アカデミー賞ノミネート女優であり、今や様々な映画作品に引っ張りダコとなった英国女優キャリー・マリガン。
ふんわりとした可憐なビジュアルから放たれる繊細かつ説得力のある演技で、唯一無二の存在感が魅力的な彼女。
その素顔を知れば、もっとキャリーのことを好きになるかもしれません。
怪演から可愛い演技まで変幻自在!英国女優キャリー・マリガンが人々の心を掴むその理由
英国女優キャリー・マリガン、可愛い演技から怪演まで。その素顔と心を掴んだおすすめ映画
キャリー・マリガン:プロフィール
●キャリー・マリガン(Carey Mulligan)
誕生日:1985年5月28日生まれ
星座:ふたご座
身長:170㎝
出身:イギリス・ロンドン
▶おすすめの代表作品
※復讐誓う女性役で世界的大ヒットを記録!
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※愛くるしい、ギャツビーの恋人役がとっても印象的でした!
ロンドン出身で、ウォルデインガム・スクール在学中に演技の魅力を知り、映画『プライドと偏見』(05)にて映画デビューを果たしたキャリー・マリガン。
ドラマ、ブロードウェイにも出演し、2009年公開の主演映画『17歳の肖像』でBAFTA主演女優賞を受賞。
その後、映画『華麗なるギャツビー』(10)に出演し、一気に注目を集め、2020年公開の主演映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』で更なる人気を獲得しました。
ガーリーでキュート、ふわっとした雰囲気を持ち、繊細でナイーブな演技だけでなく、強さを共存したそのパフォーマンスは観る人々の心を惹きつけてやみません。
甘えた声から、低いドスの効いた声まで自由自在!
キャリーの魅力の一つに“声”が挙げられるかと思います。
本人の声はどちらかというと低めで落ち着いた声。
しかし、『華麗なるギャツビー』では、主人公レオナルド・ディカプリオが演じたギャツビーに猛烈に愛される上流階級の令嬢デイジーを演じ、キャリーにしてはとろっとしたスウィートな声が特徴的でした。
一方、『プロミシング・ヤング・ウーマン』で演じた復讐に燃える役では、甘えたような高い声からキャリーの地声に近い低い声になったりと、自由自在に声を操れるその才能に惚れざるを得ません。
もし、キャリーの作品を観る際には、声にも注目してみると、より一層彼女の魅力に気付けるのではないかと思います。
意外な素顔、難民の子供たちを救う団体の大使!
キャリーは、War Child UKの大使を務めています。
この組織は、世界中の難民の子供達に手を差し伸べる団体です。
キャリーの兄はアフガニスタンで軍隊に勤務しており、この団体と協力し、紛争地域の女子学校へ資金提供をするなどして兄妹そろって世界中の子供達をサポートしています。
夫・マーカス・マムフォードとの間に娘を授かっているキャリーは、
「自分が子供を持った時に子供を見る視点が変わり、自分の娘が難民の子供達のような境遇だったらと思うと怯んでしまう。」
とその気持ちを述べています。
次回出演注目作、Netflix映画『スペースマン』
キャリーの次回出演作は、アダム・サンドラーが主演を務めるNetflixオリジナル映画『スペースマン』。
監督は、エミー賞受賞ドラマ『チェルノブイリ』のヨハン・レンクが担当。
ヤロスラフ・カルファーの小説『The Spaceman of Bohemia(原題)』を実写映画化した作品で、チェコ人初となる宇宙飛行士ヤクブをアダムが演じ、その妻・レンカをキャリーが演じます。
大まかなあらすじとしては、宇宙飛行士となったヤクブが、謎の古代の粉塵のサンプル採取を命じられます。
銀河の果てで出会った巨大グモと不思議な友情を築き、人生や愛などについて語り、妻・レンカとの関係をもう一度見つめ直そうとする物語です。
あらすじを読んでいるだけで、壮大なSFストーリーで想像力が掻き立てられますね。
キャリー演じるレンカは、夫に献身的な愛情を注ぐ妻とのことで、キャリーから溢れる温かな愛が物語のスパイスとなっていそうです。
続報が楽しみな本作、今から期待が高まる一作です。
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これだけは観て!怪演『プロミシング・ヤング・ウーマン』
映画タイトル | プロミシング・ヤング・ウーマン |
原題 | Promising Young Woman |
監督 | エメラルド・フェンネル |
出演 | キャリー・マリガン、アダム・ブロディ、レイ・ニコルソン、サム・リチャードソン、ボー・バーナム、ラヴァルヌ・コックス他 |
公開日 | 2020年 【YouTube:予告編】 |
夜な夜な謎の行動、元医大生にはある理由が…?:あらすじ
元医大生で、明るい未来を誰もが信じていた若き女性のキャリー。
毎晩クラブで酷く酔っ払った“フリ”をして、わざと男性を誘う彼女の謎の行動にはワケがありました。
実はとんでもなく頭が良く、クレバーなキャリー。
とある不可解な事件によるショックにより、その将来の道筋を絶たれた彼女には“復讐心”が芽生え、次々と事件の関係者らに制裁を与えることを目的としていました。
ポップに見えて猛毒!女性に日々起きる出来事描く
キャリーのキャリア史上最高峰と謳われるほどの高い評価を受けた『プロミシング・ヤング・ウーマン』。
ダークコメディでもあり、復讐エンターテインメントでもあり、キュートなラブコメ要素もあるジェットコースターのような作品です。
危険な復讐に燃えるキャシーを見事に演じ、第93回アカデミー賞の主演女優賞にノミネートされた実績を持っています。
センセーションを巻き起こした本作は問題作でもあり、名作でもあり、性暴力や女性に日々起きている許せない出来事を描いています。
写真を見ると、キャシーがポップで可愛い色鮮やかな衣装に身を包んでおり、一見すると恐ろしさはそこにはありません。
しかし、その内容には毒々しさと心を突き刺すような生々しさが潜んでいて、甘い気持ちで観ると痛い目に合うこと間違いナシの衝撃作です。
絶妙なサイコ演技から、キュートなロマンスの姿まで
キャリーの怪演とも言える鋭く、ときに鳥肌の立つ恐ろしい絶妙なサイコ感のある演技にはいちいちドキドキさせられっぱなし。
アカデミー賞にノミネートされるのにも納得が行く最高のパフォーマンスで溢れています。
可愛らしいキャシーの前に欲を抑えることが出来ない男性たちに対し、キャシーがドスの効いた低い声で冷たく言い放つ圧巻のシーンや、とあるシーンではバールを持ってデリカシーのない男を威嚇したりと、とにかくかっこいいキャシー。
そんなキャシーが抱える葛藤や復讐への迷い、久しぶりのラブ・ロマンス、彼女が選んだ道……。
など、全てが魅力的な物語は、観ている者を一瞬たりとも飽きさせません。
キャリー・マリガンの真髄とも言える本作は、ファンであってもそうでなくても生きている間に一度は観ておきたい作品となっています。
参考記事:『プロミシング・ヤング・ウーマン』前途有望な女性の、驚きの復讐方法と理由!
まとめ
演技、ビジュアル、人柄…どんな角度から見ても、好きになる要素しかないキャリー・マリガン。
次回作も続々と決まっており、今後も私たちを魅了してやまない女優として快進撃を見せてくれそうな予感でいっぱいです。
キャリーのことが気になったら、是非作品に触れてみてくださいね。
《ライター:Yuuri》
読者の皆さんこんにちわ。ライターのYuuriと申します。
アクション映画を好み、エマ・ストーンとクリステン・スチュワートをこよなく推してます。
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