2025年公開予定の洋画情報が続々と発表されています。
第97回アカデミー賞のノミネート作品は2025年1月17日(金)の発表ですが、すでに下馬評ではいろいろな予想が出回ってきました。
そんな中から、人気の高いノミネート予想作品も含め、2025年の映画ファンの話題をさらいそうな作品から問題作まで20本を厳選!
1年間を通じて楽しめるように、2025年中に公開が発表されている作品をまんべんなく、またできるだけ多くのジャンルから集めてみました。
(※日本公開日は未定の作品もありますが、アメリカ公開日を【米】で掲載。
ちなみに最近の傾向として、大作や話題作は日米ほぼ同日あるいは翌週の傾向です。順次更新していきます。)
▶目次:2025年公開おすすめ映画
- 『ブルータリスト』
- 『リアル・ペイン〜⼼の旅〜』
- 『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』
- 『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』
- 『ANORA アノーラ』
- 『白雪姫』
- 『ミッキー 17』
- 『ザ・コンサルタント2』
- 『サンダーボルツ*』
- 『ザ・サブスタンス(原題)/The Substance』
- 『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』
- 『フロム・ザ・ワールド・オブ・ジョン・ウィック:バレリーナ』
- 『F1』
- 『ジュラシック・ワールド・リバース』
- 『ザ・ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス(原題)』
- 『エミリア・ペレス / Emilia Pérez(原題)』
- 『ザ・ブライド!(原題・The Bride!)』
- 『グランド・イル―ジョン3』
- 『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』
- 『ブレードランナー 2099』
1.The Brutalist
『ブルータリスト』
公開日:2025年 1月 23日【米】
建築家ラースル・トス( László Toth)の半生を描いた『ブルータリスト』。
原題の「ブルータリスト」の意味は、打放しのコンクリートに代表される建築資材の質感が強調される建築様式「ブルータリズム」に所以します。
主人公トスを演じるのは、『戦場のピアニスト』のアカデミー賞俳優、エイドリアン・ブロディです。
第二次大戦後、ホロコーストを生き延びたトスは、妻エルジェーベト(フェリシティ・ジョーン)とともに建築の夢を追ってアメリカに移住。
新しい地での芸術、情熱、そして忍耐の連続を描く感動的な物語です。
ヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞を受賞。ちなみにこちらは、3時間35分の長尺作品となります。
(アカデミー賞作品賞のノミネート候補に挙がっています。)
2.A Real Pain
『リアル・ペイン〜⼼の旅〜』
公開日:2025年1月31日(金)
監督は2024年に『僕らの世界が交わるまで』で監督デビューを果たしたジェシー・アイゼンバーグです。
時代を背景にした数々のヒューマンドラマに出演し、その存在感を示してきた実力俳優ですが今作『リアル・ペイン〜⼼の旅〜』でさらに才能を発揮。
監督、脚本、製作、主演の4役をやってのけます。
従妹同士とはいえ性格の異なる2人、堅実なデヴィッド(ジェシー・アイゼンバーグ)と自由奔放なベンジー(キーラン・カルキン)のロードムービーです。
ふたりの行き先は、ジェシー・アイゼンバーグ自身の想い出の地でもあるポーランド旅行。
40代を迎えた二人の「生きるしんどさ」と、ポーランドの歴史を重ねながら旅は続きます…。
すでに北米では公開されており高評価の特大ヒットで、早々の日本公開となったようです。
新年からなんだか温まれそうですよ!
(アカデミー賞作品賞の候補のひとつです。)
3.Captain America
『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』
公開日:2025年2月14日(金)
初代キャプテン・アメリカのスティーブ・ロジャースから引き継いだ、ファルコンことサム・ウィルソンが葛藤の末、2代目を受け入れることに。
キャプテン・アメリカは名前の通りアメリカ・ヒーローの象徴であり、重圧を背負いながら新たな物語が始まります。
タイトルも新しく、『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』。
キャスト陣も一新。
大統領ロスには(ハリソン・フォード)、ロスから新「キャプテン・アメリカ」への期待を言われるウィルソンにアンソニー・マッキー。
また、ロス大統領側近の政府高官ルース(シーラ・ハース)、ロスの娘エリザベス(リヴ・タイラー)など、楽しみが膨らむ新シリーズです。
4.A COMPLETE UNKNOWN
『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』
公開日:2025年2月28日(金)
1960年代初頭にデビュー、今も世界の音楽に影響を与え続けるボブ・ディランの若き日が映画化されます。
フォーク・シンガーとしてセンセーションを巻き起こし、時代の寵児となったのは誰もが知るところです。
「風に吹かれて」は反戦も込め歌い継がれる名曲ですが、予告編にある「彼らはこの歌を一生唄ってほしいんだ」の意味は?
映画からボブ・ディランの隠れた生き様が観られそうです。
演じるのは、違う意味で同じく時代の寵児、ティモシー・シャラメ。
無名だったディランの才能を見抜いたピート・シーガーにエドワード・ノートン、恋人スージー・ロトロにエル・ファニング、「フォークの女神」ジョーン・バエズ役にモニカ・バルバロなど が出演します。
(モニカ・バルバロは、『トップガン マーヴェリック』でおなじみですよね。)
詳細記事:ティモシー・シャラメが演じるボブ・ディラン伝記映画!『A Complete Unknown:原題』
5.ANORA
『ANORA アノーラ』
公開日:2025年2月28日(金)
2024年の第77回カンヌ国際映画祭コンペティション部門でパルムドール受賞した話題作。
アメリカではすでに公開済でヒット作になっており、アカデミー賞含む2024年の映画賞レースで入賞の呼び声一番という人気作品です。
NYのセックスワーカーのアノーラ(マイキー・マディソン)とロシア財閥の息子(マーク・エイデルシュテン)が出会い結婚へとなるが、男の両親はなんとか離婚させようとする…。
●マイキー・マディソン(Mikey Madison)
誕生日:1999年3月25日生まれ
星座:おひつじ座
身長:161㎝
出身:アメリカ・カリフォルニア州
▶おすすめの代表監督作品
マイキー・マディソンは『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のマンソン・ファミリーでの出演経験もある、今後期待の新進女優です。
監督は、社会的弱者やマイノリティに寄り添ったショーン・ベイカー監督。
また、映画会社はNEONで、この5年間でパルム・ドール賞を受賞した全ての米国配給をしています。
(アカデミー賞作品賞・主演女優賞の有力候補のひとつです。)
6.Snow White
『白雪姫』
公開日:2025年3月20日(木・祝)
『美女と野獣』『アラジン』など、これまで数々のディズニーキャラクターが実写映画化されてきました。
しかし、不思議なことにディズニーの原点ともいえる「白雪姫」は実写化されていませんでした。
2025年、ついにその白雪姫がレイチェル・ゼグラーの主演で登場するのが今作です。
となれば、伝説のディズニー・ヴィランも気になるところ。
まさかの「ワンダーウーマン」ことガル・ガドットが抜擢、「魔法の鏡よ、教えておくれ 世界で一番美しいのは誰?」と囁いてくれます。
脚本は『レディ・バード』『バービー』などの実力監督グレタ・ガーウィグということで、実写映画化ならではの展開にも期待が集まります。
関連記事:ディズニープリンセスは実写化ブームへ!制作予定映画も紹介!時代から見えてくるものは?
7.Mickey 17
『ミッキー 17』
公開日:2025年4月18日【米】
未来社会、ニヴルヘイムと呼ばれる氷の世界を植民地化しようとする人類。
そのための探索に派遣されるのは、消耗品「ミッキー7」という使い捨てられるだけの存在
危険な任務はまるで自殺行為に近いため、乗組員には使い捨てのミッキーを使用するのでした…。
ポン・ジュノ監督がメガホンを取り、何度も再生されるミッキーをロバート・パティンソンが演じます。
その同僚には、『ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY』のナオミ・アッキー他、『スポットライト』のマーク・ラファロ、『ヘレディタリー/継承』のトニ・コレットなど豪華キャストが顔を揃えます。
参考記事:ポン・ジュノ監督『ミッキー(Mickey)17』あらすじ&原作、ロバート・パティンソン主演で登場!
8.The Accountant2
『ザ・コンサルタント2』
公開日:2025年4月25日【米】
サスペンス・アクション『ザ・コンサルタント2』は、 2016年に大ヒットした前作『ザ・コンサルタント』の続編となります。
主演ベン・アフレックが演じるのは、謎の会計士クリスチャン・ウルフ。
機能自閉症の障害を持ちつつも世界中の危険人物の裏帳簿を取り仕切り、一方で凄腕の殺し屋という謎の人物です。
今回作では、財務省エージェントのメリーベス・メディナ(シンシア・アダイ=ロビンソン)が、元上司が正体不明の暗殺者に殺されたことでクリスチャンを頼ってきます。
クリスチャンは疎遠になっていた弟ブラクストン(ジョン・バーンサル)の力を借りながら真相に近づいていくことに。
しかし、その接近で3人はより危険な暗殺者たちの注意を引いてしまうことになるのです…。
J・K・シモンズ、ダニエラ・ピネダもキャストに加わっています。
9.Thunderbolts*
『サンダーボルツ*』
公開日: 2025年5月2日【米】
長らく未定のままだったマーベル・スタジオの注目作『サンダーボルツ*』の公開日が予告編と共に決定!
2025年5月のGWに合わせて公開される予定です。
これまでマーベル・スタジオ作品と言えば、主役に数々のヒーローを描いてきました。
しかし、今作はそのヒーローたちと激しく戦ってきた、個性豊かな「超クセ者・ヴィラン」達を集結させたのです。
「訳アリ」「クセモノ」たち6人で結成したチームが「サンダーボルツ*」。
予告編、ポスターからもわかるように登場するのは最旬のキャストばかりです。
エレーナ(『ブラック・ウィドウ』のフローレンス・ピュー)を筆頭に、レッド・ガーディアン/アレクセイ(同じく『ブラック・ウィドウ』のデヴィッド・ハーバー)、ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ(『キャプテン・アメリカ』のセバスチャン・スタン)…などなど、そうそうたる「クセモノ」が暴れまわります。
関連記事:『サンダーボルツ』7人のヴィラン・キャストを発表!いよいよ発動、ストーリーを大胆予測!
10.The Substance
『ザ・サブスタンス(原題)/The Substance』
公開日:2025年5月【未定】
『ザ・サブスタンス(原題)』は、2024年のカンヌ国際映画祭で脚本賞、トロント国際映画祭でミッドナイト・マッドネス部門で観客賞を受賞した注目作品です。
フランス人監督コラリー・ファルジャによる問題作で、ハリウッドの光と闇を描いた「ボディ・ホラー」作品。
主人公エリザベス・スパークル(デミ・ムーア)はエアロビ番組のホストとして長年人気を得ていたのですが、年齢を理由に番組をクビになってしまいます。
そんな時、手に入れたのがもう一人の自分を生み出せる怪しげな注射薬「サブスタンス」。
細胞分裂により自分の中から、若くて美しい女性スー(マーガレット・クアリー)を生み出すことに成功します。
しかし、「サブスタンス」の継続的な使用にはルールがあり、若く美しくいることの中毒性からエリザベスを狂わせ、破滅への道を歩むことに…。
11.Mission: Impossible8
『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』
公開日:2025年5月23日(金)
数々の超難問ミッションを走り抜けてきたIMFエージェントのリーダーで、永遠の「イーサン・ハント」がついに?
新しく公開された新作のこのファーストルックには、何か悲惨な結末を想像せずにはおられません。
『ミッション:インポッシブル』シリーズもついに8作目。
前作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』が、いつしか同副題の次回作に「ファイナル」の文字が!
トム・クルーズ(イーサン・ハント)、ヘイリー・アトウェル(グレース)、サイモン・ペッグ(ベンジー)他、ヴァネッサ・カービー(ホワイト・ウィドウのアラナ)などが引き続き登場。
そして、レベッカ・ファーガソン(イルサ)なき今作、イーサンを助ける?あるいは追い詰める新顔は?登場するのでしょうか?
12.Ballerina
『フロム・ザ・ワールド・オブ・ジョン・ウィック:バレリーナ』
公開日:2025年6月6日【米】
『ジョン・ウィック』シリーズのスピンオフ作品として制作、新しく公開される超ハードアクション『バレリーナ(原題)』。
『ジョン・ウィック:パラベラム』に登場した舞踊家の「バレリーナ」を主人公として描かれます。
愛する家族を殺されたイヴ・マッカロ(アナ・デ・アルマス)は、殺害した殺し屋たちへの復讐の念をたぎらせ、自らを暗殺者としてスキルを磨いていきます。
孤児となったイヴを拾ったのは「コンチネンタルホテル・ニューヨーク」の支配人ウィンストン(イアン・マクシェーン)。
ご存じこのホテルには殺し屋たちが出入りする闇の組織「ルスカ・ローマ」があり、あの伝説の殺し屋ジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)も属していました。
ここで殺しのスキルを仕込まれていくイヴが、ジョン・ウィックとどう絡んで対峙していくのかが楽しみですね。
13.F1
『F1』
公開日:2025年6月27日【米】
ジョセフ・コシンスキー監督と言えば『トップガン マーヴェリック』で知られ、臨場感たっぷりのドッグファイトをたっぷり見せてくれました。
その監督が次に挑む映画がモータースポーツの最高峰「F1(フォーミュラ)」をテーマにした『F1(原題)』。
架空のF1チーム「APX GP」を主な舞台とし、同チームに所属する若手ドライバーのジョシュア・ピアース(ダムソン・イドリス)と、ピアースをサポートするベテランドライバーのソニー・ヘイズ(ブラッド・ピット)の物語です。
すでに公開されている予告編からガンガン伝わるモーターカーの爆音と、レーシングシーンは臨場感たっぷり!
渋さ全開の主演ブラッド・ピットは、ロケでは実際にマシンを走らせているとのこと。
ケリー・コンドン(予告編冒頭、ケイト役)、ハビエル・バルデムなど重厚なキャスト陣も楽しみです。
14.Jurassic World Rebirth
『ジュラシック・ワールド・リバース(原題)』
公開日:2025年7月2日【米】
『ジュラシック・ワールド』シリーズは、前シリーズ『ジュラシック・パーク』をさらに上回る人気でしたが、惜しまれるまま3部作をもって終了となりました。
しかし、欲まみれの人間が現代に生き返らせた恐竜たちが生き残り、新たに地球上を闊歩する世界は果たして「共存」と言えるのか。
なんら解決されぬままエンディングになったというイメージのファンも多いのでは。
そんな中、「Rebirth(再生)」と名打った続々編が制作・公開となったことはファンには大きな喜びです。
メインキャストは、なんと自身が以前より出演を切望していたらしいスカーレット・ヨハンソン!
前シリーズでは、ハイヒールで逃げ惑う姿が可愛く印象的だったヒロイン、クレア(ブライス・ダラス・ハワード)。
今作では、やっぱりアクション女優スカーレット・ヨハンソンならではの新展開に期待が広がります!
ジョナサン・ベイリー、マハーシャラ・アリの出演も決定しています。
15.The Fantastic Four
『ザ・ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス』
公開日:2025年7月25日【米】
『ファンタスティック・フォー』は、これまで過去3回にわたって20世紀フォックスで映画化されています。
しかし、MCUのよるスタジオ買収の結果、今回新しくリブートされMCUの仲間入りとなります。
今回新たに発表されている2025年版のキャストを紹介しましょう。
リーダーのリード・リチャーズ役には、『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』でも注目のペドロ・パスカル!
「インビジブル・ウーマン」ことスー・ストームには、ヴァネッサ・カービー。
近年の『ミッション:インポッシブル』シリーズでホワイト・ウィドウ役で出演していた記憶が新しい実力派です。
スーの弟である「ヒューマン・トーチ」ジョニー・ストーム役はジョセフ・クイン。
彼も近作『クワイエット・プレイス:DAY1』ですっかり注目俳優になりました。
リードとスー夫妻の古い友人であるベン「ザ・シング」役は、エボン・モス=バックラック。
エミー賞も受賞したドラマ『一流シェフのファミリーレストラン』で演じた主人公の義兄役が有名です。
詳しくはこちらからどうぞ!
参考記事:MCU版『ファンタスティック・フォー』始動!リブート版の新メインキャストと過去作品も紹介
16.Emilia Pérez
『エミリア・ペレス / Emilia Pérez(原題)』
公開日:未定
カンヌ国際映画祭で絶賛され審査員賞を受賞し、長い拍手喝采を浴びた『エミリア・ペレス / Emilia Pérez(原題)』です。
メキシコの敏腕弁護士リタ(ゾーイ・サルダナ)はこれまで難事件を裁いて名声を得てきた敏腕弁護士。
その手腕に目を付けたのが麻薬カルテルの組織で、入れ墨だらけのボス(カルラ・ソフィア・ガスコン)からの依頼はなんとビジネスから手を引き「女への性転換手術」だったのです。
リタはいろいろ手を尽くし、手術が成功するように世界中を飛び回ることに。
女性に生まれ変わったボスの名前が、タイトルでもある「エミリア・ペレス」でした。
エミリアは妻(セーレナ・ゴメス)と子供二人を棄てて新しい生活を始めることになるのだが…。
今作でカルラ・ソフィア・ガスコンは、カンヌ国際映画祭・主演女優賞を受賞。
実生活でもトランスジェンダーであり、初のトランスジェンダー女優の受賞となります。
(アカデミー賞作品賞の有力候補のひとつです。)
17.The Bride!
『ザ・ブライド!(原題・The Bride!)』
公開日:2025年9月26日【米】
女優から転身したマギー・ギレンホールのよる監督作品、2作目となる話題作です。
メアリー・シェリー著「フランケンシュタイン」をベースにした新たなストーリーとなっています。
1930年代のシカゴ、孤独な若き科学者ヴィクター・フランケンシュタインの研究は、生命の起源に迫ること。
フランケンシュタインの怪物は仲間を創造しようと研究、殺害された若い女性を「花嫁(ブライド)」として蘇らせることに。
しかし、彼女は創造主の意志とは別に激しい恋に落ち、警察の注目をも浴びてしまう…。
フランケンシュタイン役には、実力俳優クリスチャン・ベールが演じ、また花嫁役には『MEN 同じ顔の男たち』の、こちらも実力派女優ジェシー・バックリーが演じます。
その他キャスト陣には、ペネロペ・クルス、アネット・ベニング、そしてマギー・ギレンホール監督の実弟ジェイク・ギレンホールのなど錚々たるラインナップとなっています。
18.Now You See Me 3
『グランド・イル―ジョン3』
公開日:2025年11月14日【米】
2013年の『グランド・イリュージョン』を皮切りに、2016年には第2弾『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』と立て続けにスマッシュヒットしたシリーズ。
その第3弾が満を持して2025年に公開されます。
イリュージョン・マジックがテーマとはいえ、このチーム「フォー・ホースメン」は半端ではない天才マジックチーム。
悪がせしめた大金を奪う手口は鮮やかそのもの、今作での「仕込み」が楽しみです。
前作からの豪華キャスト(ジェシー・アイゼンバーグ、マーク・ラファロ、ウディ・ハレルソンなど)に加え、前々作のアイラ・フィッシャーも合流。
また、ネクストブレイクの若手女優アリアナ・グリーンブラットや、実力派ロザムンド・パイクまで加わった強力ラインアップが報じられています。
19.Avatar: Fire and Ash
『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』
公開日:2025年12月19日【米】
ジェームズ・キャメロン監督のSFアクションシリーズ『アバター』の第3弾、『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』(原題:Avatar: Fire and Ash)。
前作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(23)から1年後の予定だったが、2025年公開にずれ込みます。
「アバター」の続報は逐次アバター専門のサイトで更新されていく中で、現時点での監督メッセージは以下の通りです。
「『アバター:炎と灰』は、サリー一家との没入型冒険で観客をパンドラに連れ戻し、新しいキャラクター、一族、生き物を世界に紹介する。」
とあります。
そして、新たに5枚のコンセプトアートが公開されています。
こちらはその一枚です。
20.Blade Runner 2099
『ブレードランナー 2099』
公開(Amazon配信)日:未定
反乱を起こす人造人間「レプリカント」を駆逐するというSF大作『ブレードランナー』が公開されたのは1982年。
映画が想定したのは現実から約30年後の2019年で、環境破壊が進み酸性雨が降りしきるロサンゼルスが舞台でした。
次に公開されたのが2017年の続編『ブレードランナー 2049』で、タイトル通り想定年は同じく約30年後。
すべて駆逐されたかに見えたレプリカントは、秘かに生きながらえていたのです。
さらに専任捜査官「ブレードランナー」の執拗な追跡は続くのですが、実はレプリカントは意外な進化をしていたのです。
一旦、終わったかのように見えたシリーズが、なんと『ブレードランナー 2099』として帰ってきたのです。
今度はあれから50年が経過、果たしてレプリカントはどこへ?
いや、むしろ「人間」そのものの存在が危うくなる予感のする作品となりそうです。
キャストは、ミシェル・ヨー(『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』など)、ハンター・シェイファー(『ハンガー・ゲーム0』などが予定されています。
(Amazonプライムオリジナルドラマとして配信予定です。)
関連記事:ネクストブレイク女優ハンター・シェイファー『ブレードランナー2099』に出演!美しき素顔に迫る
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