”エルヴィス・プレスリー”と言えば、ビートルズやクイーンの一世代前に、世界で最も売れた歌手として名を馳せた人物。
1960年代は、エルヴィスに夢中になって街から不良が消えたという伝説も残しているらしいです。
そんな伝説のロックン・ローラーの伝記を煌びやかな演出が得意なバズ・ラーマン監督が手掛けます。
バズ・ラーマン監督の音楽のある作品を映画館で鑑賞できるとは…極めて贅沢な2時間を味わえるはずです。
今回は、エルヴィスとバズ・ラーマン監督の魅力に迫りたいと思います。
(冒頭画像:https://wwws.warnerbros.co.jp/elvis-movie/)
あらすじ:エルヴィス・プレスリーの隠された真実
若き日のエルヴィスは、ルイジアナの小さなライブに出演し、当時誰も聴いたことのなかった”ロック“とセンセーショナルなダンスを披露しました。
若者たちは瞬く間に魅了され、エルヴィスはスーパースターに変貌していきます。
しかし、熱狂的に受け入れられた一方で、まだ保守的な価値観しか受け入れられなかった時代でもありました。
ブラックカルチャーをいち早く取り入れた彼は、警察の監視下に置かれることまで…そんなエルヴィス・プレスリーの隠された真実に迫ります。
エルヴィスについて
エルヴィス・プレスリーという名は耳にしたことがあったのですが、今回調べていると1分で彼の偉大さが伝わる映像があったので、是非本作を鑑賞前にチェックしてみてください。
驚きの記録を数々残している・・・まさに伝説の人物です!
<エルヴィスの胸熱伝説&7つの真実が1分でわかる特別映像>
公式サイトを覗くとエルヴィス ・プレスリーの凄さがまだまだ伝わってきます。
最近、BTSのライブ映像の同時視聴者数は約213万9,000人だとニュースになっていましたが、エルヴィス ・プレスリーはそれを遥かに超える視聴者数を記録しています。(※⑤参照)
いかに世界を虜にした人物だったのかと考えさせられます。
- 世界で最も売れたソロアーティストとして、ギネス認定されている。
- レコード総売り上げ30億枚。
- 1日で売り上げたレコードの枚数2,000万枚。
- 今も届くファンレター2,000万通。
- ライブ世界中継視聴者数15億人。
- ライブチケット完売連続1,500公演。
- 活動中のファンクラブ数世界最多625団体。
- 最多ヒットシングル記録151曲。
- 出演TV番組最高視聴率82%。
- 出演ハリウッド映画主演34本。
エルヴィス・プレスリーに変貌、「オースティン・バトラー」
今作でエルヴィス・プレスリーを演じ変貌するのは、オースティン・バトラー。
彼の作品で記憶に残っているのは、『ハイスクール・ミュージカル』シリーズでお馴染みの人物、ピンクを身を纏ったお嬢様 シャーペイを主人公に映画化された『シャーペイのファビュラス・アドベンチャー』(10)など。
『ハイスクール・ミュージカル』と言えば、ディズニーチャンネルから生まれた青春ミュージカルムービーです。
現在20代の世代にはかなり愛されている映画で、『グレイテスト・ショーマン』(17)のザック・エフロンと『tick,tick…BOOM!』(21)のヴァネッサ・ハジェンズなどが出演をしています。
最近の話題になったミュージカル映画にも出演しているのは、若き頃から歌声とダンスのパフォーマンスの実績を残しているからでしょう。
そのような次々と実力派俳優を生み出している”ディズニー”のミュージカル作品に出演していたオースティン・バドラーの歌声とダンスの上手さは言うまでもありません。
彼の圧倒的パフォーマンスと歌唱力は、監督に「エルヴィスそのもの」と言わせたらしいです。
エルヴィス ・プレスリーの再現度の高さに是非注目して欲しいです。
●オースティン・バトラー(Austin Butler)
誕生日:1991年8月17日生まれ
星座:しし座
出身:アメリカ・カリフォルニア州
▶おすすめの代表作品
トム・ハンクス、悪名高き強欲マネージャーを!
トム・ハンクスといえば、『フォレスト・ガンプ』(94)や『グリーンマイル』(99)、『ターミナル』(04)と名作を次々に生み出すハリウッドを代表する演技派俳優。
二度のアカデミー賞受賞経験のあるトム・ハンクスが、本作で重要なマネージャートム・パーカーを演じます。
筆者が鑑賞した彼の出演作を思い返す限り、どの役柄も印象は違うのですが、”善人”の役ばかりが思い出されます。
だからこそ、本作でトム・ハンクスの正統派ではない役を観れるのはレアな気がしています。
実力派俳優が脇を固めることによって、本作の魅力を引き立てるに違いありません。
●トム・ハンクス(Tom Hanks)
誕生日:1956年7月9日生まれ
星座:かに座
身長:183㎝
出身:アメリカ・カリフォルニア州
▶おすすめの代表作品
煌びやかな演出で人々を魅了、魔術師バズ・ラーマン監督
皆さんは次に観る映画を決める時に、監督で選ぶことがありますか?
バズ・ラーマン監督は、私に”監督で映画を選ぶ”きっかけを作り出してくれた人物です。
筆者は高校生の頃まで、ジャケットの雰囲気や好きな俳優が出演している作品、広告や口コミを耳にして映画を選んでいました。
しかしある日、TSUTAYAでレオナルド・ディカプリオ主演の『ロミオとジュリエット』とミュージカル『ムーランルージュ』(01)を立て続けに鑑賞した時に、2作とも恋に落ちたような衝撃に襲われました。
なぜなら、音楽や台詞が素晴らしいだけでなく、出演している人たちを宝石のようにあまりに美しく撮るのに感動したからです。
そしてパッケージの裏を色々と見て、初めて気づいたのです。
端正な顔立ちの俳優たちの魅力もあるけど、主に”監督が映画の色を作り出しているんだ”って。
彼の作品で唯一映画館で鑑賞できたのは『華麗なるギャツビー』(13)だったので、本作の公開を知った時には嬉しくてたまりませんでした。
なぜなら、バズ・ラーマン監督の作品を映画館で観る時間はまさに至福のひととき。
煌びやかな世界で艶やかなキャストたちが華やかな衣装を纏う…その映像の美しさは、鑑賞後の余韻が数日間続くような威力を持っています。
本作でも当時のエルヴィス ・プレスリーを再現しながらも、バズ・ラーマン監督ならではの映像美で魅せてくれるはずです。
●バズ・ラーマン監督(Baz Luhrmann)
誕生日:1962年9月17日生まれ
星座:おとめ座
身長:170㎝
出身:オーストラリア
▶おすすめの代表作品
まとめ
まるで映画に関して無知だった私に、映画の奥深さを気づかせてくれたバズ・ラーマン監督。
1時間でも1日でも語れそうなくらい思い入れがある監督は、私の人生を変えた人物と言っても過言ではありません。
そして、監督の作品をスクリーンで観ることができるだけでも幸せなのに、加えて本作には”音楽”がある。
世界を熱狂させたエルヴィス ・プレスリー音楽×人の心を鷲掴みにする力を持つバズ・ラーマン監督の作品となったら、無敵なんではないでしょうか。
《ライター紹介:anzu》 クリックで担当記事一覧へ→
大学生時代にフランス文学を専攻していたこともあり、ヨーロッパ映画に惹かれる傾向にあります。
映像や台詞、音楽のときめき、ホラーやサスペンスのような怖さの驚き等、ドキドキする作品がたまらなく好きです。
今まで観てきた映画の数は1400本を越え、今も更新中です。
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