「Galaxy:S22 Ultra」のプロモーション・フィルム
次に紹介するYouTube動画で流れる曲、誰もが一度は聴いたことがあるのではないでしょうか?
曲というより、テレビCMで映像と一緒に流れているCM曲といったほうがいいかもしれません。
流れた映像は、2022年のスマートフォンの新製品「Galaxy(ギャラクシー):S22 Ultra(ウルトラ)」を告知するプロモーション・フィルムです。
シャープなCF映像もさることながら、多くの人はこのクリアでポップな女性の歌声が記憶に残っているのではないでしょうか。
今回は、そんなSia(シーア)の強烈メッセージソングを特集してみました。
(冒頭画像:引用https://www.facebook.com/siamusic/)
《目次:Sia(シーア)の強烈メッセージ!》
1.Unstoppable
Sia(シーア)の楽曲、パワフルな「アンストッパブル」
Sia(シーア)ファンなら、この強烈な特徴ある歌声を聴いただけで速攻で思い出したはず。
知る人ぞ知る、オーストラリア出身のシンガー・ソングライターであり、音楽プロヂューサーとしても活躍するSiaが歌っています。
CMで使われた楽曲は、「Unstoppable(アンストッパブル)」(2016)。
Siaの公式YouTubeで、楽曲を通しで堪能して下さい。
収録アルバム:ディス・イズ・アクティング(Sia)
2.Chandelier
影響力の強いブランドCMに使用、Siaの楽曲
Siaの楽曲がCMに使われたのは、 スマホ「Galaxy(ギャラクシー)」がはじめてではありません。
Siaの音楽活動歴は長く、またそのクオリティの高さと影響力からさまざまなCMに使われています。
特にプレステージ性の高いブランドで多く使用。
こちらは少し前ですが、ハリウッドのトップ女優、ナタリー・ポートマンがアンバサダーをつとめるオー・ド・パルファン「Miss Dior(ミス・ディオール)」のCM(2017)です。
日本でも頻繁に流れていたCM曲なので、「Unstoppable」同様、耳に残っているのではないでしょうか。
こちらの楽曲名は「Chandelier(シャンデリア)」(2014)です。
この曲は発表の翌年の第57回グラミー賞で5部門にノミネートされ、Siaをトップスターに押し上げた名曲です。
こちらがオフィシャル原曲です。
ちなみに、SiaのMVに頻繁に登場する女性ダンサーがSiaと思われる人もいますがそうではありません。
彼女の名前は、マディー・ジーグラーで若干19歳(2002年生まれ)の天才少女ダンサー兼女優です。
(『ウエスト・サイド・ストーリー』や、後段紹介する、ポップ・ミュージック・ムービー『ライフ・ウィズ・ミュージック』などに出演しています。
冒頭画像:https://www.facebook.com/siamusic/)
3.Never Give Up
Siaの楽曲が盛り上げ、関わった数々の名作映画
次に紹介するのは、Siaが関わった映画音楽関係です。
最初に紹介するのは、映画をクライマックスで最高に盛り上げる劇中曲で使われたSiaの楽曲です。
映画は、実話『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』。
映画をご覧になった方も多いと思いますが、5歳でインドで迷子になった男の子が、紆余曲折の後、30歳までオーストラリアに住むことに。
しかし、ある日、子供の頃に食べた「赤い揚げ菓子」に偶然接したのをきっかけに望郷の念に駆られ、かすかな記憶を頼りに自身のルーツを探し求めます。
そして、ついに生家を探し当て25年ぶりに母親と再会するという壮大な物語です。
主人公サルーの沸き上がる心情を、楽曲のタイトル通り「Never Give Up」と歌い上げられています。
公式YouTubeにアップされている原曲にあたるMVがこちらです。
4.Wrapped Up
『ポップスター』、人生の浮き沈みを歌う劇中曲を担当
映画『ポップスター』で描かれているのは、若い時に期せずして名声を手に入れたポップスター・セレステ(ナタリー・ポートマン)が、ショー・ビジネスの世界を昇っていく姿です。
しかし、そのプロセスは何度も浮き沈みを繰り返すという波乱万丈なもの。
その時々にセレステ演じるナタリー・ポートマンが心情を歌い上げる歌、これが全曲Siaによって作られています。
(この動画で流れる曲は、「Wrapped Up」)
収録アルバム:Vox Lux (Original Motion Picture Soundtrack)
5.Music, a film by Sia
Siaが監督!映画『ライフ・ウィズ・ミュージック』
Siaの音楽的才能は全世界が認めるところです。
いい例が、世界中の大物アーティストや歌姫たちが望んでSiaから楽曲を提供してもらっていることです。
ビヨンセ、リアーナ、ブリトニー・スピアーズ、カニエ・ウェスト、ケイティ・ペリーなど数え上げればキリがありません。
しかも、いずれの曲も世界中でスマッシュヒットしているのです。
そんなSiaがついに乗り出したのは音楽映画の監督です!
2021年に制作された映画『ライフ・ウィズ・ミュージック』は、「Music, a film by Sia」としてSiaが監督を務めました。
(日本は、2022年春公開)
主演は、『あの頃ペニー・レインと』のケイト・ハドソン。
そして、前述したMV登場のダンサーであり女優のマディ・ジーグラーが、「ミュージック」という名前で登場します。
物語は、孤独だったアルコール依存症のズー(ケイト・ハドソン)が、自閉症の妹ミュージック(マディ・ジーグラー)と暮らし始めることに。
そこにアパートの隣人・エボも加わり、穏やかな日々に包まれ次第に変わっていく姿が描かれています。
重いテーマに驚く一方で、全編流れるSiaのポップな音楽、きっと元気がもらえるはずです!
6.sia profile
まとめ
実は、かつてSiaはステージで「顔出しNG」のミュージアンで、トップ冒頭のような独特のコスチュームが話題でした。
隠されると当然、なぜ?となるのですが、いろいろわかってきたのが彼女の壮絶な過去。
それはちょうど、映画『ライフ・ウィズ・ミュージック』の主人公ズーのアルコール依存や自殺未遂と被らせていると言われています。
いわれれば、Siaの楽曲テーマや歌詞に思い当たるふしがあるもの確かで、今を必死に生き抜こうとしているように思えます。
多くのファンから共感を呼ぶ彼女の曲、そんな一面を知りながら聞くとさらに心が震えます。
●シーア(sia)
誕生日:1975年12月18日生まれ
星座:いて座
出身:オーストラリア・南オーストラリア州
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《まとめ:Sia(シーア)の強烈メッセージ!》
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