ここ近年「人生100年時代」という言葉を、ビジネスやライフスタイルで耳にすることが多くなりましたよね。
「人生100年時代」とはリンダ・グラットン氏が提唱した言葉で、彼が長寿化による働き方や生き方の変化について書いた著書「LIFE SHIFT」は世界中で大きな話題となりました。
働き方や生き方がシフトチェンジしていく時代の中でも、私たちに大切なことを気づかせてくれる、そんな人生100年時代だからこそみたいオススメ映画を2選を紹介します。
LIFE SHIFT(ライフ・シフト) :著者リンダ グラットン、 アンドリュー スコット
いちばん大切なのは、愛する才能『gifted/ギフテッド』
「gifted」の意味と、作品のあらすじ
gifted (ギフテッド)とは生まれつき突出した才能を授かった人のことを言います。
本作ではメアリーのgifted=数学の天才的能力を巡り、ストーリーが進んでいきます。
生意気ざかりのメアリー(マッケナ・グレイス)は、母の自殺をきっかけに叔父フランク(クリス・エヴァンス)と片目猫のフレッドと穏やかな幸せに包まれ暮らしていました。
メアリーは、数学の天才的能力に恵まれた特別な7歳でしたが、フランクは亡き姉との約束を守るために英才教育ではなく普通の学校へ通わせます。
が、メアリーのgiftedに目をつけた祖母イヴリン(リンゼイ・ダンカン)は、メアリーを英才教育のある学校へ通わせようとフランクから引き離そうとします。
2人は離れ離れになってしまうのか?
メアリーとフランク、それぞれの幸せとは一体・・・?
●クリス・エヴァンス(Chris Evans)
誕生日:1981年6月13日生まれ
星座:ふたご座
身長:183㎝
出身:アメリカ・マサチューセッツ州
▶おすすめの代表作品
メアリーのgifted、開花シーンがかっこよすぎる・・・
ある日、メアリーは普通の小学1年生には解けるはずのない数学問題を簡単に答えてしまい先生や周りの大人たちをどよめかせます。
これがきっかけで祖母に目をつけられることになるのですが、難しい問題を解いたあとに「ところでうんざりってどういう意味?」と聞くメアリーが半端なくかっこいいシーンです!
●マッケナ・グレイス(Mckenna Grace)
誕生日:2006年6月25日生まれ
星座:かに座
出身:アメリカ・テキサス
▶おすすめの代表作
幸せは人の数だけ存在する
本作ではメアリーとフランクを引き離そうとするイヴリンが悪者役に見えてしまいますが、「才能のある子に英才教育を受けさせたい」という気持ちも分かるなぁと個人的には思います。
何が正解で不正解なんて誰にも分からないですし。
ただ、ひとつ言えるのは大人達がメアリーのgiftedに勝手に振り回されているだけということ。
才能があるとか、お金を持っているとか、名声を得たいとかそんな大人達のエゴはメアリーにとってはどうでもいいことなんです。
フランクと片目の猫フレッドと一緒にいられれば充分なんです。
この映画のサブタイトルである「いちばん大切なのは、愛する才能」を誰よりも持っていたのもメアリーなのかもしれません。
正解も不正解もないけど、それでも幸せの形は人の数だけ存在するんだと思わせてくれる作品です。
癒される名言多数、『天使のくれた時間』
「もしもあの時、別の選択をしていたら・・・?」
「就職でもう一つの会社を選んでいたら・・・」
「あの人の告白に”はい”と答えていたら・・・」
「あのとき夢を追いかけていれば・・・」
私の人生は今どうなっていたんだろう。
もしも、大事な選択を選びなおせるチャンスがあるならばあなたはどんな選択をしますか?
本作の主人公ジャック(ニコラス・ケイジ)は、大手金融会社の社長として成功を収め、何不自由ない生活を送っていました。
あるクリスマス・イヴの夜、不思議な出来事に巻き込まれたジャックが翌朝目を覚ますと、隣には学生時代の恋人ケイト(ティア・レオーニ)と2人の子供たちが寝ているのでした。
昨日まで社長だった自分が、結婚し、家庭を持ち、生活感溢れる家で生活している・・・。
貧乏な暮らし、安い給料に安いスーツ、職場は小さなタイヤの小売店。
そんな生活が嫌で元の世界に戻りたがるジャックですが、ケイトや子供達と温かい日々を過ごすうちにどんどん心に変化が現れこのままずっとこの世界で暮らしたいと思うようになります。
しかし、きらめきの日々は一瞬です。
元の世界に戻れたジャックでしたが、あの暖かい日々が忘れられずケイトに会いにいくのですが、、、、。
現実の世界に戻ったジャックが見つけた本当に大切なものとはなんだったのか?
観終わったあとにきっと大切な人に会いたくなる心温まる映画だと思います。
●ニコラス・ケイジ(Nicolas Cage)
誕生日:1964年1月7日生まれ
星座:やぎ座
身長:183cm
出身:アメリカ・カリフォルニア州
▶おすすめの代表作品
心が温かくなる名言と、胸にささるシーンがたくさん!
作品のキャストそれぞれに名言があり、そのどれもが心を癒してくれるものばかりです。
キャストごとに一番ぐっときた名言を紹介します!
【ケイト編】
「転職したいなら、本気でしたいなら、子供をつれてふたりで過ごしたこの家も捨ててあなたについていくわ。
だってあなたを愛しているから。住所よりずっと大切なことだもの。私は私たちを選ぶわ。」
豪華な暮らしをする為にジャックが転職の話を提案したときのケイトのセリフ。
今ある幸せは無くなってしまうけど、それでもジャックについていくという判断をするケイトの決意に胸が打たれる名言です。
●ティア・レオーニ(Téa Leoni)
誕生日:1966年2月25日生まれ
星座:うお座
身長:175cm
出身:アメリカ・ニューヨーク州
▶おすすめの代表作品
【ジャック編】
「コーヒーを飲もう。パリは逃げないよ。行かないでくれ、今夜は。」
現実世界に戻ったジャックがケイトを引き止めるシーンの名言です。
お金も地位も高くていい車も持っている。
何不自由ない生活もできる。
そんな全てを持っているジャックですが、それ以上に大切にしたい何かを見つけたことが分かる名言です。
お金か愛か。自由か家族か。
そんな永遠のテーマで「本当にあなたが大切にしたいものって何ですか?」と問いかけてくるような映画です。
とっても心温まるストーリーなので、仕事や人間関係に疲れてしまっている人や、気分が落ちてしまっている人にもオススメな作品です。
まとめ
長い人生、嫌なことも辛いこともしんどいことも沢山あると思います。
でも疲れた心を癒し、大事なことを気づかせてくれるような映画と一緒に生きられる。
それってとても素敵なことですよね!!
今回ご紹介した2つも、そんな風に思わせてくれる映画なのでぜひ観てほしいです!
《ライター:ほのか》 クリックで担当記事一覧へ→
記事へのご感想・関連情報・続報コメントお待ちしています!