フィル・コリンズの娘であり、今やNETFLIXドラマ『エミリー、パリへ行く』や映画『あと1センチの恋』といった大ヒット作に出演し続ける実力派女優となったリリー・コリンズ。
人形のような愛くるしい美貌はもちろんのこと、唯一無二のファッションセンス、そして繊細な演技と抜群の存在感で世界中から愛されています。
ここではリリーにきっと、もっと恋してしまうそのプロフィールとチェックすべきオススメの映画について迫ってみました!
『エミリー、パリへ行く』も絶好調!リリー・コリンズが魅せる映画&ファッションの世界
「リリー・コリンズ」プロフィール
●リリー・コリンズ(Lily Collins)
誕生日:1989年3月18日生まれ
身長:165cm
出身:イギリス
▶おすすめの代表作品:
※実在した殺人鬼の恋人を熱演。
『心のカルテ』→どちらも、この記事で後述!
子役の頃より活躍。実は『ハリポタ』大好き!?
ミュージシャン、フィル・コリンズを父に持つリリーは、子役の頃より演技に携わって育ちました。
女優としての活動を本格的に始めたのは2009年。
映画『しあわせの隠れ場所』でスクリーンデビューを果たし、のちに『白雪姫と鏡の女王』で白雪姫に大抜擢され、大ブレイクを果たしました。
その後は映画『あと1センチの恋』や『テッド・バンディ』、ドラマ『エミリー、パリへ行く』といった大ヒット作に出演し、世界的な人気を博す若手女優として愛される存在になりました。
愛らしく華やかで、太陽にように笑うビジュアルはもちろん、ラブコメからシリアスな演技まで幅広くこなす演技派女優としても高く評価されています。
2021年にはディレクター兼ライターのチャーリー・マクダウェルと婚約。
自然が大好きな2人は、ロッキー山脈にある広大なリゾート地で挙式を挙げており、その時の写真が「息を飲む美しさ!」と絶賛され、世界中から祝福されました。
ちなみにリリーは大の『ハリーポッター』のファン。
映画に出演するのが夢だったそうで、どこかのシリーズに参加出来たらいいのにと思っていたとのこと。
あの魔法学校の制服を着こなして冒険するリリー…想像しただけで何だかキュンとしますね!
お洒落の伝道師!『エミリー、パリへ行く』が大人気
リリーと言えば、女性ファンが思わず憧れてしまう華やかなファッションセンスも愛される理由の一つ。
昨今では、パリを舞台に仕事に恋に奮闘するヒロインのエミリーを描いたNetflixドラマ『エミリー、パリへ行く』での劇中ファッションに特に注目。
美しい街で映える見応えのあるコーデが人気を博しています。
リリーにしか着こなせないようなカラフルなドレスから、ガーリースタイル、カジュアルでシンプルなコーデまで網羅。
くるくる変わる七変化の衣装はお洒落好きにはたまらないものばかり!
物語を楽しむのはもちろんのこと、ファッションも同時に楽しめてしまうドラマなので、リリーのファッショニスタっぷりを堪能したいのであれば要チェックの作品となっています。
一方、こちらは私服スタイル。
動きやすくてラフ、どちらかと言うとカジュアルなコーデが多く、参考にしやすいスタイルが多めのようです。
この2作は見逃せない、リリー出演のオススメ映画!
幅広いジャンルの作品に出演しているリリー。
どの作品も珠玉の名作ばかりですが、どれを観ようか悩む方のために筆者オススメの映画2選をチョイスしてみました。
『心のカルテ』、経験者だからこそ出せる迫真の演技
映画タイトル | 心のカルテ |
原題 | To The Bone |
監督 | マーティ・ノクソン |
出演 | リリー・コリンズ、キアヌ・リーヴス、キャリー・プレストン、アラナ・ユーバック、リアナ・リベラト、キャスリン・プレスコット、リリ・テイラー他 |
公開日 | 2017年 【YouTube:予告編】 |
あらすじ:摂食障害に悩む女性が入所したのは型破りの施設?
複雑な家庭環境で育った20歳の女性エレン。
彼女は重度の拒食症に悩み、何度も入退院を繰り返し壁を乗り越えようと努力していましたが、回復するどころか体重は減り続ける一方。
ある日、継母からの勧めで医師の診察を受けたエレンは、「食べ物について話をしない」「最低6週間の入所」を条件に、医師が運営するグループホームで過ごすことになります。
しかし、この施設はとても型破りで風変りした規則ばかりでエレンは戸惑いを隠しきれません。
もがき、反発しながらもエレンは同じ摂食障害という悩みを抱える同年代の入所者と共に日々を過ごすことになるのですが…。
決して美しい映画ではないけど、夢中で観てしまう作品
拒食症に苦しむ女性をリリー・コリンズ主演で描いたヒューマン物語『心のカルテ』。
Netflixだからこそ描ける、心に潜む病に鋭くフューチャーした作品で、生々しく、かといって重くなりすぎず絶妙な塩梅で繊細に制作された作品です。
同じ病に悩む人々に希望の光を与える映画というよりは、人生は理不尽で複雑であるということを突き付けてくる物語なので、救いを求めている人にはオススメ出来ません。
しかし、そんな理不尽な人生でも人間は強いというメッセージにスッと納得がいき、改めて自分自身と見つめ合えるような作風になっています。
摂食障害にもがくエレンを演じたリリーも、実は10代の頃に同じ病で苦しんだ過去がある女性。
体験者ということもあり、エレンという役柄への向き合い方やその表現や演出は非常にリアルで、迫真の演技には息を飲むほど一瞬で引き込まれるものがあります。
元々細身のリリーですが、役作りに励み、より細く感じられるビジュアルになっており、説得力に長けたキャラクターになっています。
キラッとしたラブコメの作品への出演が多いリリーが魅せる、暗くて、でも強くて美しいその姿に新たな魅力がギュッと詰まっているので、是非リリーの体当たりの演技に注目してみてください。
『テッド・バンディ』、実在の殺人鬼の恋人を演じた衝撃作
映画タイトル | テッド・バンディ |
原題 | Extremely Wicked, Shockingly Evil and Vile |
監督 | ジョー・バーリンジャー |
出演 | ザック・エフロン、リリー・コリンズ、カヤ・スコデラリオ、ジェフリー・ドノヴァン、アンジェラ・サラフィアン、ディラン・ベイカー他 |
公開日 | 2019年 【YouTube:予告編】 |
あらすじ:シングルマザーが出会った男は殺人鬼
70年代アメリカで、30人以上もの女性を惨殺したとされる男テッド・バンディ。
バーでテッドと出会った、幼い娘を持つシングルマザーのリズはテッドと恋に落ち、幸せに暮らしていましたがテッドは逮捕され起訴されてしまいます。
やがて殺人の疑いが掛けられるテッド。
リズはそんなテッドが無実であると強く信じるのですが…。
リリーの新境地を感じられる、忘れられない作品に
ザック・エフロンが実在したアメリカの殺人鬼を演じ、その恋人役をリリーが演じた『テッド・バンディ』。
衝撃的な事件として、当時のアメリカはもちろん、全世界から注目された凄惨な事件です。
今作はリリー演じる恋人のリズの視点で描いた作品で、殺人鬼であるテッドから見えてくるもう一面の顔をメインに物語が進んでいきます。
アイドル的俳優であったザック・エフロンはもちろん、お姫様のようなイメージが強いリリーにとっても新たな境地となった一作で、これまでの2人の印象がガラリと変わる仄暗い作品になっています。
邪悪な魅力に引き寄せられ、悪のカリスマに恋をしてしまったリズ。
リリーはリズを演じる際、実際にリズに出会い、当時の話を聞いたとのことです。
様々な資料を見せてもらい、エピソードを聞いた上で挑んだ役であるためリリーの演技からは強い説得力を感じるものに。
今作は、一度観たら忘れられない、そんな衝撃的な作品になっています。
まとめ
キュートなラブコメから心に訴えかける真に迫った作品まで出演し、どんな役柄も見事に演じ切るリリー。
一人の女性としても日々美しさが増すリリーに、今後も大きな視線が集まりそうです!
《ライター:Yuuri》
読者の皆さんこんにちわ。ライターのYuuriと申します。
アクション映画を好み、エマ・ストーンとクロエ・グレース・モレッツをこよなく推してます。
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