ジェシカ・チャステイン主演『Memory(原題)』あらすじ、ミシェル・フランコ監督が絶賛!

メモリー,ジェシカ・チャステイン,
『メモリー(原題)』左:ミシェル・フランコ 右:ジェシカ・チャステイン

全米映画俳優組合がストライキを行なっている真っ最中に行われたベネチア国際映画祭

活動が制限されていた俳優たちばかりのなか、ジェシカ・チャステインピーター・サースガードは主演映画『Memory(原題)』のために映画祭に出席しました。

そしてなんと、映画祭では男優賞をピーター・サースガードが受賞。

今年の賞レースに入り込むのでは?!と海外メディアが軒並み高レビューしている『Memory(原題)』を今回はご紹介します。

家族とトラウマをテーマに、メキシコ出身のミシェル・フランコが撮った今作。

調べれば調べるほど、公開まで待ち遠しい作品です。

(冒頭画像:引用https://deadline.com/2023/09/)

あらすじ:高校時代の旧友と再会、過去と向き合うことに

メモリー
https://hollywoodreporter.jp/movies/28142/

子どもの頃のトラウマを抱えつつ、介護施設でソーシャルワーカーとして働くシルヴィア

ティーンエイジャーの娘・アナと暮らすシングルマザーで、仕事と子育てに単調ながら忙しい日々を送っています。

そんなシルヴィアは、参加した高校の同窓会で同級生だった男性・ソールと再会。

同窓会のあと、シルヴィアの後を追って自宅までついてきたソールに、シルヴィアは最初は嫌悪感を抱くのですが、実はソールが認知症を患っていることが判明。

1日だけなら、とソールの面倒を見ることにしたシルヴィアでしたが、この再会をきっかけに2人は過去の出来事やトラウマと向き合うことに…。

キャスト:演技派の実力者がたちが勢揃い!

ジェシカ・チャステイン(シルヴィア役)

メモリー
https://memory-film.com/gallery/

ケアワーカーとして働くシルヴィアを演じるのは、『インターステラー』『ヘルプ〜心がつなぐストーリー〜』などで知られるジェシカ・チャステイン

チャステインはシルヴィアを演じるための準備も自分自身で行ったそうで、なんとターゲット(アメリカの大手ディスカウントセンター)で衣装なども調達したそう。

また、全米映画俳優組合がストライキを行なっていた期間に行われたベネチア国際映画祭にも出席。

というのも、『Memory(原題)』が全米映画俳優組合と暫定合意を結んでいたためなんだとか。

他の俳優たちが活動を制限されているなか、合意があったことで映画のプロモーションもできたチャステイン。

素晴らしい映画なだけに、映画祭に出席してプロモーションができたのは良かったですね。

●ジェシカ・チャステイン(Jessica Chastain)

誕生日:1977年3月24日生まれ

星座:おひつじ座

出生地:アメリカ・カリフォルニア

身長: 163 cm

ジェシカ・チャステインの出演映画一覧

▶おすすめ主演作品

インターステラー(作品情報) 

ピーター・サースガード(ソール役)

メモリー
https://twitter.com/RottenTomatoes/

若年性認知症のソールを演じるのは、『17歳の肖像』『ニュースの天才』などで知られるピーター・サースガードです。

サースガードはインタビューで、ソール役は自身のキャリアでもベストな仕事だったと語っています。

認知症を演じるにあたって、インスパイアされた人物として叔父の名前をあげたサースガード。

叔父は惜しくもコロナのパンデミック最中に亡くなってしまったそうですが、認知症だった彼から得たものは大きかったようです。

ベネチア国際映画祭では、主演男優賞を獲得した際のスピーチで、叔父に感謝を述べています。

そんなサースガードの演技は海外メディアが軒並み絶賛しており、『Memory(原題)』をさらに素敵な映画にしているようです。

ちなみに、サースガードをミシェル・フランコ監督に推薦したのが、ジェシカ・チャステイン。

チャステインは、サースガードと一緒に働いてみたかったそうで、今回ソール役での共演が叶いました。

17歳の肖像(作品情報) 

海外のメディアが絶賛する、ストーリーと演技!

ロッテントマトを筆頭に、英ガーディアン紙など海外メディアから高い評価を得ている『Memory(原題)』。

ジェシカ・チャステインとピーター・サースガードの演技が素晴らしいと絶賛されているようです。

ピーター・サースガードにいたっては、ベネチア国際映画祭で男優賞を獲得。

2024年1月に行われるオスカーにもノミネートされるのでは?と賞レースへの期待も高まっています。

メキシコ出身の鬼才、ミシェル・フランコ監督

メモリー
https://deadline.com/2023/09/

監督は、映画『ニューオーダー』などで知られるメキシコ出身のミシェル・フランコ。

希望を失った人たちが再び自分を見つけるというストーリーを描きたかったとのことで、『Memory(原題)』では家族とトラウマがテーマになっているようです。

また、ジェシカ・チャステインを絶賛しているフランコは、次回作『Dreams(映画)』でもチャステインと再びタッグを組んだ模様。

バレーダンサーとアート財団勤務の女性のロマンスを描くとのことで、フランコの手にかかれば普通のロマンスでは無さそうだなと、こちらも期待大ですね。

まとめ:公開は、全米で2024年1月からの予定

メモリー
https://memory-film.com/synopsis/

日本での公開は今のところまだ未定ではありますが、全米では2024年1月から公開となるようです。

『Memory(原題)』はオスカーにノミネートされそうだったり、フランコ監督作の『ニューオーダー』も日本で公開されていたことから、劇場公開は必ずありそうな気がします。

日本でも知名度の高いジェシカ・チャステインやピーター・サースガードがダブルで主演しているというのも高ポイントですよね。

感動の傑作な予感の『Memory(原題)』の公開が待ちきれません!

続報が入り次第、またこちらでもお知らせいたしますね。

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プロフィールayaka
🏵️ayaka(於・アトランタ)

高校時代にハマった映画観賞が、いつのまにかライフワークに。

ハリウッド大作からインディペンデント作品まで、ジャンルを問わず見ています。

オタク気質ゆえ、気になる作品はとことん調べてしまいます(笑)

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