映画『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』は、雨の日のニューヨークで、大学生カップルに起こる思いもよらない出来事を追ったラブコメディーです。
主人公の男は、ロマンチックなデートを楽しむためにニューヨークを訪れたはずが、自由奔放な彼女によって散々な目に遭います。
そこで今回は、この映画の主人公のようにならないために、本作のあらすじとともに、筆者提案の「女性に追われる男になる方法」を解説しましょう!
(トップ画像:引用https://twitter.com/rainydayinnyjp/)
『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』(19)
作品情報
本作の監督は、70年代に『アニー・ホール』や『マンハッタン』などの名作を送り出したウディ・アレン。
出演は『君の名前で僕を呼んで』など、その繊細なルックスと演技で注目を集めるティモシー・シャラメ。
『SUPER8/スーパーエイト』でブレイクをしたエル・ファニング。
歌姫としても人気のセレーナ・ゴメス、という勢いのある若手人気俳優が集まっています。
さらに、ジュード・ロウ、ディエゴ・ルナ、リーヴ・シュレイバーなどの実力派俳優が脇を固めています。
●ティモシー・シャラメ(Timothée Chalamet )
誕生日:1995年12月27日
星座:やぎ座
身長:182㎝
出身:アメリカ・ニューヨーク
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あらすじ
ペンシルバニアの大学に通うギャツビー(ティモシー・シャラメ)は、同級生のアシュレー(エル・ファニング)と交際しています。
ジャーナリストを目指しているアシュレーは、著名な映画監督のポラード(リーヴ・シュレイバー)をインタビューするため、ニューヨーク州の中心街であるマンハッタンへ行くことになります。
ニューヨークで育ったギャツビーは、彼女を案内するという口実でロマンチックなデートプランを組み一緒についていきます。
そして、ニューヨークに着いた二人は、インタビューが終わったら一緒にランチを食べる約束をして、別行動に。
アシュレーはインタビューを始めますが、ポラードが新作の出来に不満を持っていることが分かり、なぜか一緒に試写を観ることになります。
ところが、ノイローゼになっているポラードは、試写の途中で怒り出し、出て行ってしまいます。
アシュレーは、脚本家のダヴィドフ(ジュード・ロウ)から、ポラードを監督に復帰させるための説得を頼まれます。
その行く途中、ダヴィドフの妻の不倫現場を発見。
言い争う二人を置いて、アシュレーは一人で、ポラードがいると思われる撮影スタジオへ向かいます。
●エル・ファニング(Elle Fanning)
誕生日:1998年4月9日生まれ
身長:175㎝
出身:アメリカ・ジョージア州
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参考記事(by Yuuri):エル・ファニング『ネオン・デーモン』の見どころ、ファッションも映画も贅沢に楽しめるおすすめ作品
一方、彼女にランチをキャンセルされ、暇になったギャツビーが町を歩いていると、元カノの妹であるチャン(セレーナ・ゴメス)と再会します。
自主映画のエキストラを頼まれた彼は、なぜかチャンとキスシーンを演じることに。
スタジオに着いたアシュレーは、そこで偶然、人気俳優のヴェガ(ディエゴ・ルナ)と出会います。
彼にディナーに誘われた彼女は、ギャツビーとの約束を忘れ、ついていきます。
ギャツビーはアシュレーと会えないストレスから、同行するチャンに暴言を連発。
仲違いをしてしまいます。
恋人にデートをすっぽかされ、失意の状態でホテルに戻ったギャツビー。
ふと、テレビをつけると、そこにアシュレーの姿が映ります。
それを見た彼は愕然とします。
アシュレーはヴェガの新恋人として、スクープされていたのです。
「女性に追われる男になる方法」3項目に分けて解説
1.「一途に愛する」のをやめる。
「一途な男性がモテる」と様々な恋愛マニュアルに書かれていますが、これは女性側が都合の良いように作った嘘です。
もし本当ならば、ホストやヒモは存在していません。
劇中において、主人公のギャツビーは恋人のアシュレーに夢中です。
彼女以外には目もくれず、ランチをキャンセルされても、戻ってくるのを信じて待ち続けます。
さらに、ニューヨークで再会したチャンの好意にも全く気付かないどころか、悪口を言って怒らせます。
そうして一途に愛した結果、アシュレーにデートをすっぽかされて浮気までされます。
ギャツビーのようにならないためには、一人の女性に執着するのをやめる必要があります。
ここで、あなたに好きな女性ができて、アプローチをしようとしていると仮定します。
その女性は、あなたにとって運命の人ではありません。
彼女の他にも、美人で性格の良い女性はたくさんいます。
なので、彼女に嫌われても何の問題もありません。
このマインドを持つことで、女性と会う時に心の余裕が生まれます。
その余裕を感じ取った女性は、「この人は女性に困っていない。私の他にも相手はいくらでもいるんだわ」と魅力的に思い、追いかけたくなります。
恋人を探すときは、一人ではなく複数の女性に同時進行でアプローチをしましょう。
2.「女性に貢ぐ」のをやめる。
男性が、女性に高価なプレゼントをあげたり、高級な食事をおごったりする姿をよく見かけます。
これは、お金の力で関係を維持しているだけであるためおすすめできません。
「金の切れ目が縁の切れ目」となりかねないどころか、女性にとって「利用できる男」として認識されます。
映画の主人公のギャツビーも、マンハッタンへ行くアシュレーのためにお金を貢ぎます。
移動費にはじまり、有名ホテルのスイートルーム代、高級レストランの予約もします。
その結果、彼はロマンチックなデートを楽しむどころか、独りぼっちで雨にうたれることになります。
お金を女性のために使うのはやめ、自分のために使いましょう。
どう使うのか、それは男性としての価値を高めるための、自分磨きに投資をするのです。
男磨きの種類はたくさんありますが、最も印象に変化を与えるのが外見を磨くことだと思います。
今回はその中でおすすめの二つを紹介します。
・髭脱毛
女性が男性の見た目で最も重要視するのが、「清潔感」です。
それを損なっている一つが「髭」です。
髭は剃っても青髭として残ります。
ファンデーションで隠すという手段もありますが、メンズメイクが流行っているとはいえ、男性が化粧をすることに抵抗のある女性は多くいます。
そのため、髭自体をなくすのが最も効果的です。
さらに、髭脱毛をすると美肌にもなります。
毛根自体を破壊するため、毛穴がなくなり肌がツルツルになるのです。
すっぴんでの美容を求められている男性にとって、髭脱毛は一番良い方法だと思います。
・筋トレ
筋肉のある男性を、女性は魅力的だと思います。
「マッチョは苦手」という意見も聞きますが、いざ筋肉を目の前にすれば、女性は好意をもつでしょう。
なぜなら、筋肉は「健康な男性」である証明だからです。
女性はより良い子孫を残すために、「健康な男性」を選ぶようになっています。
また、筋肉が増えると自信がつくのはもちろん「テストステロン」が増えます。
この「テストステロン」は、活力やポジティブなモチベーションを維持するために重要なホルモンであるため、生き生きとした印象を与えることができます。
さらに、筋トレはダイエット効果も期待できます。
筋肉を増やすためには、たんぱく質を摂取し脂肪の多い食事を避ける必要があるためです。
そのうえ、筋肉は脂肪を燃焼するため痩せやすくもなります。
このように、筋トレは見た目を劇的に変えるのに最適です。
3.「モテている男」がモテる。
ギャツビーは、「資産家のイケメン息子」という、かなりの高スペックをもっているにもかかわらず、恋人のアシュレーからぞんざいに扱われます。
このアシュレーは、ニューヨークへ来たことで、映画監督、脚本家、俳優という3人の男と出会いそれぞれからアプローチをされます。
彼女がその中から選んだのは、俳優のヴェガでした。
このヴェガと、ギャツビーを含むその他の男の違いは何か。
それは「女にモテている」ということです。
ヴェガは多数の女優と浮名を流すモテ男でした。
アシュレーは彼に遊ばれていると分かりながら、恋人を裏切りあっさりと体を許す決断をします。
このように、女性が一番好きな男は「モテている男」なのです。
それは、女性がより優秀な遺伝子を見分ける判断基準として、「他の女性にも選ばれている人気の男性」を選ぶ傾向にあるためです。
では、現在モテていなければ、ずっと女性にモテないのかというとそうではありません。
実際にモテているかどうかなど、身辺調査でもしない限り相手の女性に分かるはずがありません。
「モテているオーラ」さえ出せれば良いのです。
あなたの周りに、「モテている男」はいるでしょうか。
もしいたら、そのライフスタイルや行動を真似てみましょう。
そのうえで「自分はモテ男だ」と思い込むのです。
この根拠のない自信によってオーラは生まれ、それを女性は追いかけているのです。
まとめ
女が男を追うのは、ファンが有名人を追うのと同じです。
自分を魅力的に見せられれば、好意を持たれます。
そのためには、ある種のナルシシズムが必要となってきます。
映画のラストで主人公のギャツビーも、ニューヨークでの出来事を通してある決断をします。
それは、彼女に振り回されるのではなく自分のために生きるというものでした。
相手に合わせて生きるのではなく、自分本位に生きることが「女性に追われる男」になる一歩だと思います。
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こんにちは!ライターの「げん」と申します。
映像が好きで、テレビドラマのプロットなどを書いていました。また、恋愛小説をファッション誌で連載したこともあります。これらの経験をもとに、映画を通して恋愛を学ぶ記事を書いています。
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