『ベイビー・ドライバー』というタイトルからは、なかなか内容が想像できません。
ひと言でいえば、ラブストーリーとカーチェイスとバイオレンスの、トリプルセットを見せてくれる飽きさせない映画です!
その分、登場するキャストも多彩。
ラブストーリーは、『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』や『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』のリリー・ジェームズ。
カーアクションは、主人公ベイビーのアンセル・エルゴート。
そして、バイオレンスはケヴィン・スペイシー、ジェイミー・フォックスなど、
それぞれ違った個性を持つキャストたちが楽しませてくれます!
(冒頭画像:引用https://www.facebook.com/BabyDriverMovie/)
『ベイビー・ドライバー』:あらすじと主な登場人物
主人公ベイビー(アンセル・エルゴート)は、片時もイヤフォンを耳から離さない、一見クールな青年。
彼の仕事は、映画タイトル通り「ドライバー」なのですが、なんと犯行を終えた強盗グループを乗せてサッサと逃がせてあげる役割だったのです。
しかし、早く足を洗いたいと思っていた矢先、カフェのウェイトレス、デボラ(リリー・ジェームズ)と知り合うことに。
ただ、ベイビーのボスである、ドク(ケヴィン・スペイシー)はとことんベイビーを利用しようとしています。
一方、強盗グループメンバーの、バッツ(ジェイミー・フォックス)やバディ(ジョン・ハム)はベイビーの生意気さが気に入らず、実行グループの仲間内で次第に亀裂が生じはじめていました…。
●アンセル・エルゴート(Ansel Elgort)
誕生日:1994年3月14日生まれ
星座:うお座
身長:193㎝
出身:アメリカ・ ニューヨーク
▶おすすめの主演作品
※素敵な音楽、ハード・アクションそしてラブロマンス!
トリプルセット+ポップな音楽テンション!
❶カーチェイス!「逃がせ」は抜群、ベイビーのカーテクニック!
ベイビーがいつも寡黙でイヤフォンを耳にしているのは、音楽が大好きでイヤフォンで音楽を楽しんでいる?
いいえ、実は彼は小さい頃の事故が原因で耳に障害を持ち、耳鳴りを避けるためにイヤフォンの音楽を手放さなかったのです。
もちろん、強盗後に現場から仲間を乗せ一目散に逃走する際も、その姿は変わりません。
それどころか、そのドライビングテクニックは抜群で、追いかける警察車両を一気に突き放す姿はクールそのもの!
❷ラブロマンス!デボラとの出会いは音楽が縁!
強盗グループには元締めとしてドク(ケヴィン・スペイシー)がいました。
ドクは、ベイビーのテクニックに厚い信頼を置いていましたが、ベイビー自身はこの仕事から早く抜け出したいと。
そんな折、ベイビーは行きつけのカフェでデボラと出会います。
二人は音楽という共通の趣味で話が合い、すぐに親しい中に。
ちなみに、この映画はアカデミー賞・音響編集賞などにノミネートされるほどで、随所に使われる音楽はテンションを挙げてくれますよ。
●リリー・ジェームズ(Lily James)
誕生日:1989年4月5日
身長:170㎝
出身:イギリス
▶おすすめの代表作品
❸バイオレンス!しつこくつきまとう元締めドク
デボラと会ったベイビーは、これを機に最後の仕事を終えたら足を洗いたいと申し出ます。
一旦は、了解したかのように見えたドク。
しかし、二人が仲良くデートするところを見たドクは、デボラへの危害をほのめかしベイビーをゆすります。
さて、いよいよ最後のヤマである郵便局の襲撃!
ベイビーはその最中にデボラを連れて抜け出す計画を立てるのでした。
クライマックスは、強烈な銃撃戦へ!
一方で、気の短いバッツがドクの計画を無視し、ところかまわず発砲!
結果、郵便局の襲撃作戦は思わぬ方向へ転がっていきます。
いよいよここから、バイオレンス映画がスタート。
怒り狂うドク、好き勝手なバッツ、凶暴なバディ…みんなが入り乱れての銃撃戦へと発展。
あの大人しくてクールなベイビーもついに我慢の限界へ!
恋人デボラを守るために、ついにガンに手を出してしまいます…。
取り返しのつかない犯罪、手を染めるベイビー
ベイビーは汚れ仕事に手を貸していたとはいえ、もともとは養父を大事にするまじめで優しい青年。
そして、ベイビーが目指したのは現金ではなくデボラを連れての逃避行。
しかし、せっかく立てた計画も無残に崩れた上、取り返しのできない犯罪に手を染めてしまったのです。
気になるのは、銃撃戦に巻き込まれたデボラの行方!そして、ベイビーとの今後のこと。
ハッピーエンドが待っていることを期待しつつ、最後まで気が抜けません。
まとめ:『マンマ・ミーア』のドナ役を彷彿!
リリー・ジェームズのファンには、快活で楽しいデボラ役にハマります。
どちらかといえば『マンマ・ミーア』のドナ役に近いかも。
ぜひ、合わせて鑑賞されたらいかがでしょうか?
ラブストーリーとカーアクションとバイオレンスのトリプルセット、そしてポップな音楽のコーティングで最高に楽しめる映画です!
「ベイビー・ドライバー」はお気に入りの作品の一つです。特に冒頭のカーチェイスのシーンがお気に入りで何度もリピートしています。アンセル・エルゴートが一気にスターダムになった作品でもありますよね。すべての動きを音楽に合わせているところなどは、エドガー・ライトのこだわりを感じられるところでもありますし、サントラも名盤だと思います。アンセルに関しては、近年は日本と共作の作品に出ていて日本語もペラペラになってますね。しばらくハリウッドの作品がないので心配していましたが、無事決まったそうで、いちファンとしてホッとしているところです(笑)
コメント、ありがとうございました!トリプルセットなんて書きましたが、とにかく飽きさせない作品でした!音楽との合わせ方も奏功しているもかもしれませんね!アンセルが日本語ペラペラとは知りませんでした!