犬の映画がR指定!コメディ映画『スラムドッグス(原題:Strays)』、捨て犬が飼い主に復讐⁉

スラムドッグス
『スラムドッグス』

犬の映画といわれて、みなさんが思い浮かべるのはどんなストーリーですか?

きっと多くの方は、感動ものだったり冒険ものだったり、ファミリーで鑑賞できるようなものがパッと浮かぶのではないでしょうか?

そんな王道なストーリーとは全く異なるのが、ユニバーサルピクチャーズの新作コメディ『スラムドッグス(原題:Strays)』なのです。

ウィル・ファレルジェイミー・フォックスが出演(声)する『スラムドッグス』は、なんとR指定

犬の映画で、R指定されているものは今まであったでしょうか?(笑)

予告も公開されましたが、見るからに笑えてちょっとお下品な展開となっていそうです。

今回はあらすじと出場犬をご紹介します!

(冒頭画像:引用https://www.facebook.com/strays)

犬映画『スラムドッグス(原題:Strays)』:あらすじ

スラムドッグス
https://twitter.com/slumdogs_JP/ 【スラム・ドッグス:公式予告編】

大好きだった飼い主のダグに置いてけぼりにされてしまったボーダーテリアのレジー

ダグを信頼していたレジーは、自分のことをダグが捨てるわけがないと思っていました。

帰宅の道がわからず、ストリートを彷徨っていた時に、レジーはボストンテリアのバグと出会います。

バグは野犬として自由を謳歌し、飼い主という人々はみんな最悪だという考えの持ち主でした。

そんなバグのおかげで目が覚めたレジーは、今までは飼い主であるダグと中毒的な関係であったことに気づきます。

そして、ダグのことを心がない最低なヤツだと思いはじめました。

レジーとバグは、バグの友人・マギーハンターと共に、元飼い主に復讐を試みることに。

登場する、愛すべきワンコたち

スラムドッグス
https://www.nbc.com/sites/nbcblog/

レジー(声:ウィル・ファレル)

信じていた飼い主・ダグに捨てられる。

楽観的な性格で、最初は捨てられたことに気づいていなかった。

バグと共に飼い主に復讐を誓う。

バグ(声:ジェイミー・フォックス)

元捨て犬で現在は野犬であるバグ。

自由を謳歌している。

マギー

オーストラリアンシェパードで、とても賢い。

バグの友達で、捨て犬。

捨てられた理由は「新しい子犬を飼うため」。

ハンター

グレートデーンで、大柄。

サポートアニマルの仕事にストレスを感じている。

 

ジョシュ・グリーンバウム監督、制作スタッフたちも豪華!

スラムドッグス
https://www.facebook.com/josh.greenbaum.146/

監督は『バーブ&スター ヴィスタ・デル・マールへ行く』ジョシュ・グリーンバウム

ゾーイ・デシャネル主演の『New Girl/ ニュー・ガール』などテレビを中心に活躍してきた監督です。

今回は『バーブ&スター』以来、2年ぶりの映画となるようです。

プロデューサー陣には、映画『スパイダーマン:スパイダーバース』フィル・ロードクリストファー・ミラーや、ダコタ・ジョンソン主演の映画『チャチャ・リアル・スムース』ジュリア・ハマーなどが参加しています。

話題作に携わってきた敏腕な制作スタッフたちが、『スラムドッグス』でも手腕を発揮しているようです。

犬の映画なのにR指定!ワンコたちがFワードを連発

動物が主役の映画といえば、子ども達も安心して見ることができる感動ストーリーが王道ですが、『スラムドッグス』はそれとは真逆の映画です。

登場するワンコたちは、口が悪かったりドラッグでハイになったりと素行が悪く、R指定なのも納得できます。

犬が主役の映画で、Fワードを連発するようなものはなかなか観たことがないですよね。

そういった意味でも、予告を見た人たちは「こういう犬の映画が見たかった!」と口を揃えていたほどです。

ちなみに、監督が初めて脚本を読んだ時の感想は「クレイジーで下品」だったそうです。

映画自体はとても面白いものになると思ったらしく、監督の直感は間違ってなかったようですね。

復讐の方法がひどい(笑)

レジーは元飼い主のダグに復讐を試みるのですが、その方法がとてもヒドイんです。

というのも、ダグの「あれ」を噛むことだから。

監督は、脚本のなかでもっとも重要になると考えたのがこの復讐方法だったとか。

ここに向けてストーリーが展開されていくとなると、やはり監督の感想通り面白くて少し下品なものになりそうですね。

ワンコたちはCG?それとも本物?

ストレイズ
「ハンター」https://www.empireonline.com/movies/

監督のジョシュ・グリーンバウムがオーストラリアのメディア「The Au Review」のインタビューに答えたところによると、登場する犬たちはなんと95%が本物なんだそうです。

動物愛護に厳しいアメリカなので、本物の動物を撮影で使う場合は細心の注意が必要となります。

監督は、その部分はもちろん徹底していたようで、犬たちが常に安全でいられるように専門家を雇ってセットにも居てもらったとのこと。

犬たちが出来ないことや、危険と判断されたものはCGで補うことにし、ドッグトレーナーたちと協力して撮影は無事終了しました。

撮影では犬たちはマズルを使用し、口の動きはあとでCGで編集したと明かしています。

公開日はいつ?

2023年6月9日に全米で劇場公開された『スラムドッグス』。

日本での公開は、2023年11月17日に決定!

R指定の犬の映画ということで、面白いこと間違いなしなので、日本公開が楽しみにお待ちください!

まとめ

ストレイズ
 「レジー」https://www.empireonline.com/movies/

なかなかお目にかかれない、R指定の犬が主役の映画。

『スラムドッグス(原題:Strays』は、良い意味で期待を裏切ってくれるコメディになりそうで、いまから楽しみですね。

参考:犬が登場する動物映画

《ライター:Ayaka》 担当記事一覧はこちらをクリック→

プロフィールayaka
🏵️ayaka(於・アトランタ)

高校時代にハマった映画観賞が、いつのまにかライフワークに。

ハリウッド大作からインディペンデント作品まで、ジャンルを問わず見ています。

オタク気質ゆえ、気になる作品はとことん調べてしまいます(笑)

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