「異性にもっとモテたい」という思いは、男女ともに同じです。
そこで今回は、おすすめの恋愛映画を男性からの視点と、女性からの視点に分けて紹介していきたいと思います。
さらに、そこで描かれている「モテるための恋愛心理学」も合わせて紹介したいと思います。
良かったら参考にして下さい。
(最後の本も参考に)
男性のおすすめの恋愛映画
参考映画:『ラブ・アゲイン』あらすじ
中年男のキャル(スティーブ・カレル)は、安定した仕事と愛する妻のエミリー(ジュリアン・ムーア)、さらに二人の子供を授かり、派手ではないが順調な人生を歩んできました。
ところがある夜、浮気をした妻から「離婚したい」と言われます。
家を出て行き、一人で暮らすことなったキャル。
エミリー以外の女性と交際経験がないキャルは、未練が断ち切れずに毎日バーで酔いつぶれる生活を送ります。
そんなある夜、毎日違う女性たちと遊んでいるプレイボーイのジェイコブ(ライアン・ゴズリング)と出会います。
キャルは魅力的な男になるために、ジェイコブの助言のもと、様々なモテる方法を実践することになります。
好意を返さずにはいられない「返報性の原理」
ジェイコブはバーで声をかけた女性に対して、必ずお酒を一杯奢ってから口説き始めます。
これは「返報性の原理」を用いたテクニックといえます。
「返報性の原理」とは、人から何かを与えられると、それに見合うものを返さずにはいられない心理現象です。
例えば、バレンタインデーにチョコを貰ったら、ホワイトデーに何かを返さないといけない気持ちになります。
つまり最初に奢られると、奢ってくれた相手の好意に応えなければならないという気持ちが自然と湧き上がるのです。
初デートの際には、食事代などを奢ると、恋愛を有利に進められます。
「今日は払うから、次は払って」などと言うことで、次のデートにも繋げやすくなります。
心の距離を近づける「ボッサードの法則」
キャルはジェイコブの助言のもと、バーでナンパを練習します。
このバーという空間は、女性と仲良くなるにはもってこいの場所です。
バーには隣り合って座るカウンター席があり、照明も暗くなっています。
そのため、自然と相手との距離を近づけることができるのです。
体の距離が近いほど、心理的な距離も近いと思わせられることを「ボッサードの法則」といいます。
親密になりたい相手とは、自然と体を近づけられる場所へ行くと良いです。
成功確率を高める「ダブルバインド」
ジェイコブはバーでナンパした女性をお持ち帰りする時に、「二人で出よう」と肩を抱いて言います。
「出ない?」ではなく「出よう」と言い切ることで、答えを相手の判断に委ねないようにしています。
これは女性に断る余地を与えずに、主導権を握っているのです。
相手に断らせず、自然に誘いを成功させる方法に「ダブルバインド」というものがあります。
「ダブルバインド」とは、二つのものから選ばせるという方法です。
例えば、好きな相手を食事に誘う時、「水曜日か土曜日に、ご飯に行きませんか?」と聞きます。
すると相手は水曜と土曜のどちらかを選ぶことになります。
そのどちらを選んでも「食事に行く」という目的は達成されるのです。
相手に「断る」という選択を与えないことで、単純に「ご飯に行きませんか?」と尋ねるよりも、成功の確率を上げられます。
女性におすすめの恋愛映画
参考映画:『男と女の不都合な真実』あらすじ
あらすじ
テレビプロデューサーのアビー(キャサリン・ハイグル)は、理想の高さゆえに恋愛から遠ざかっていました。
彼女は手がけているニュース番組で高視聴率を取るため、恋愛パーソナリティーのマイク(ジェラルド・バトラー)と仕事をすることに。
下ネタ全開のトークで人気を集めるマイクは、正統派な情報番組をやりたいアビーと対立します。
そんな時、アビーは理想の男性像に当てはまる隣人の医師コリンと出会い、恋をします。
「王子様との理想の恋愛」を夢見るアビーに、マイクは「理想の恋愛などない。あるのは欲望だけだ」と断言。
さらに、コリンへのアプローチを試みようとするアビーに、マイクは「恋愛指南する」と言います。
アビーはマイクの言う通りにモテる方法を実践して、魅力的な女性になっていきます。
好印象を持たれる「メラビアンの法則」
主人公のアビーは知的な美人ですが、男性から見るとお堅いイメージがありました。
マイクは「欲望をそそる女がモテる」と言い、アビーに色っぽいファッションや態度をするよう指南します。
人と会話をする時に、相手の印象の判断基準として、話の内容よりも外見や態度に左右されるといわれています。
これを「メラビアンの法則」といいます。
デートでは面白い内容の会話をするよりも、笑顔や態度を良くすると好印象を持たれやすいです。
自分を印象づける「ツァイガルニク効果」
劇中で、アビーが恋する隣人のコリンにかけた電話を、マイクが途中で切らせるという場面があります。
コリンにかけ直させ、会う約束をすることに成功します。
このように、中途半端な状態の方が人の記憶に残りやすい心理のことを「ツァイガルニク効果」といいます。
これを恋愛に応用するには、わざとメールの返信を遅らせるのが効果的です。
返信がこないことで、相手は不安な気持ちになり、あなたのことが気になります。
そして、やっと来た返信を嬉しいと思う気持ちも大きくなります。
魅力的に思わせる「ゲインロス効果」
デートで真面目な話ばかりするアビーに対して、マイクは「男といるときは色気を出せ」と言い、二面性をもつことの重要性を説きます。
二面性をもつことでギャップを生み、好きにさせることを「ゲインロス効果」といいます。
普段怖そうな人に優しい言葉をかけられると、普段優しそうな人に言われるよりも何倍も魅力的に思います。
このようなプラスのギャップを見せられれば、好印象を持たれます。
日常的には真面目な優等生タイプが、好きな相手と二人きりになったときに甘えたりなどすると、効果的だと思います。
まとめ
恋愛を描いた映画を観ることで男女の心理を学べるとともに、実際の恋愛のシミュレーションにもなります。
ラブストーリーをたくさん見て、モテるための一歩を踏み出しましょう。
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※「恋愛は告白した方が負けなのである!」
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※著者:Aka Akasaka
《ライター:げん》 クリックで担当記事一覧へ→
こんにちは!ライターの「げん」と申します。
映像が好きで、テレビドラマのプロットなどを書いていました。また、恋愛小説をファッション誌で連載したこともあります。これらの経験をもとに、映画を通して恋愛を学ぶ記事を書いています。
■恋愛心理:おすすめの本【管理人選】
好きな人を沼らせる恋愛心理テクニック: 最強の恋愛心理術50
※これらのテクニックは恋愛心理学に基づいたとても強力なものなので、自分に興味がない相手を「あなた」という沼に引きずり、沼の底へと引き込むことができます。過剰に使うなど、悪用は厳禁でよろしくお願いします。また、効果があり過ぎるというクレームは受け付けておりません。【引用:Amazon】
※著者:ダレス・ジェン
【究極!恋愛心理術】: アラフィフだからこそ伝えられるモテ男しか知らない15のテクニックでもっと恋をしませんか?
※【記事中の法則などの解説があります】
若者の恋愛離れが深刻な問題となっています。
なぜならば、少子高齢化が更に加速するからです。
私たちの老後の生活は不安が増すばかりで、次の世代の方たちはもっと大変になるでしょう。
そうならないために、たくさんの方にもっと楽しく恋愛をしてほしい!
※著者:DECO
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