みなさん、こんにちわ!洋画大好き、ライターのYuuriです。
今回ご紹介するのは、バレエダンサーの新たな人生を描いたフランス映画『ダンサー イン Paris』。
希望溢れるポジティブで美しい本作は、早くも日本でも注目を集めています。
ここでは本作のあらすじや見どころ、そして映画初主演となる現役ダンサー「マリオン・バルボー」の魅力をお伝えいたします!
(冒頭画像:引用https://www.dancerinparis.com/)
『ダンサー イン Paris』:映画情報
映画タイトル | ダンサー イン Paris |
原題 | En corps / Rise |
監督 | セドリック・クラピッシュ |
出演 | マリオン・バルボー、ホフェッシュ・シェクター、ドゥニ・ポダリデス、ミュリエル・ロバン、ピオ・マルマイ、フランソワ・シビル、メディ・バキ他 |
公開日 | 2023年9月15日 【YouTube:予告編】 |
恋人からの裏切りと、怪我に見舞われる!:あらすじ
フランス、パリのオペラ座バレエ団でエトワール(花形スター)を目指していたエリーズ。
まもなくその夢の実現が迫ったある日、ボーイフレンドが他のダンサー女性にキスをしている瞬間を目撃。
最愛の恋人からまさかの裏切りを受けてしまい、そのことが引き金となり、バレエのパフォーマンス中に滑って足首を負傷するという思わぬアクシデントに見舞われてしまう。
医者からはもう二度と踊れないかもしれないと告げられ、26歳という若さにしてキャリアの終了という瀬戸際に立たされてしまったエリーズは、失意のどん底に。
そんな中でも新しい人生を探し始めたエリーズは、料理のアシスタント係の仕事で訪れた先で、とあるダンスカンパニーと出会う。
そのダンスカンパニーから放たれるコンテンポラリーダンスを目にしたエリーズは、バレエとは違った未知の世界のダンスを踊ることによって、新たな喜びを知り、変わり始めていくのだった…。
明るくポジティブな、バレエ映画が爆誕!
タイトル通りフランス映画である本作『ダンサー イン Paris』。
主人公のエリーズをフランス人ダンサーのマリオン・バルボーが演じ、圧倒的なステージが大きな評価を受け、フランスでは140万人の観客を動員しました。
これまでにもバレエを題材にした映画作品は多く存在しています。
しかし、その内容はバレエ界の裏側や過酷さを描いたものが多く、どうしてもダークな物語になりがちでした。
そんな中、監督のセドリック・クラピッシュはポジティブで健全なバレエ映画にしたいという思いを込め、新しい世界へ踏み出す、希望溢れたバレエ映画を製作。
よって、何があっても挫けずに進み続けるエリーズから勇気をもらえて、明るく前向きなダンス物語として多くの観客に感動スペクタクルを与えました。
美しい映像美から溢れ出る力強くて若々しい本作は、日本でもきっとたくさんの人に愛される作品になるのではないでしょうか。
世界最高峰のダンサー、マリオン・バルボー初主演!
主人公エリーゼを演じたのは、AROPダンス賞(若手ダンサーに与えられる賞)を受賞したことでも知られる、世界最高峰のバレエ団を率いるプルミエール・ダンサーズのマリオン・バルボーです。
※パリ・オペラ座バレエ団の一員であるマリオンは、コンテポラリーダンスも踊るダンサーであり、界隈で彼女の名を知らない者はいません。
本作『ダンサー イン Paris』では、スタントを一切使わず全てのダンスシーンをマリオン本人が踊っており、役者とダンサーの2つの顔を同時に披露し、その魅力を存分に発揮しています。
演技やダンスのスキルはもちろんですが、マリオン自身が持つそのしなやかでふんわりとした愛くるしい美しさといったビジュアルも私たちの心を惹きつけてなりません。
※「パリ・オペラ座バレエ団」の凄さがわかる一冊【管理人・選】
※ルイ14世から、ギエム、ルグリまで、世界最古のバレエ団の350年をたどる。上演されたすべてのバレエ作品、エトワールなど詳細な一覧表を収載。【引用:Amazon】
オープニング15分間、圧巻のバレエシーンに注目!
監督のセドリック・クラピッシュが、絶対にスタントを使わないという条件のもとでキャスティング・セッションを実施。
その中でマリオンが傑出した存在であり、バレエとコンテンポラリーダンスの2つを自在にこなせる女性ダンサーは彼女だけだったと話しています。
また、マリオン演じるエリーズが持つ脆さと強さを彼女なら絶妙に表現出来ると確信し、エリーズ役に起用したとのこと。
本作は、15分間のオープニングでなんとセリフなしの圧巻のバレエシーンも登場。
この舞台ではエリーズ扮する舞姫・ニキヤが、恋人に裏切られてしまう…という本作の行く末を暗示したような役柄を演じています。
冒頭だけでもグッと引き込まれる世界観になっており、バレエ好きはもちろんのこと、バレエに触れたことのない人でもその魅力にワクワクさせられてしまうのではないでしょうか。
マリオン・バルボーが魅せるクラシックとコンテンポラリーの美しく、心揺さぶる情熱的な踊りと演技に是非注目してみてくださいね。
まとめ
フランスでは既に多くの人々から高評価を受け、強く愛されている『ダンサー イン Paris』。
これまでにありそうでなかなかなかった、ポジティブなバレエ映画として新たな旋風を巻き起こしそうな本作で、崖っぷちのエリーズがどう新しい人生を歩んでいくのかに注目したいところ。
《ライター:Yuuri》
読者の皆さんこんにちわ。ライターのYuuriと申します。
アクション映画を好み、エマ・ストーンとクリステン・スチュワートをこよなく推してます。
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