2023年Netflixにて配信のダークなミステリー映画『ほの蒼き瞳(原題:The Pale Blue Eye)』。
クリスチャン・ベール扮する主人公が、若かりしエドガー・アラン・ポーと手を組み、殺人事件の謎に挑む物語です。
新年早々超ビッグなタイトルで幕を開けることが出来そうな予感でいっぱいになる、本作のあらすじや見どころ、キャストなどその世界観をご紹介します!
(冒頭画像:引用https://www.netflix.com/tudum/)
Netflix配信『ほの蒼き瞳』:作品情報
映画タイトル | ほの蒼き瞳 |
原題 | The Pale Blue Eye |
監督 | スコット・クーパー |
出演 | クリスチャン・ベール、ジリアン・アンダーソン、ルーシー・ボイントン、ロバート・デュヴァル、ハリー・メリング、シャルロット・ゲンズブール他 |
公開日 | 2022年 【YouTube:予告編】 |
士官学校で起きた、殺人事件の解明に挑む:あらすじ
1830年の冬。
引退した名警官オーガスタス・ランダーは、ウエストポイント陸軍士官学校の校長に事件の捜査を依頼されることに。
この学校では、士官候補生の死体から心臓がくり抜かれ、持ち出されたという事件が起きていたのです。
学校の体面が傷つくことを恐れた幹部たちは、ひっそりと事件を解決することを望んでいました。
捜査中にオーガスタスは、とある男と協力することになります。
その男は青白い顔色をした風変わりな夢想家であり、士官候補生の“エドガー・アラン・ポー”という名でした。
2人は共に事件の真相を追うために手を組むことになるのですが…。
大人気小説を映画化!若きポーの姿に注目
ルイス・ベイヤードの傑作ミステリー小説『陸軍士官学校の死』をもとに映画化した今作『ほの蒼き瞳』。
映画『ダークナイト』(08)や『アムステルダム』(22)などで知られる俳優クリスチャン・ベールが名の知れた警官オーガスタスに、そして映画『悪魔はいつもそこに』(20年Netflix)、『クイーンズ・ギャンビット』(20年~)などに出演したハリー・メリングが若きエドガー・アラン・ポーを演じます。
2人で謎の多い連続殺人事件に挑む…という物語です。
先日解禁されたトレーラーでは、1830年代を舞台に、雪が舞い、冬の張り詰めた空気感漂う映像の中で謎の死を遂げた士官候補生を探すシーンからスタート。
警官オーガスタスが、一筋縄では行かない捜査に苦悶の表情を浮かべながら挑む姿が映し出されています。
そして、後に世界的作家となるエドガー・アラン・ポーの若かりし頃の日も映し出され、意味深な表情を浮かべるシーンも。
ゴシックホラーというだけあり、この時代の華やかなドレスやゴシック形式の世界観が無限に溢れており、ビジュアル的な映像美もたっぷり堪能出来そうで楽しみが広がります。
あのポーが探偵役、というだけでも目を引く作品ですよね。
原作小説『陸軍士官学校の死』では、19世紀のアメリカを舞台にポーが大活躍する歴史推理小説になっており、読みやすい推理小説なので、是非この機会にチェックしてみては。
映画を観る前に読めば、『ほの蒼き瞳』の世界をより楽しめるのではないでしょうか。
●クリスチャン・ベール(Christian Bale)
誕生日:1974年1月30日生まれ
星座:みずがめ座
身長:182㎝
出身:イギリス・ウェールズ
▶おすすめの代表作品
●ハリー・メリング(Harry Melling)
誕生日: 1989年3月13日生まれ
星座:うお座
身長:175cm
出身:イギリス・ イングランド
▶おすすめの代表作品
魅力の豪華キャスト、名演技が待ち遠しい!
『ほの蒼き瞳』のもうひとつの魅力と言えば、その豪華なキャスト陣。
クリスチャン・ベールとハリー・メリングの脇を固めるのは、映画『ボヘミアン・ラプソディ』などで知られる人気若手女優のルーシー・ボイントン(リー・マークイス役)、
そして、ドラマ『X-ファイル』、『ザ・クラウン』などで知られる女優ジリアン・アンダーソン(ジュリア・マークイス役)が抜擢されています。
ルーシー・ボイントンと言えば、『オリエント急行殺人事件』や『ドント・ノック・トワイス』といった少し仄暗い映画作品にも多く出演しているので、『ほの蒼き瞳』のダークな世界観もバッチリ合った役柄で素敵な演技を見せてくれそうな予感です。
●ルーシー・ボイントン(Lucy Boynton)
誕生日:1994年1月17日
星座:やぎ座
身長:165cm
出身:アメリカ・ニューヨーク州(イギリス国籍)
▶おすすめの代表作品
※フレディ・マーキュリーの恋人役で登場、その後はちょっと悲しい存在に!
クリスチャン・ベール曰く、本作に登場する全てのキャラクターに秘密があり、暗い影のある世界に住む登場人物たち一人一人に意味があるとのこと。
さらに、エドガー・アラン・ポーは最も誠実なキャラクターであり、若き詩人が人の魂の闇に深く潜り込み、その経験が将来への糧になるとのことで、ポーの心情にも大きく注目したいところです。
監督であるスコット・クーパーは、子供の頃からエドガー・アラン・ポーの作品に心奪われているポーの大ファン。
よって、この作品はエドガー・アラン・ポーへのリスペクトが強く組み込まれた物語になっているようです。
▶エドガー・アラン・ポー代表作品
黒猫・アッシャー家の崩壊 ポー短編集I ゴシック編 (新潮文庫)
モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集II ミステリ編―(新潮文庫)
まとめ
Netflixが送る超大作の『ほの蒼き瞳』。
2023年初頭の配信にして、すでに2023年トップクラスレベルの作品になりそうなほどのボリュームとスケール。
エドガー・アラン・ポーのファンの人にとっては新しい魅力が生まれ、これまで彼について触れてこなかったという人にとってもその魅力に触れるきっかけとなりそうな予感で溢れています。
オーガスタスとポーと共に謎を解きながら、唯一無二の世界観に浸れる日が今から楽しみですね。
『ほの蒼き瞳』は、Netflixにて配信です!
《ライター:Yuuri》
読者の皆さんこんにちわ。ライターのYuuriと申します。
アクション映画を好み、エマ・ストーンとクリステン・スチュワートをこよなく推してます。
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