DCコミックに登場するハイテク・ヒーロー※「ブルービートル」が実写映画化!
ブルービートルは今後DCユニバースで「継続」すると言われており、注目度の高いキャラクター。
好奇心旺盛なティーンエイジャーが特撮っぽいコスチュームに身を包んで戦う王道展開は、ヒーロー好きには見逃せません!
今回は映画『ブルービートル』の実態を大解剖し解説していきます。
(冒頭画像:引用https://www.facebook.com/DCBlueBeetle)
実際には、どんなストーリーになるの?
主人公ハイメ・レイエスがブルービートルの力を手に入れるところから始まり、今作のヴィラン・カラパックスと激闘する場面も登場します。
ハイテク・ヒーローというだけあって、スーツから次々と武器が飛び出してくるのがかっこいいですよね。
なんと最後には、おばあちゃんが巨大な銃を持つ姿も……。
予告編からは家族愛も描かれそうとわかりますが、実際にはどんなストーリーになるのでしょうか?
※DCコミック「ブルービートル」【管理人・選】
※【キース・ギッフェン著】ハイメ・レイエスはテキサス州エルパソに住む、ごく普通の16歳の少年。ある日、虫の石“スカラベ”を拾ったことがきっかけで彼の人生は一変。そう、ハイメはスカラベに選ばれた――ブルービートルに!【引用:Amazon】
あらすじ:就活中の青年が突然スーパーヒーロに!?
大学を卒業し、実家に帰ってきたハイメ・レイエス。
彼は想いを寄せる女の子・ジェニーから、「開けちゃダメ」という謎のハンバーガーボックスを託されます。
好奇心を抑えられずにハイメがボックスを開けると、そこには異星人が遺したガジェット「スカラベ」が入っていて……。
スカラベのホストに選ばれたハイメ。
彼の体はたちまち青いスーツに包まれ、ハイテク・パワーを操れるようになります。
就活中で進路に悩むハイメは突然「ヒーロー」という大義を与えられますが、彼の力を狙うヴィランが出現。
時に戸惑い、そして家族や友人の力を借りながらも、ハイメは悪と闘う道を選ぶのです。
原作のブルービートルは、どんなキャラクター?
実はブルービートルは襲名制のヒーローで、映画の主人公ハイメは原作では3代目ブルービートルにあたります。
初めて彼がコミックに登場したのは、2006年刊行の『Infinite Crisis #3』でのこと。
原作のハイメは寝ている間に「スカラベ」に体内に入り込まれ、一体化されてしまうというちょっとホラーな設定でした。
ちなみに初代ブルービートルは「ビタミン2Xを摂取すると超能力を発揮する」という設定で、「スカラベ」が登場するのは2代目から。
2代目ブルービートルは古代エジプトの「スカラベ」を利用して神秘的な力を操ります。
3代目はその力をよりスタイリッシュにそしてハイテクにアレンジ!
なんせ3代目に登場する「スカラベ」は、古代異星人が遺した人工知能という設定ですからね。
映画の予告でも、スーツにAIが組み込まれていたり、自在に武器を具現化できたりという表現が登場していました。
このカッコ良すぎる能力を使って、ブルービートルがどんな闘いをするのか楽しみです。
そして原作でもそうであったように、ブルービートルは家族や友人にヒーローであることを明かしているのも面白いポイント。
周囲の人の助けを借りて強くなっていくのが彼の魅力なんです。
原作ではやがてブルービートルはバットマンにスカウトされるのですが、今後DCU映画にブルービートルが登場するのか注目しましょう!
主演:DC初のラテン系ヒーロー&イケメン主人公
今作で、DC映画初のラテン系スーパーヒーローが誕生します!
主人公・ハイメを演じるのは、人気ドラマ『コブラ会』のミゲル・ディアス役で一躍スターとなったショロ・マリデュエニャ。
どこかあどけなさを感じる甘いルックス……新世代のイケメン俳優筆頭と言えますね。
子役時代からキャリアをスタートさせ、『コブラ会』での大役をゲットしたショロですが、ハリウッド界隈でのラティーノの描かれ方には常に疑問を持っていたとか。
これまでラティーノといえば、ギャングやメイドなどの役が多い印象でした。
一方で『ブルービートル』では、「スーパーヒーロー」という「前向きなかたち」でラティーノが描かれることになります。
このことに喜びと特別な想いを抱いているというショロ。
今作での彼の活躍が、多くの人に元気と勇気を与えてくれるでしょう。
●ショロ・マリデュエニャ(Xolo Maridueña)
誕生日:2001年6月9日生まれ
星座:ふたご座
身長:175cm
出身:アメリカ・カリフォルニア州
▶おすすめの代表作品
敵役:立ちふさがる2人のヴィランに注目!
ヒーロー映画には欠かせない敵役・ヴィラン。
今作では2人のヴィランが登場することがわかっています。
1人目のヴィランは、「不死身の男」として知られるコンラッド・カラパックス。
演じるのは、メキシコやアメリカ・インディアンの血を引くラオール・トゥルヒロです。
【Instagram:raoulmaxtrujillo_official】
原作では初代ブルービートルのライバル考古学者として登場するカラパックス。
初代ブルービートルの死因調査中に感電死し、意識がロボットに転送されて不死身になるという設定でした。
映画ではどのような経緯からハイメと敵対するようになるのかが気になりますね。
そして2人目のヴィランは女性キャラクターのヴィクトリア・コード。
予告編でもブルービートルの力を欲しているような素振りを見せていました。
ヴィクトリアは映画オリジナルのヴィラン。
一方で、コミック版『スーサイド・スクワッド』に登場する2代目ブルービートルこと、テッド・コードの女性版にあたるキャラクターなのでは?と予想されています。
ハイメにとっての先代が敵に回ってしまうという展開なのでしょうか?
演じるのは映画『ロッキー・ホラー・ショー』などで知られるスーザン・サランドンです。
まとめ
MCUの『ブラックパンサー』をはじめとして、近年は有色人種のヒーローが注目を浴びるようになってきました。
ブルービートルはラテン系の人々にとって特別な意味を持つキャラクターになりそうです。
同時に、特撮っぽい見た目にハイテク感満載のスーツはヒーロー好きの心をくすぐること間違いなし!
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ウェス・アンダーソン作品の世界観が大好き!ライターの「もな」です。
映画にどハマりしたのは、小学生の頃に『ロード・オブ・ザ・リング』を観てから。
それからというもの、映画は私の人生にとって欠かせないもので、大学では映画学を専攻しました。
私の書く記事が、誰かと素敵な映画との出会いの場になったら嬉しいです。
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