いきなりですが、みなさんはどんなときに恋愛映画を観ますか?
失恋をしたとき、恋をしたいとき、きゅんきゅんしたいときでしょうか?
恋愛中に観る恋愛映画も感情移入しやすく楽しいですが、恋愛をしていてもいなくても、恋人がいてもいなくても楽しめる恋愛映画はたくさんあります!
意外にスカッとするシーンも多かったりして、アクションとはまた違った意味でリフレッシュできるのもオススメです。
今回は「王道のラブストーリ」、「リアルなロマンスストーリ」、「お仕事系ラブコメディ」の異なるジャンルの恋愛映画を3つ紹介したいと思います。
誰もが感動するラストシーン、『きみに読む物語』
本作『きみに読む物語』は、公開された当時、初登場で週末興行成績4位。
主演を務めたライアン・ゴズリングとレイチェル・マクアダムスは、のちに「Sexiest Movie Couples of All Time(歴代映画のセクシーなカップル)」に選ばれるなど、全米でも大ヒットを記録した王道ラブストーリーです。
2つの視点からのストーリー、2度楽しい構成に
ひとりの男がアルツハイマーの老女に、ある”物語”を聞かせるシーンから映画が始まります。
男は毎日施設に通い、情熱的で素敵な恋の物語を老女に読み聞かせます。
その物語の主人公が、ノア(ライアン・ゴズリング)とアリー(レイチェル・マクアダムス)です。
家族とひと夏を過ごすため田舎の別荘にやってきたアリーにノアが一目惚れをし、猛アプローチをします。
(アプローチの仕方がほんとにすごいです。笑)
猛烈に惹かれ合うノアとアリーでしたが、身分が違いすぎる2人の恋は両親に阻まれ、アリーは都会へ連れ戻され2人は離れてしまいます。
ノアはアリーを想い、365日手紙を送りますが返事は一通もきませんでした。
月日が流れ、時代が変わり再会を果たすノアとアリー。
ノア「なぜ一通も返事をくれなかったのか?」
アリー「なぜ一通も連絡をくれなかったの?」
真実を知った2人は7年分の愛を取り戻すように再び惹かれあいますが、アリーには既に婚約者がいました。
心が揺れるアリーにノアは「自分のことだけ考えろ!婚約者のことも、俺のことも、親のことも考えるな!君がどうしたいかだけを考えろ」と強く伝えます。
●ライアン・ゴズリング(Ryan Gosling)
誕生日:1980年11月12日
星座:さそり座
身長:184㎝
出身:カナダ・オンタリオ州
▶おすすめ代表作品
最後を聞きたがる老女に、「続きはまた明日…」
「アリーはどっちを選んだの?」
「2人は結ばれるの?」
この物語の最後が気になる老女は男に話の続きをせがみます。
男は「続きはまた明日」と帰っていきます。
そして続きを聞くうちに、老女は「この話、前に聞いたことがあるような気がする」と不思議な違和感を感じ出しついに思い出すのです。
この恋の物語が昔の自分(アリー)で、この物語を読んでいるひとりの男が昔のノアであるということに。
全てが繋がったとき、冒頭に出てくるノアのセリフに胸がうたれます。
「私はどこにでもいる 平凡な思想の平凡な男だ。 平凡な人生を歩み、名を残すこともなくじきに忘れ去られる。 でも一つだけ、 誰にも負けなかったことがある。 命懸けで、ある人を愛した。 私にはそれで十分だ。」
命をかけて生涯を共にした2人の愛の物語は、最初から最後までとても美しいです。
また若い2人が情熱的に恋をし、年老いて深い愛に変わるストーリーもどちらも楽しめる作品でもあります。
体当たりな演技と、こだわりの演出も見どころ
ライアン・ゴズリングとレイチェル・マクアダムスの共演が最高にはまっていた本作。
ノア役を演じたライアン・ゴスリングは撮影中に約10キロの減量をしたり、実際に家具職人の弟子入りをしたりなど、体当たりでノアを演じたそうです。
【学生時代のノア】
【大人になったノア】
確かに若い頃のノアと大人になったノアの風貌はかなり違っておりますが、違和感が全くありませんよね。
また、この映画で印象的な白鳥の湖で2人がボートを漕ぐシーン。
2人に近く白鳥がとても綺麗なのですが、実はこの白鳥は卵から育てボートを追うようにしつけをしたんだとか。
監督や制作スタッフの強いこだわりが美しいシーンを生み、さらに名作を誕生させているんですね。
ストーリーはもちろん、制作秘話を知って観る楽しみ方もできる作品です。
●レイチェル・マクアダムス(Rachel McAdams)
A Photo Book Of Rachel McAdams
誕生日:1978年11月17日生まれ
星座:さそり座
身長:162㎝
出身:カナダ・オンタリオ州
▶おすすめの代表作
タイトルの秀逸さが光る、『(500)日のサマー』
運命を信じる男と、信じない女のリアルな恋
グリーティングカード会社で働くトム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、ある日秘書として入社したサマー(ズーイー・デシャネル)に一目惚れをします。
サマーとの出会いは運命だと信じるトムと、運命なんて絵空事だというサマー。
そんな自由奔放で魅力的なサマーに恋をしたトムの、最低で最高の500日を男性目線で描いている作品です。
サマーに会って109日目、サマーの部屋に入れてもら舞い上がるトムですが、290日目には「会うのを控えましょう」と言われてもう訳がわからないトム。
映画のタイトル通り500日の中でトムとサマーがどうやって終わりに向かってしまったのか、綺麗に描かれているのも面白いポイントです。
500日後のトムの運命、ラスト5分の出来事…
出会うタイミングやその時の価値観でうまくいかないことって、悲しいけどあるんですよね。
そんな恋のほろ苦さをトムとサマーのリアルな会話や表情が、きっとあなたの胸をギュッとさせるんじゃないでしょうか。
ラスト5分、500日目にトムに起こる出来事も「人はこうしてまた恋をするんだな〜」と前向きに思えるような展開で、とてもエモくていいです。
●ジョセフ・ゴードン=レヴィット(Joseph Gordon-Levitt)
誕生日:1981年2月17日生まれ
星座:みずがめ座
身長:177㎝
出身:アメリカ・カリフォルニア
▶おすすめの代表作品
●ズーイー・デシャネル(Zooey Deschanel)
誕生日:1980年1月17日生まれ
星座:やぎ座
身長:168cm
出身:アメリカ・カリフォルニア州
▶おすすめの代表作品
仕事も恋も頑張る全ての人に、『お買いもの中毒な私!』
地味な園芸雑誌の編集部で働くレベッカ・ブルームウッド(アイラ・フィッシャー)は、親友スーズ(クリステン・リッター)も心配するほどの買い物依存症の女の子。
カードの支払いも滞り、ついには園芸雑誌が廃刊となり無職になってしまいます。
夢だったファッション雑誌記者の面接を受けに行くのですが、ひょんなことから経済誌の面接を受けることになりなんと合格。
カードで破産寸前のレベッカが、経済誌でお金のアドバイス?と心配する親友をよそに、逆に弱点を武器に編集部で大活躍。
編集長のルーク(ヒュー・ダンシー)との距離も次第に近づいていき、恋も仕事も絶好調!
しかし、内緒にしていたお買い物中毒がルークにバレてしまい、さらに親友も失ってしまいそうになります。
恋に仕事に遊びに友情。
レベッカと同じく、毎日色々あるけど頑張って生きている全ての人に観てほしいラブコメディー映画です。
●アイラ・フィッシャー( Isla Fisher)
誕生日:1976年2月3日
星座:みずがめ座
身長:157㎝
出身:オーストラリア
▶おすすめの代表作品
※映画ならではの、大仕掛けなマジックに堪能!紅一点マジシャンのアイラ・フィッシャーがいいですね!
見どころは、レベッカのころころ変わるファッション!
お買い物を題材にしているだけあって、作品内のレベッカのころころ変わるファッションもとても楽しめます。
その洋服ちょっとやりすぎてない(笑)?
という部分もあるのですが、色鮮やかな組み合わせや、小物の使い方に共感する女の子も多いのではないでしょうか。
少しおバカだけど、素直で憎めないレベッカと一緒におしゃれも恋も仕事も全部諦めず、思いっきり人生を楽しんじゃいましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか?
普段は恋愛映画は観ないという方でも、楽しんで観れる作品だと思うのでぜひ参考にしてみてください!
参考記事:恋の終わりが切ない恋愛映画3選。出会いから別れ、男女のすれ違いに胸が痛くなる…
参考記事:恋愛映画『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』に学ぶ、女性から追われるモテ男の3原則!
《ライター:ほのか》
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