『選挙の勝ち方教えます』は、選挙参謀=サンドラ・ブロック主演のおすすめ映画!

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選挙につきもの、意外と知らない選挙参謀

選挙で記憶に新しいのは、いろいろ物議をかもした2020年11月3日のアメリカ大統領選挙ですよね。

候補者の人物評価や政策はもとより、選挙後の各国、各界への影響を含めメディアからいろいろな情報が飛び交います。

確かに物見遊山で高みの見物と決め込めば、こんな面白いものはないのも事実。

某選挙コンサルタントは、選挙とはカーレースの見物と一緒で誰が1位でゴールするよりクラッシュを見るのが目的だとも。

しかし、その裏で行われていることを知るとさらに面白い景色が見えてきます。

今回紹介する映画、『選挙の勝ち方教えます』は裏で暗躍する「選挙参謀」の話です。

真実は、「私の伝えること」と言い切る!

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映画の舞台は2002年の中南米ボリビアの大統領選挙ですが、特異な国の選挙ではありません。。

なぜなら、モデルとなったのは2005年に作られたドキュメンタリー映画で、評論家をして、このドキュメンタリーは完全にブッシュ政権を意識したもの。

実は、この2005年という年は、前年にブッシュ大統領の再選選挙があった年なのです。

つまり、今作はアメリカ大統領選挙、ひいては世界中の国のどこかでよくある「選挙」の普遍的な話と思って下さい。

(参考:ウィキペディア英語版(https://en.wikipedia.org/wiki/Our_Brand_Is_Crisis_(2005_film)))

どの候補者の主張が一番正しいのか?見極めは?

さて、選挙といえば何人もの候補者が並び立ちそれぞれが主張を披露。

どの候補者の主張が正しいのか、キレイに言えば「真実」を見極めるのが有権者の仕事だと。

しかし、こう豪語した人物がいました。

「真実は相対的なもの。私の伝えることが真実になる。」

「選挙の勝たせ方」、指南をするのが選挙参謀

この発言者こそ、今作の主人公となる選挙参謀ジェーン・ボディーン(サンドラ・ブロック)

選挙の候補者が何を語るかは、「私が伝えたこと」が真実になると言い切ったのです。

候補者はおろか、選挙民をも無視した発言には思わず怒りがこみ上げますよね。

しかし、ジェーンがこれまで引き受けた選挙で、絶対無理と言われた候補者まで当選させてきた「コンサルタント」だとしたらどうでしょう。

現在もこれからも、世界各地で行われる選挙に今作を被せるとなかなか興味深いものがあります。

『選挙の勝ち方教えます』は、いわば「選挙の勝たせ方」のプロ、ジェーンのサクセス・ストーリーです。

●サンドラ・ブロック(Sandra Bullock)

誕生日:1964年7月26日(しし座)

身長:171cm

出身:アメリカ・バージニア州

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オーシャンズ 8(予告編)

参考記事:『』


ゼロ・グラビティ(予告編) 

面識もない候補者、参謀を引き受ける理由は

今回、ジェーンが依頼されたのはボリビアの大統領候補で、名前は、ペドロ・カスティーヨ氏(ジョアキム・デ・アルメイダ)

ジェーンはカスティーヨ候補とは面識も予備知識もまったくありません。

また、政治思想的な背景もありません。

下馬評だけは事前に得ていて、カスティーヨ氏は第3位程度。

ちなみに、下馬評の第1位はリベラ候補で、3か月前の支持率は39%。

第2位を挟んで、第3位の彼はわずか8%という支持率でした。

ジェーンが、そんなサエない人物の選挙参謀を引き受けたのにはちょっとした理由があったのです。

相手方候補にライバル参謀、怨念の過去とは?

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https://www.facebook.com/OurBrandIsCrisisMovie/ 右:パット(ビリー・ボブ・ソーントン)

理由というのが、いかにもコンサルタント的な発想です。

実は、最有力候補と言われるリベラ候補の選挙参謀が、これまで何度も戦ってきたライバル・コンサルタントだったのです。

ライバルは、パット・キャンディ(ビリー・ボブ・ソーントン)

彼には直近の選挙で敗れており、その時ジェーンは「カラミティ・ジェーン」(疫病神)という不名誉な名前を付けらた経緯があります。

名誉回復の巻き返しのために、あえて下馬評第3位の候補者を引き受けたのです。

そして、勝つためなら方法を選ばない決心で戦略を立てるのでした。

やられる前に、先手のネガティブ・キャンペーン

「勝つためなら手段を選ばない」といえば、日本の選挙では嫌がられますがアメリカではよく使う「ネガティブ・キャンペーン」

いわゆる「ネガキャン」で、代表的なものがスキャンダルです。

過去には、実際のアメリカ大統領選挙でこのネガキャンで失墜した有能な大統領候補がいたほどです。

1988年の民主党候補ゲイリー・ハート氏その人で、先陣を切っている人という意味で「フロントランナー」と呼ばれていました。

しかし、まさに不倫疑惑をスッパ抜かれ途中で失脚。

これは、『フロントランナー』(主演ヒュー・ジャックマン)という映画にもなった実話です。

今作でのジェーンは、最有力候補のリベラにこのネガキャンを仕掛けます。

周囲のスタッフに反対されるのですが、ジェーンの読みは相手陣営は必ず仕掛けてくるので先にやってしまおうという腹でした。

膠着状態の中で打った、起死回生策とは?

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ネガキャンにより、思惑通り相手の評判を落とすことに成功するジェーン。

しかし、予想通り相手陣営からも仕掛けられてしまいます。

候補者本人はもとより、家族の思想過去の行動まで徹底的に調べ上げられるのです。

実際の選挙ともなれば、確かにみんな必死なのでしょうが映画全体がコミカルに描かれておりここは楽しんで下さい。

さて、一方では政策論争はじめ、街に出ての民衆との対話などこまめな対策も進めます。

しかし、トップ候補者との差は思うほど縮まらず不利な状況は変わりません。

投票日が近付くと、候補者はもちろんスタッフも次第にヒートアップしてくるのでした。

カスティーヨ候補が起こした事件

そんな時、選挙終盤戦で行われた公開討論会で事件が起こります。

各候補者が集まり政策を披露するのですが、カスティーヨ候補者の話が終わった直後、反対派の聴衆者が生卵を投げつけたのです。

突然の出来事に、カスティーヨ候補は興奮してしまい生卵を投げつけた相手を殴打!

一方的に向こうが悪いとはいえ、殴り返したらダメだろうと、スタッフ全員が驚いたのは当然です。

善後策として、謝罪文を準備することにするのでした。

しかし、ジェーンは思いとどまらせます。

ジェーンの判断は、討論会に「突如現れた暴漢」と解釈。

悪に敢然と立ち向かう「強い候補者」イメージを展開し始めたのです。

まとめ~選挙参謀が「正義」に目覚めると~

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(最後のネタバレなし)

この時、ボリビアは政治的にも経済的にも混迷を深めている時期でした。

ボリビアを救うことができるのは、行動力があり強い彼しかいないと大々的に宣伝するのでした。

(東南アジアのフィリピンの大統領を思い出しますネ。)

ジェーンの取った作戦はまんまと当たり、「強い候補者・カスティーヨ」は公聴会以降、支持率を上げていくのでした。

さて、これまで候補者を「勝たせることが仕事」だったジェーン。

正直、カスティーヨが大統領になることでボリビアがどう変わるのか、彼女にはまったく関心がありません。

しかし、選挙活動を通じ一緒に働いたボリビア人の現地スタッフは、選挙後の国の行く末が一番気になるのは言うまでもありません。

カスティーヨが当選した瞬間、選挙期間中に約束したことを反故にする姿をジェーンが目にしたら、一体ジェーンは何を思うのでしょうか?

最後には、サンドラ・ブロックの光る演技で最高の感動を与えてくれる快作です!

ぜひ、ご覧ください。


選挙の勝ち方教えます(予告編) 

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1 Comment

  1. 最近は映画を観ることが少なくなりました。昔は、それこそ〝映キチ〟状態で、授業をサボッては3本立て120円の場末の映画館へ日参していました。それこそ「観ない映画は無い」状態。まあ、映画バカの類でした。
    サラリーマンになってからは録画専門で、東西の映画が数千本。今は時間があり過ぎる状態です。これからの余生を、映画鑑賞で過ごそうか、と。

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