映画『リリーのすべて』でアカデミー賞助演女優賞を獲得し、世界的にも名が知られるようになったアリシア・ヴィキャンデル。
スウェーデン出身でありながら、流暢な英語を話しハリウッドで活躍する人気女優です。
私生活では共演者だったマイケル・ファスベンダーと結婚し、2021年には母になるなど、仕事もプライベードもかなり順調な様子のアリシア。
今回はそんなアリシアの魅力的プロフィールを一気にご紹介!
まだ撮影が始まっていない、超最新作の情報も最後に少しだけご紹介しますので、ぜひ読んでみてくださいね!
(冒頭画像:引用https://www.harpersbazaar.com/uk/)
『エクスマキナ』で人気爆発、スウェーデン生まれの国際派
1988年、スウェーデンのヨーテボリで、精神科医の父と女優の母の間に生まれたアリシア。
両親はアリシアが生まれてすぐに離婚しており、母親の元で育ちました。
ですが、父親との関係も良好で、幼い頃は両親の家を行き来していたそうです。
9歳の頃に始めたバレエで実力を発揮し始めたアリシアは、プロになるためティーンエイジャーの頃にストックホルムへ引っ越します。
Harper’s Bazaar [UK] May 2022 (単号)
バレエダンサーを、ケガで断念した過去
15歳の頃にはスウェーデン王立バレエ団で猛特訓の日々を過ごしていたアリシア。
プロのバレリーナとなるため、親元を離れバレエ漬けの毎日を送っていました。
しかし、その夢は怪我により断念せざるを得なくなってしまいます。
その後、バレエと同じくらい好きだった演技の道に進むため、演劇学校を受験するも2度も不合格に。
女優になれなかった場合に備えてか、法律学校に入学しましたが、夢を諦めたくなかったアリシア。
学校には一度も通うことなくオーディションを受け続けたそうです。
『リリーのすべて』、アカデミー賞受賞の快挙!
追い求め続けた夢を叶え、女優としてスウェーデンの映画を中心に活躍し始めたアリシアが、一気に注目されることになったのは、映画『エクスマキナ』でのエヴァ役でした。
バレエで鍛えたしなやかな動きと、AIロボットという役柄が見事にマッチし、軒並み高評価を得ます。
この役で、アリシアは数多くの映画祭で助演女優賞にノミネートされたり、ブレイクスルー賞を受賞したりと、女優として開花。
2015年の映画『リリーのすべて』では、世界で初めて性別適合手術を受けたリリー・エルベの妻であるヴェルダを演じ、見事アカデミー賞助演女優賞を獲得しました。
●アリシア・ヴィキャンデル(Alicia Vikander)
誕生日:1988年10月3日生まれ
星座:てんびん座
身長:168cm
出身:スウェーデン
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『光をくれた人』で共演、マイケル・ファスベンダーと結婚
その後もコンスタントに数多くの作品に出演していたアリシアですが、2016年公開の映画『光をくれた人』で夫婦役で共演したマイケル・ファスベンダーと私生活でも恋人同士に。
撮影が始まった2014年頃から交際を続け、2016年にアリシアがアカデミー賞を受賞した時には一緒に出席し話題になりました。
2021年には第一子も誕生し、現在はポルトガルで3人の生活を楽しんでいるようです。
役作りが毎回すごい!日本での撮影も経験
映画『トゥームレイダー ファースト・ミッション』ではララ・クロフトを演じるため、超過酷なトレーニングを積んだアリシア。
トレーニングの様子は公開され、当時とても話題になりました。
また、駆け出しの頃に出演した『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』では、デンマーク王妃のカロリーネを演じるため、デンマーク語を猛特訓。
相手役でデンマーク出身のマッツ・ミケルセンに引けを取らないほど自然な喋りを披露しています。
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Netflixオリジナル、『アースクエイクバード』で日本語を披露
役作りが徹底しているアリシアは、Netflix映画『アースクエイクバード』で日本語にも挑戦。
ラテン語とかけ離れた言語である日本語はさすがに苦戦したようで、言語指導のスタッフやメイクさんなどと3ヶ月に渡って猛勉強したそうです。
映画ではアリシアの努力が垣間見れるシーンがたくさんあり、日本語の発音はたった3ヶ月で習得したとは思えないほどです。
出産後もコンスタントに映画出演、次回作はスリラー?
近年は自身の制作会社も立ち上げるなど、女優業と並行してプロデュースにも力を入れているそう。
そんなアリシアですが、2023年に行われたカンヌ国際映画祭で好評だった『Firebrand(原題)』や2012年公開の『アンナ・カレーリナ』でも共演したジュード・ロウと、再々共演が決定!
まだ制作が発表されたばかりの新作『Origin of Species(原題)』に、出演することがわかりました。
本作はロン・ハワードがメガホンを取り、脚本は映画『テトリス』(Apple TV +で配信済み)のノア・ピンクが担当しています。
主演にアナ・デ・アルマス、共演者はジュード・ロウの他にも、デイジー・エドガー=ジョーンズが決定しており、2023年の冬にオーストラリアで撮影開始。
ストーリーの詳細はまだ発表されていませんが、どうやらサバイバルスリラーでコメディ要素もあるとのこと。文明社会を放棄しガラパゴスで過ごすさまざまな登場人物の殺人とサバイバルの物語となるようです。
コメディ要素のあるサバイバルスリラーとは、かなり面白いものとなりそうですね!
まとめ:今後もアリシアから目が離せない!
一時期に比べ、映画館で見る機会が減った気がしていたアリシアでしたが、結婚や出産を経てさらにパワーアップしているようですね。
先ほどご紹介した『Origin of Species(原題)』の他にも、韓国映画『Hope(原題)』の撮影も控えているそうで、どちらも楽しみでたまりません!
『Origin of Species(原題)』の日本公開は決定していない(2023年8月現在)ようですが、豪華キャストとロン・ハワード監督ということもあり、必ず公開されるのではないかと私は予測しています。
またニュースが入り次第、こちらでもお知らせしますね。
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高校時代にハマった映画観賞が、いつのまにかライフワークに。
ハリウッド大作からインディペンデント作品まで、ジャンルを問わず見ています。
オタク気質ゆえ、気になる作品はとことん調べてしまいます(笑)
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