注目ドラマ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』魅力を徹底解説!【GOT】の前日譚、その繋がりは?

ハウスオブザドラゴン
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』

2022年最高のドラマとの呼び声が高い『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』

実際に第80回ゴールデン・グローブ賞でテレビ部門作品賞(ドラマ)を受賞するなど、かなりの高評価のようです。

世界的大ヒットを記録したシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』【GOT】のスピンオフとして製作された本作。

圧倒的スケールの映像と思わず引き込まれるストーリーで、見るべき度数は100%と言えるでしょう!

そんな『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』の魅力をお伝えするべく、注目ポイントや『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズとの繋がりについて解説します。

(冒頭画像:引用https://www.facebook.com/houseofthedragon/)

欲望の炎がうずまく、【GOT】前日譚が開幕!

ハウスオブザドラゴン
https://www.facebook.com/houseofthedragon/

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』で描かれるのは『ゲーム・オブ・スローンズ』より200年も前の話、つまりメインシリーズの前日譚です。

『ゲーム・オブ・スローンズ』に登場するドラゴンの女王デナーリス・ターガリエン(エミリア・クラーク)の先祖たちがかつて引き起こした、ターガリエン家の内乱について語られていきます。

デナーリスの時代には滅亡寸前だったドラゴンですが、200年前のウェスタロスではターガリエン家が「鉄の玉座」につき、圧倒的な強さのドラゴンをもって七王国を統治していました。

現王のヴィセーリス・ターガリエン1世(パディ・コンシダイン)は世継ぎとなる息子に恵まれず、長女のレイニラ・ターガリエンミリー・オールコックエマ・ダーシー)を王位継承者として指名します。

ハウスオブザドラゴン
https://twitter.com/GameOfThrones/

しかし再婚相手アリセント・ハイタワーエミリー・キャリーオリヴィア・クック)との間に息子のエイゴンが誕生したのをきっかけに、ターガリエン家で後継者争いが勃発……。

やがてターガリエン家の分断は、『ゲーム・オブ・スローンズ』でも歴史書として語られた「双竜の舞踏」という戦いに繋がっていきます。

登場人物たちの欲望の炎がうずまくストーリー展開に思わず引き込まれること間違いなし!

メインシリーズでも活躍したスターク家、バラシオン家といった面々の先祖たちも登場するので、ファンにとっては見逃せないドラマですよ。

【GOT:ゲーム・オブ・スローンズ】との繋がりは?

ハウスオブザドラゴン
https://twitter.com/GameOfThrones/

『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズでは幾多もの名家が登場し、「鉄の玉座」を巡った血生臭い戦いを繰り広げました。

それぞれのキャラクターは個性的ながらも、関係性を覚えるまでに時間がかかったという方は多いでしょう。

今回製作されたスピンオフ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』はターガリエン家が主軸とはいえ、やはりその周りを取り囲む諸侯の多さやそれぞれの思惑の複雑さに圧倒されます。

そもそも本作が『ゲーム・オブ・スローンズ』とどのように繋がっているのかを、しっかり覚えておきましょう!

ポイント①:主人公とデナーリスの関係性は?

本作の主人公となるのはレイニラ・ターガリエンですが、『ゲーム・オブ・スローンズ』の主要キャラクターだったデナーリス・ターガリエンとの関係性が気になるところ。

ハウスオブザドラゴン
https://www.facebook.com/GameOfThrones/

ターガリエン家の年表を見てみると、デナーリスはレイニラの遠い姪に当たるようです。

前述のとおり本作はメインシリーズから200年も前の話なので、デナーリスは作中に登場しません。

ただし、レイニラとデナーリスには多くの共通点があると言われています。

男系王室を重視する家系において初の女王になるため、時に辱められながらも強く生き抜かんとする姿はお互い重なるものがあります。

ハウスオブザドラゴン
https://twitter.com/GameOfThrones/

一方でレイニラは王座に対する渇望はなく、「ただ王国を統一したい」という純粋な想いで行動するキャラクターです。

そんな彼女がいかにして変貌し、「双竜の舞踏」を巻き起こすかが注目ポイントと言えるでしょう。

ポイント②:「夜の王」の秘密が明かされる!?

ハウスオブザドラゴン
https://twitter.com/GameOfThrones/

※『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズと言えば、デナーリスやジョン・スノウ(キット・ハリントン)たちの前に立ちはだかる「夜の王」というキャラクターを覚えている人も多いでしょう。

まるでゾンビのようなホワイト・ウォーカーたちを束ねる姿は、トラウマ級の不気味さでしたよね。

さらには「ある出来事」をきっかけに、ドラゴンの乗り手になるという展開もありました。

そこで疑問だったのが、ターガリエン家の血筋でない「夜の王」がなぜドラゴンを操れるのかということ。

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』では、この「夜の王」の起源についても語られるのではないかと噂されています。

本作ではしきりと、征服王エイゴン1世が遺した予言「氷と炎の歌」についても触れられていました。

北には未知の脅威があると言い伝えられてきたようですが、ターガリエン家からこの「北の脅威」を治める者が出てくるのでしょうか……。

ちなみに「夜の王」はドラマシリーズのオリジナルキャラクターで、原作には登場しないようです。

今後さらなる『ゲーム・オブ・スローンズ』との繋がりが明かされるのか、なんだかドキドキしてしまいますね。

■※『ゲーム・オブ・スローンズ』をおさらい!【管理人・選】

ゲーム・オブ・スローンズ:コンプリート・シリーズ公式ブック ウェスタロスとその向こうへ

※ドラマ界最大の賞エミー賞の最多部門受賞を誇り、世界中に熱狂的なファンを持つドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』。その主要キャラクター紹介を中心に、ドラマ世界を補完するエッセイ、資料ほかを全8シーズンの場面写真とともに収録。フルカラー288ページ。【引用:Amazon】

ゲーム・オブ・スローンズ(第一章~最終章) DVD コンプリート・シリーズ(40枚組+ボーナス・ディスク3枚付)

▶無料トライアル実施中!<U-NEXT>

▶Amazonプライム会員:特典(動画・ミュージック・本・ライブ・DVD他)

本作の魅力①:ネクストブレイク!麗しき女優たち

『ハウス・オブ・ドラゴン』でぜひ注目してほしいのは、ネクストブレイク筆頭の女優たちがメインキャラクターを演じていること!

あなたの推し女優も見つかるかも……?

ミリー・オールコック&エマ・ダーシー

主人公となるレイニラ・ターガリエンにキャスティングされたのは、ミリー・オールコックエマ・ダーシー

幼少期を演じるミリー・オールコックはオーストラリア出身の期待の若手女優。

ハウスオブザドラゴン
https://twitter.com/GameOfThrones/

2014年にドラマ『Wonderland(原題)』でデビューしました。

どことなくアンニュイな雰囲気をまとうミリーですが、ケイト・モスの大ファンだとか。

今後は女優としての活躍だけでなく、ファッションアイコンとしても注目を集めそうです。

大人になったレイニラを演じるのは、エマ・ダーシー

ハウスオブザドラゴン
https://www.facebook.com/houseofthedragon/

エマは主に舞台で活躍してきましたが、2018年のドラマ『ワンダーラスト:幸せになるためのセラピー』でメインキャストに抜擢されています。

自身をノンバイナリー、つまり男性または女性どちらともジェンダーを定義していない彼女にとって、ジェンダーに捉われない統治者を目指すレイニラはぴったりの役と言えるでしょう。

Twitterのアカウントを非公開にするなど、パーソナルな情報を明かしていない謎多き女優でもあります。

エミリー・キャリー&オリヴィア・クック

宮廷一の美女と称され、ヴィセーリス・ターガリエン1世の妻となるアリセント・ハイタワー

この役にキャスティングされたのは、エミリー・キャリーオリヴィア・クックです。

幼少期を演じるのはエミリー・キャリー。

ハウスオブザドラゴン
https://twitter.com/HouseofDragon/

『ワンダーウーマン』で若き日のダイアナや、『トゥームレイダー ファースト・ミッション』で若き日のララ・クロフトを演じるなど、とにかく「美少女」のイメージが強い女優です。

ミリー・オールコック同様、今後どのような女優に成長してくか楽しみですね!

大人になったアリセントを演じるオリヴィア・クックは、『レディ・プレイヤー1』のヒロイン役として注目を集めました。

ハウスオブザドラゴン
https://www.facebook.com/houseofthedragon/

役のために坊主頭になったことでも当時話題になりましたね。

『スプリット』では人気女優アニャ・テイラー・ジョイと共演し、ソシオパスという難しい役どころを演じており、これからますます活躍が期待できる女優です。

魅力②:作品を彩る、主要キャラクターたち

注目してほしいのは、レイニラ・ターガリエンとアリセント・ハイタワーだけではありません。

まるでシェイクスピア悲劇のような『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』という作品を彩る、主要キャラクターをチェックしておきましょう!

ヴィセーリス・ターガリエン1世

ハウスオブザドラゴン
https://www.facebook.com/houseofthedragon/

七王国を統べる王ヴィセーリス・ターガリエン1世

ターガリエン家らしからぬ平和主義者で善人ですが、その性格ゆえに王の器に向かない人物です。

アクションからコメディまで幅広い役を演じ分けるパディ・コンシダインが演じています。

デイモン・ターガリエン

ハウスオブザドラゴン
https://twitter.com/HouseofDragon/

ヴィセーリスの弟で暴力的な性格のデイモン・ターガリエン

混沌を巻き起こし、兄をいたぶることを生きがいのようにしています。

彼を突き動かすのは、玉座への欲望ではなく、兄へのコンプレックスなのか……。

ドラマ『ザ・クラウン』『ラストナイト・イン・ソーホー』など、話題作に続々と出演しているマット・スミスが演じています。

オットー・ハイタワー

ハウスオブザドラゴン
https://twitter.com/HouseofDragon/

アリセントの父であるオットー・ハイタワー

権力を手に入れるために娘とヴィセーリスを近づけようと目論みます。

演じるのは、『ノッティングヒルの恋人』『アメイジング・スパイダーマン』などでおなじみの名優リス・エヴァンスです。

サー・クリストン・コール

ハウスオブザドラゴン
https://twitter.com/HouseofDragon/

ドーンの血を引く平民として生まれ、レイニラに武芸の腕を認められたサー・クリストン・コール

何かとレイニラのことを気にかける、道義心あふれる人物です。

新人俳優のファビアン・フランケルが演じています。

コアリーズ・ヴェラリオン

ハウスオブザドラゴン
https://www.facebook.com/houseofthedragon/

「海蛇」の異名を持ち、古代ヴァリリアの血を引くコアリーズ・ヴェラリオン

家名を高めるためにターガリエン家に近づこうとする野心家です。

『沈黙のステルス』などに出演しているスティーヴ・トゥーサントが演じています。

レイニス・ヴェラリオン

ハウスオブザドラゴン
https://www.facebook.com/houseofthedragon/

コアリーズの妻でありターガリエンの血を引くレイニス・ヴェラリオン

女性であるがゆえに、従兄弟のヴィセーリスに王位を奪われた「戴冠せざりし女王」です。

ドラマ『ナース・ジャッキー』シリーズなどで知られるイヴ・ベストが演じています。

■おすすめの参考本と動画配信【管理人・選】

メイキング・オブ・ハウス・オブ・ザ・ドラゴン ターガリエン王朝創造の裏側

※「狂気と偉大さは同じ硬貨の表と裏である。新たなターガリエンが生まれるたびに、神々が硬貨を投げあげ、世界中の人々が固唾をのんでその結果を見守る」(「メイキング・オブ・『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』より)『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』公式メイキング本!【引用:Amazon】

★U-NEXTにて見放題で独占配信中

U-NEXTギフトコード 30日間見放題+1,200ポイント

※【U-NEXTの特長】作品ジャンル:[ビデオ]:洋画 | 邦画 | 海外ドラマ | 韓流・アジアドラマ | 国内ドラマ | アニメ | キッズ | ドキュメンタリー | 音楽・アイドル | バラエティ | その他♥[ブック]:雑誌 | マンガ | ラノベ | 書籍

【新作が豊富】話題の映画をブルーレイやDVDの発売と同時、あるいは先行配信にてお楽しみいただけます。また、テレビ放送中のドラマやアニメの見逃し配信など、新しい作品も豊富に取りそろえています。

▶無料トライアル実施中!<U-NEXT>

ハウス・オブ・ザ・ドラゴン (シーズン1)

▶Amazonプライム会員:特典(動画・ミュージック・本・ライブ・DVD他)

まとめ:今後もスピンオフ作品に期待!

『ゲーム・オブ・スローンズ』のスピンオフについては、これまでにもいくつかアイデアが考案されてきました。

その中のひとつが、メインシリーズの約1万年前を舞台としたドラマ『ザ・ロング・ナイト(原題:The Long Night)』です。

英雄の時代が終わり、スターク家やラニスター家が興るまでを描くはずだったこちらの作品ですが、残念ながらお蔵入りに。

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』が初のスピンオフ実現作となり、現在はシーズン2の製作も決定しているとか!

本作の人気に後押しされて、今後も『ゲーム・オブ・スローンズ』のスピンオフ作品が続々公開されることを期待したいですね。

《ライター:もな》 クリックで担当記事の一覧へ→

もな

ウェス・アンダーソン作品の世界観が大好き!ライターの「もな」です。

映画にどハマりしたのは、小学生の頃に『ロード・オブ・ザ・リング』を観てから。
それからというもの、映画は私の人生にとって欠かせないもので、大学では映画学を専攻しました。

私の書く記事が、誰かと素敵な映画との出会いの場になったら嬉しいです。

連絡先:h.mayu571@gmail.com

ブログ統計情報

  • 1,380,844 アクセス

Be the first to comment

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください