世界一有名と言っても過言ではない音楽グループ「ビートルズ(The Beatles)」。
1962年のデビューから1970年の解散までの8年間という短い期間で彼らが残した楽曲の数々は、後世のミュージックシーンに大きな影響を与えています。
その中でも、初の2枚組として発売された傑作オリジナルアルバム『The Beatles(通称:ホワイト・アルバム)』に収録されている曲のほとんどが、超越瞑想旅行のために滞在していたインドのリシケシュで作られたと言われています。
若き青年が、そのリシケシュで出会ったメンバーとの思い出を題材にしたドキュメンタリー映画『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』が2022年9月に公開されました。
今記事では、ビートルズのメンバーである「リンゴ・スター」を追いかけ、アメリカのツアーに参加するほどビートルズラバーの筆者が本作品を解説。
とともにメンバーの素顔を、「星読み」から紐解いていきますのでぜひ楽しんで読んでいただけると嬉しいです!
(冒頭画像:引用https://www.facebook.com/beatlesinindiafilm)
映画『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』
本作の監督であるポール・サルツマンが23歳の時、失恋の悲しみを癒やすためインドのリシケシュへと旅立ちます。
当時、超越瞑想の指導者としてアメリカでも有名であった「マハリシ・マヘーシュ・ヨーギー」のアシュラム(僧院)がリシケシュにありました。
そして偶然にもビートルズのメンバーもリシケシュに滞在をしており、ポール・サルツマンはメンバーと交流をしながら夢のような8日間を過ごすこととなります。
本作は素顔のメンバーとの思い出とともに撮影した素晴らしい写真の数々と曲のモデルとなった出来事などを交えながら、インドのレコーディングスタジオやリシケシュ跡地を訪ねながら回想をしていく内容になっています。
謎の多かったインド滞在中のメンバーの様子が明らかになっておりワクワクが止まらない!
ぜひ見ていただきたい作品です。
ジョン・レノン:1940年10月9日生まれ てんびん座
それでは、さっそくメンバーの素顔を星読みから紐解いていきましょう!
トップバッターはビートルズを作った張本人でありリーダーのジョン。彼の作る音楽は繊細で大胆!
てんびん座はバランス感覚に優れた星座であり、他者との調和を図りながら抜群の調整能力を発揮します。
ビートルズのモットーは「強い絆と完全な平等」。
公平・平等さを大切にするてんびん座ならではのモットーですね。
ジョンは皮肉屋で記者をからかう返答をすることもしばしば・・・。
飄々としているイメージがありますが、実はどっしりと地に足がついた星を多く持っており、変化をあまり好まず堅実、瞬発的に物事を動かすということは少ないようです。
また、美的センスに優れていて本物を見極めることができる星も持っています。
奇跡と言われている天才的なメンバーを集めたジョンの目利きは確かなものがあったのですね。
そして、ジョンの人生における試練は「喪失」。
星が示す試練は乗り越えることで自己の成長と豊かな人生を作ると言われていますが、両親、育ての父親(伯父)、親友、仕事仲間・・・ジョンは幼い頃から大切な人との別れを経験してきています。
当然ながら苦しんできたこともあったと思いますが、それに負けずミュージシャンとして大成功し最後は心穏やかに過ごせる家族を作ることができました。
ポール・マッカートニー:1942年6月18日生まれ ふたご座
続いては天才的なメロディメーカー、ポール。
「イエスタデイ」「レット・イット・ビー」など、キャッチーな曲をたくさん作ってきました。
80歳を迎えても第一線で精力的に活動を行っており、若い世代のアーティストとコラボしたりと常に変化を続けているミュージシャンです。
そんなポールはふたご座らしく、頭の回転が早く情報収集に長けていてコミュニケーション能力が抜群!
風のようにふわりと軽やかに物事をこなしていくタイプです。
本作でも、一番親しみやすかったのはポールだったと監督は回想しています。
また、非常に弁が立つのもふたご座の特徴です。
的を得なかったり相手を煽るような(誤解されるような)発言をすることの多いジョンとは反対に、センシティブな話題にも角の立たない言い回しながらしっかりと意見を伝え記者たちを納得させることができたのがポールでした。
加えて才能を表す星にもふたご座が入っているので、マルチな才能を発揮する能力もあります。
ビートルズではベースを担当していましたが、「歌うベースライン」とも言われる天才的な演奏技術を発揮している上に、ギター、ピアノ、ドラム、ヴォーカル、作詞作曲と、ひとりで曲のレコーディングができてしまうマルチな人なのです!
そして、自信家で自己アピールが得意、自分にスポットライトが当たっていることが大好きな愛されキャラしし座も持っているポール。
音楽界のレジェンドとして君臨するポールは、自己の才能とアイデンティティが見事に合致して成功を収めている稀有な人なのではないでしょうか。
ジョージ・ハリスン:1943年2月24日 うお座
(注:誕生日は2月25日とも言われていますが、今回は2月24日で星読みしていきます)
続いては、影の天才ジョージ。
ジョンとポールに隠れてしまいがちな存在ですが、「サムシング」「タックスマン」など名曲を残しています。
ギタリストとしても素晴らしく、シタールなどの新しい楽器を導入し新たなビートルズサウンドを作り上げたメンバーでもあります。
そんなジョージを表すキーワードは「人」。
周りの人間関係を大切にすることで幸運を掴むことができたり、人に奉仕をすることで幸せを見出したり、周りを意識しながら相手とのバランスを上手く保つことが得意だったりと、「人」に関わる星が多くあります。
うお座は物事や人に境界線を作らないタイプであるとともに行動力と柔軟さの星も持ち合わせており、新しい楽器の導入しかり人柄がとても良かったと言われる優しいジョージらしい星の配置です。
本作では、ジョージは自分を受け入れてとても優しくしてくれたと回想している監督との心温まるエピソードも窺い知ることができます。
また、スピリチュアルなことと波長が合ううお座ですが、インドでの超越瞑想旅行を提案したのはジョージでした。
元々は当時ジョージの妻であったパティ・ボイドが指導者マハリシを紹介したのがきっかけでしたが、そのパティもうお座!
そして星読み記事を書いている筆者もうお座(笑)。
やっぱりうお座はスピリチュアル好きなのかも・・・?
リンゴ・スター:1940年7月7日生まれ かに座
最後は、ビートルズサウンドは彼のドラム無くして成立しなかったと言われるリンゴ。
曲を引き立てることにこだわった彼のドラムには、シンプルでありながらスパイスが効いている絶妙なテクニックがたくさん隠されています。
リンゴの持つかに座は、母親的な優しさがある星座。
小さいコミュニティを好み、自分のコミュニティに入れた人のことは家族のように大切にし裏切らず徹底的に守ります。
ビートルズが解散した時メンバーは険悪な状態でした。
そんな中、リンゴだけが全員と良好な関係を保ち続けていたというエピソードがあります。
「ビートルズは家族だ」と言っていたようにメンバーは絶対裏切らないと決めた人たちだったのだろうと思います。
また、表現力と想像力の才能の星も持っており、ドラマーとしての表現力は当然ながら「きかんしゃトーマス」のナレーターや俳優としても高い評価を得ている一面も持ち合わせています。
そしてCheeky(元気で面白い)な愛されキャラも魅力のひとつ!
ポールと同じしし座も持っているので、ビートルズのマスコットキャラクターとして際立っていたことも頷けます。
とは言うものの、フツフツとした情熱や堅実さもある真面目な部分も多く持ち合わせており、セッションの時間通りに来た試しのないメンバーの中で毎回時間通りにやってきてメンバーを待つという律儀な一面も。
また、インドでは2ヶ月ほど過ごす予定でしたが2週間足らずで帰国するという変化は好まないタイプらしい片鱗も覗かせています。
まとめ~ジョンのドキュメンタリーも楽しみ!~
ビートルズメンバーの星読み、楽しんでいただけましたか?
2022年にデビュー60周年を迎えたビートルズ。
有名すぎてなんだか遠く感じますが、愛すべきところをたくさん持っているメンバーばかりです!
そして、ジョン・レノンの命日である12月8日にドキュメンタリー映画『ジョン・レノン 〜音楽で世界を変えた男の真実〜』が公開。
未公開の映像もあるそうなので、新たなジョンの素顔が見られるのでは?と今から楽しみです!
《ライター:咲里(えり)》
映画大好き!ファッション大好き!が高じて、イメージコンサルタント
の視点から映画のファッション解説を書いています。
洋画ファッションを日本人が着こなすポイントもお伝えしていますので
皆さんの参考になると嬉しいです。
また、「星読みライター」としても、自ら学んだホロスコープを身近
に感じていただけるようにわかりやすく解説しています。
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