2022年にあの名作、『ウエスト・サイド・ストーリー』が帰ってきました!
監督は、巨匠スティーブン・スティルバーグ監督とあってさらに期待が膨らみます。
前作『ウエスト・サイド物語』からなんと半世紀ぶり。
「夢と希望」にあふれていたアメリカ、差別や偏見を克服しようとしていた時代の感動とロマンスが帰ってきたのです。
ブロードウェイ、『ウエスト・サイド物語』を原点
今回の映画『ウエスト・サイド・ストーリー』の原点は、今から約半世紀前、1957年に公開された同名のブロードウェイ・ミュージカルにあります。
コロナ禍から一歩踏み出したことを伝える象徴的ニュース「ニューヨーク・ブロードウェイ再開!」のあのブロードウェイです。
当時は人種差別が公然とあった時代で、ミュージカル「ウエスト・サイド物語」と、続く劇場映画(前作)の公開は人々に夢と感動を与えたのでした。
その「ウエスト・サイド物語」がなぜ今?
50年来のスティーブン・スティルバーグ監督の積年の夢だったとも?
しかし、背景には今どの世代にも共通するテーマ「愛と青春」への渇望ではないでしょうか。
夢が集まるウエストサイドで、対立するグループ
舞台となる、戦後ニューヨークのウエスト・サイド地区は世界中から夢を求めた若者が集まる街でした。
将来への思いが熱くなる一方、同時に出身への偏見や差別に対する不満が渦巻く地区でもあったのです。
若者たちは仲間を集め集団をつくっていくのですが、それは次第にグループ間の敵対となっていきます。
映画では2つのグループがクローズアップされていきます。
ひとつは「ジェッツ」と呼ばれるグループ、もうひとつは「シャークス」。
日に日に対立が深まります。
主人公トニーが出会う、運命の相手は?
そんな中、ジェッツの元リーダーである主人公トニーがダンスホールで恋に落ちてしまいます。
相手が、ジェッツの対立グループリーダーの妹マリアだったことから、物語は急展開、次第に周囲の人たちを巻き込んでいくことに。
グループの対立が深まる一方で、トニーとマリアは惹かれ合って行きます。
さあ、ストーリーを一気に盛り上げてくれるのはミュージカルならではの音楽とダンス。
二人の恋の行方を歌い上げるいくつかの名曲のひとつが、「Somewhere」です。
この「Somewhere(どこか)」の意味は、二人の前に人種の偏見や差別が立ちはだかっても、「二人が安らげる居場所がきっとどこかにあるはず…」だと。
それは、同時に居場所を探し求める若者たちの思いでもあったのです。
さて、今回の主人公となるトニー役は、アンセル・エルゴート。
暴力とロマンスが交錯する中、ひたすら音楽を愛する青年を描いた『ベイビー・ドライバー』に登場しています。
なんと身長は、193cmという長身!
あのリズム感、身のこなし、そして真っすぐなキャラクターは今作『ウエスト・サイド・ストーリー』にピッタリではないでしょうか。
●アンセル・エルゴート(Ansel Elgort)
誕生日:1994年3月14日生まれ
星座:うお座
身長:193㎝
出身:アメリカ・ ニューヨーク
▶おすすめの主演作品
※素敵な音楽、ハード・アクションそしてラブロマンス!
次に、ヒロインとなるマリアには、今作のオーディションを勝ち抜いたレイチェル・ゼグラーという新人歌手です。
生年月日は2001年5月3日で、出身はアメリカ・ニュージャージ州です。
いわば大抜擢の喜びが、彼女のInstagramにはいくつもアップされています。
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(Instagram画像 最右:アンセル・エルゴート 右2番目:レイチェル・ゼグラー 中央:スティーブン・スピルバーグ監督)
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今作のスティーブン・スピルバーグ監督を改めておさらいしておきましょう。
ざっと上げるだけでも、『未知との遭遇』『E.T.』『プライベート・ライアン』『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』と、名作ばかりです。
SFから、戦争モノ、社会派映画まで常に人間にスポットを当ててきました。
●スティーブン・スピルバーグ監督(Steven Spielberg)
誕生日:1946年12月18日
星座:いて座
出身:アメリカ・オハイオ州
▶おすすめの代表作品
ちなみに前作は、アカデミー賞10部門を受賞するという快挙を成し遂げた超有名作品。
また、『雨に唄えば』『サウンド・オブ・ミュージック』と並んで3大ヒット・ミュージカルに挙げられます。
今作『ウエスト・サイド・ストーリー』から、また新しい伝説がきっと生まれることを期待せずにはおられません。
最後に、これも名曲となった「Tonight」の楽曲をバックに紹介されるもう一本の予告編を紹介しておきましょう。
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