力的なサメ映画を3作品ご紹介しちゃいます。
(冒頭画像:引用https://www.facebook.com/ShallowsMovie/)
ブレイク・ライヴリーが激闘!『ロスト・バケーション』
映画タイトル | ロスト・バケーション |
原題 | The Shallows |
監督 | ジャウム・コレット=セラ |
出演 | ブレイク・ライブリー、オスカル・ハナエダ、ブレット・カレン、セドーナ・レッグ他 |
公開日 | 2016年 【YouTube:予告編】 |
最高の休暇が絶望の休暇へ…:あらすじ
医学生のナンシーは、父と妹の世話、医師になる為の勉強漬けの日々から解放されるために休暇を利用してとあるビーチを訪れます。
異国情緒漂う絶景のビーチはあまりにも美しく、サーフィンを楽しむにはもってこいの場所でした。
そんな素晴らしい時間を過ごしていたナンシーに突如として一匹の巨大人喰いザメが襲いかかり、事態は一転。
足を噛まれて負傷したナンシーは、痛みをこらえ、出血しながらも岩場までなんとか泳ぎ切ります。
幸いにも医学の知識があるナンシーは止血し、傷を手当てすることが出来たのですが状況は絶望的でした。
助けを呼ぶことも叶わない上に生存へのリミットが刻一刻と迫る中で、サメの行動パターンを分析し、1対1の対決に挑みます。
過酷な状況がリアル!読めない展開にハラハラ
『ゴシップガール』で知られるお洒落クイーンのブレイク・ライヴリーが、体をボロボロにしながら人喰いザメとの死闘を繰り広げる本格的パニック・シャーク映画ということで話題を呼んだ本作。
日々の疲れを癒すはずだった最高の休暇が、絶望の休暇へと一転し、最後の最後まで展開が読めないハラハラドキドキさせられる物語です。
本作は、ブレイク演じるナンシーと人喰いサメの一対一のガチバトルが描かれるため登場人物も極めて少なく、ほぼほぼナンシーとサメだけで物語が進むのでとてもシンプルな構成で没入しやすいサメ映画となっています。
他のサメ映画のようなド派手なシーンはないものの、“静”から感じる人喰いザメの悍ましさや極限状態をリアルに描写。
もしも自分が主人公と同じ立場になったら…?と深く考えさせられるシーンも。
静かだけど、生々しくも恐ろしいサメ映画を観たいという方には是非ともオススメしたい一作です。
また、ブレイク・ライヴリーの鍛え上げられた健康的でスタイル抜群のボディも魅力の一つとなっています。
●ブレイク・ライヴリー(Blake Lively)
誕生日:1987年8月25日生まれ
星座:おとめ座
身長:178㎝
出身:アメリカ・カリフォルニア
▶おすすめの代表作品
アデライン、100年目の恋(予告編:Amazon) (楽天)
※続編が制作中!う~ん!と、最後まで唸らせてくれるサスペンス映画です。
ジェイソン・ステイサムが苦闘?『MEG ザ・モンスター』
映画タイトル | MEG ザ・モンスター |
原題 | The Meg |
監督 | ジョン・タートルトーブ |
出演 | ジェイソン・ステイサム、リー・ビンビン、レイン・ウィルソン、ルビー・ローズ、マシ・オカ、ジャシカ・マクナミー他 |
公開日 | 2018年 【YouTube:予告編】 |
絶滅したはずのメガロドンが復活!:あらすじ
人類未踏の地であるマリワナ海溝を越える深海が発見され、海洋研究所に所属する探査チームが未知の深海へ出発。
探査チームが見たのは幻想的な世界が広がり、温かい海域が流れる未知の生物世界でした。
世紀の大発見に沸き立つチームでしたが、突如として巨大な何かに襲われ、身動きが出来なくなってしまいます。
そこへ救助に向かったのは、深海レスキューのプロ、ジョナス・テイラー。
ジョナスは探査チームの救助にあたるのですが、彼の目に飛び込んできたのはなんと200万年前に絶滅したはずの巨大ザメであるメガロドンでした。
さらにメガロドンは施設を破壊し、ビーチへと近付き…。
ステイサムでも苦戦!?予想外の展開が刺激的
ジェイソン・ステイサム対巨大ザメメガロドンという、テーマだけでもテンションの上がる映画『MEG ザ・モンスター』。
あの最強のステイサムがサメと格闘するということは、もはやサメの方がジェイソンに襲われるのでは…?
と一瞬思ってしまいそうですが、サメも負けていません。
サメ映画と言えば現在も生存しているサメが敵となることが多いですが、今作に登場するメガロドンの存在はとてもフレッシュ!
この作品でしか味わえないようなワクワクするようなシーンも多く、とにかくその大きさや存在感に圧倒されてしまいます。
さらに劇中では、誰しもが「あれ、そっち!?」と思うようなサプライズも含まれており、その目で実際に観て味わってほしい驚きのシーンも。
サメ映画ではありますが犠牲者も少なく、目を瞑ってしまいたくなるようなグロテスクさもありません。
家族や友達と気軽に観れる映画なので、怖いサメ映画はちょっと苦手かも…という方にはオススメしたいポップな一作です。
MEG: 原作「The Trench (Megalodon Book 2)」 (英語版 Steve Alten著)
●ジェイソン・ステイサム(Jason Statham)
誕生日:1967年7月26日生まれ
星座:しし座
身長:178cm
出身:イギリス・イングランド
▶おすすめの代表作品
続編の『MEG ザ・モンスターズ2』も必見!
『MEG ザ・モンスター』の大ヒットを受け、2023年には続編の『MEG ザ・モンスターズ2』がも公開されました。
前作に出演したジェイソン・ステイサム、クリフ・カーティス、ソフィア・ツァイといった主要キャストは続投。
新たなキャストとしてシエンナ・ギロリー、スカイラー・サミュエルズ、セルヒオ・ペリス=メンチェータが参戦へ。
続報も乞うご期待!
関連記事:サメ映画『MEGザ・モンスターズ2』公開!メガロドンVS.ステイサムの、ヤバさ決戦解禁!
大人気シリーズ3作目、『ディープ・ブルー3』
映画タイトル | ディープ・ブルー3 |
原題 | Deep Blue Sea 3 |
監督 | ジョン・ポーグ |
出演 | タニア・レイモンド、ナサニエル・ブゾリック、エマーソン・ブルックス、ブレン・フォスター、蒼れいな他 |
公開日 | 2020年 【YouTube:予告編】 |
平穏な楽園が一転…悲劇の島に:あらすじ
沖合に浮かぶ、恵み豊かな人口島「リトル・ハッピー(小さな楽園)」。
エマ博士率いる研究チームは、繁殖期に訪れるホホジロサメの生態について観察し、平穏な時間をゆっくりと過ごしていました。
しかし、その島に現れたのは3匹の人喰いオオメジロザメを追うエマの元カレであるリチャード。
リチャードはオオメジロザメ3匹の捕獲協力を要請するのですが、実はそのサメは製薬会社から逃げ出した遺伝子操作を受けている高知能の凶暴なサメを母に持つ危険なサメでした。
「人間対人間対サメ」の三つ巴!一番怖いのは人間?
『ディープ・ブルー』から数えて3作目となる本作では、シリーズお馴染みの知能の高いサメが登場。
人間とサメの生き残りを賭けた展開が、沈みかけた人口島で繰り広げられます。
これまでの『ディープ・ブルー』シリーズは、どちらかというと閉鎖的な空間で物語が進行していましたが、今回は開放的な漁村に悲劇が訪れます。
サメ映画と言えば、人間対サメの戦いがメインとなることがほとんど。
しかし、『ディープ・ブルー3』は主人公サイド 対 主人公の敵サイド vs サメという三つ巴の戦いが繰り広げられるため、これまでにない新鮮なバトルが魅力的に。
(ある意味ややこしい戦い!?)
サメのCGや爆発シーンも迫力があり、いい意味でB級映画の王道を真っ直ぐ進む『ディープ・ブルー3』は、ポップコーンを食べながら気軽に観たい!という方にオススメの一作。
初代『ディープ・ブルー』も要チェック
初代『ディープ・ブルー』は1999年に制作され、サフロン・バロウズ&トーマス・ジェーン主演で研究施設を舞台。
主人公がアオザメの脳細胞を利用し、アルツハイマー病の治療薬を開発を研究する中で起きた事故を描き大ヒットした映画です。
パニック・シャーク映画の中でもトップクラスの人気を誇る作品。
知能の高い凶暴な人喰いザメ vs 人間の壮絶なバトルをシンプルに描き、王道かつスリリングなストーリーが今もなお愛されています。
『ディープ・ブルー3』は単体で観ても楽しめるストーリーになっていますが、もし本作が気に入ったら初代や『ディープ・ブルー2』も是非要チェックを!
まとめ
恐ろしい存在であるはずなのに、なぜかいつの時代も心惹かれてしまう不思議な魅力を持つサメ映画。
そんなサメを恐ろしく、時には突飛なアイデアでユニークに描いたりと作品によってその描き方は多種多様。
今後も様々なサメ映画が制作されると思うとワクワクが止まりません。
既にサメ映画が大好き!という方、この記事を読んで興味が沸いた!という方、全てのサメ映画好きが今後も素敵なサメ映画ライフを送れますように!
《ライター:Yuuri》
読者の皆さんこんにちわ。ライターのYuuriと申します。
アクション映画を好み、エマ・ストーンとクリステン・スチュワートをこよなく推してます。
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