人生を生きていく上で、悩みや上手くいかないことってたくさんありますよね。
立ち止まってしまった時に触れたいものと言えばやっぱり映画!という方もきっといらっしゃるはず。
ここでは、壁にぶつかりながらも前に突き進んでいく主人公達から元気と勇気をもらえる珠玉の青春映画3選をお届けいたします!
『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』
映画タイトル | 『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』 |
原題 | Booksmart |
監督 | オリヴィア・ワイルド |
出演 | ケイトリン・デヴァー、ビーニー・フェルドスタイン、ジェシカ・ウィリアムズ、リサ・ドクロー、ウィル・フォーテ、ダイアナ・シルヴァーズ他 |
製作年 | 2020年 【YouTube:予告編】 |
取り戻す青春、みんな悩みを持っている!:あらすじ
成績優秀であることが唯一の誇りで、高校生活全てを勉強に捧げてきたエイミー(ケイリントン・デヴァー)とモリー(ビーニー・フェルドスタイン)の仲良しコンビ。
2人はパーティー三昧だった同級生が、レベルの高い大学へ向かっていることを卒業前夜に知り衝撃を受けてしまいます。
勉強の為に多くのことを犠牲にしてきた2人は自信を失いつつも、青春を取り戻すべく卒業パーティーに乗り込むことを決意。
怒涛の一夜を過ごす2人は無事に卒業式に参加することが出来るのか、エイミーとモリーのビッグスケールな冒険が幕を開けることに。
●ビーニー・フェルドスタイン(Beanie Feldstein)
誕生日:1993年6月24日生まれ
星座:かに座
身長:163cm
出身:アメリカ・カリフォルニア州
▶おすすめの代表作品
ハチャメチャな2人から元気をもらえる!
勉学一筋で生きていた親友2人が、青春を楽しむ為に卒業パーティーへ乗り込む姿を描き大ヒットを記録した映画『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』。
これまで失っていた青春を取り戻すかのようにエイミーとモリーの親友コンビがハチャメチャに過ごす姿がとても印象的な一方で、時にすれ違い、
喧嘩をしながらもお互いを叱咤激励しながら支え合う姿が繊細に描かれており、感情を揺さぶられる一作となっています。
主役2人が素敵なのはもちろんなのですが、彼女たちを取り巻く周囲の生徒たち一人一人もこれまた魅力的。
それぞれに当たり前のように悩みがあり、上手く生きているように見えて実はそうじゃないという部分も丁寧に描いているため、感情移入しやすいキャラクターばかりとなっています。
(悪役やヒール役がいない珍しい青春映画!)
自分を解放し、人生を思い切り楽しむことの大切さや勇気をもらえる明るい作風となっているので、笑いたい時や元気が貰いたい時にオススメです。
映画監督デビューで、批評家から大絶賛されたオリヴィア・ワイルド監督作品です。
この人に注目!ホープ役ダイアナ・シルヴァーズ
物語の裏主人公的な女子生徒・ホープを演じたのは映画『バーズ・オブ・パラダイス』で主演を務め、今最も注目されている若手女優ダイアナ・シルヴァーズ。
圧倒的存在感を醸し出すホープを見て、「この女優さんは!?」と気になった方も多いはず。
クールな佇まいのホープですが、彼女も他のキャラクター同様、学校ではどこか満たされない日々を送っているように見える少女でした。
というのもホープは同性愛者であり、校内でも孤立している存在です。
一見すると近寄り難いオーラを出していますが、最終的にエイミーと仲良くなることで、これまで見られなかった柔らかい表情や、変わっていく魅力的な姿が描かれていきます。
ダイアナ演じるホープの美しく輝く存在感にも要注目です!
●ダイアナ・シルヴァーズ(Diana Silvers)
誕生日:1997年11月3日生まれ
星座:さそり座
身長:178cm
出身:アメリカ・カリフォルニア州
▶おすすめの代表作品
『マーサイコパスの狂気の地下室』(予告編)
悩む未来へのヒントをもらえる『レディ・バード』
映画タイトル | 『レディ・バード』 |
原題 | Lady Bird |
監督 | グレタ・ガーウィグ |
出演 | シアーシャ・ローナン、ローリー・メトカーフ、トレイシー・レッツ、ルーカス・ヘッジズ、ティモシー・シャラメ、ロイス・スミス他 |
製作年 | 2018年 【YouTube:予告編】 |
『レディ・バード』あらすじ
2002年、舞台はカリフォルニア州サクラメント。
高校生活最後の年を迎え、東部の大学に行きたいクリスティン【通称レディ・バード】(シアーシャ・ローナン)は、地元の大学に行かせたい母ローリーと大ゲンカをしてしまいます。
自分の将来について思い悩むクリスティンが出した答えとは……?
もどかしくて美しい。主人公に共感出来る作品に
痛くて、もどかしい様を描いた青春映画は数多くあれど、『レディ・バード』の痛くて、もどかしくて、“美しい”物語は老若男女問わず、全ての世代に刺さる映画ではないかと思います。
主人公レディ・バードは、閉塞感溢れるサクラメントに住むカトリック系の高校に通う女子生徒。
ニューヨークの大学への進学を目指すものの、反対する母親と衝突しボーイフレンドや友達との関係、そして自分自身の未来に悩む少女。
同世代であれば間違いなく共感出来る部分だらけです。
大人であれば「こんな時代もあったな」と、過去の自分と重ねることが出来る不思議な魅力がレディ・バードにはギュッと詰まっています。
波乱万丈の人生を送りながらも心温まる一作となっており、レディ・バードのデリケートな心情に心動かされる名作映画です。
自分の想いを貫き通すことの大切さを教えてくれる作品なので、夢や将来に思い悩む方へオススメの作品!
この人に注目!シアーシャ・ローナンの演技が突き刺さる
主演を務めたのはシアーシャ・ローナン。
約束された高い演技力でレディ・バードを繊細に演じ、ナチュラルかつ大胆な存在感が光る本作は映画批評サイトからも高い評価をいます。
英国アカデミー賞(2018年)では主演女優賞にノミネートされるなど、数多くの賞でその名が並びました。
シアーシャは本作にたっぷりの愛情と誠意を込めて挑んだとのことで、見ている側にもその熱意が強く突き刺さるキャラクターに仕上がっています。
ナチュラルで等身大の演技が印象深いシアーシャ演じるレディ・バードに是非ご注目ください。
●シアーシャ・ローナン(Saoirse Ronan)
参考記事:シアーシャ・ローナンの『ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしの若草物語』、女性の生き方に焦点が!』
誕生日:1994年4月12日生まれ
星座:おひつじ座
身長:168㎝
出身:アイルランド
崖っぷちこじらせ女子の奮闘、『スウィート17モンスター』
映画タイトル | 『スウィート17モンスター』 |
原題 | The Edge of Seventeen |
監督 | ケリー・フレモン |
出演 | ヘイリー・スタインフェルド、ヘイリー・ル・リチャードソン、ブレイク・ジェンナー、キーラ・セジウィック、ウディ・ハレルソン他 |
製作年 | 2017年 【YouTube:予告編】 |
『スウィート17モンスター』あらすじ
恋愛経験ゼロの映えない日々を送り、妄想だけが膨らみ続けるこじらせ女子高生の女子高生ネイディーン。
そんなある日、唯一信頼していた小学生からの親友クリスタが、自身がコンプレックスを抱えていた兄と恋人同士になるという事態が発生。
完全にぼっちになってしまったネイディーンは、歴史教師のブルーナーに自殺計画を打ち明けます。
更に息苦しい人生となったネイディーンにまたしても試練が待ち構えていて…!?
全ての世代に観てほしい。主人公の奮闘ぶりに勇気をもらえる!
17歳という思春期真っ盛りでありながら、妄想の中で生き、ひねくれた思いを抱える女子高生ネイディーンを描いた『スウィート17モンスター』。
いわゆるこじらせ女子を描いた青春物語ですが、ネイディーンのこじらせっぷりは群を抜いてぶっちぎりにレベルが高く、とんでもない計画を立てたりと超型破り。
ですが、誰もがネイディーンに共感出来、若者から大人までその姿に自分を重ねられるような親近感を感じるキャラクターとして魅力的に描かれています。
独りぼっちで何もかもうまくいかず、人生とはなんて複雑なのか?
と想い悩むネイディーンが、少しずつ変わり始めていく姿にはきっと心を動かされるはず。
“人生は不公平だ”という台詞が劇中に登場するのですが、実際その通りで、不公平であることに気付くことによって前に進むことが出来る…そう思わされる作品となっています。
少し変わった視点から意外な勇気をもらえる本作を是非ご覧になってみてください。
この人に注目!ヘイリー・スタインフェルドのリアルな演技が心に響く
こじらせ女子・ネイディーンを演じたのは、今や飛ぶ鳥を落とす勢いで人気を博す若手女優のヘイリー・スタインフェルド。
複雑な役柄のネイディーンを見事に演じきり、本作をきっかけに世界的にその名が知れ渡るようになりました。
リアルで等身大な演技から伝わってくるネイディーンの胸の痛みには、見ているこちら側も思わず心がヒリヒリと感じてしまうほど。
間違いなくヘイリーに恋してしまう映画『スウィート17モンスター』はヘイリーファンだけでなく、様々な年代の方にオススメの一作です!
●ヘイリー・スタインフェルド(Hailee Steinfeld)
誕生日:1996年12月11日生まれ
星座:いて座
出身:アメリカ・カリフォルニア州
▶主な出演作品
まとめ
今回は人生につまずいた時に元気や勇気をもらえる青春映画3作品を紹介させて頂きました。
すべて学生が主役の映画ではありますが、大人が観てもハッと気付かされるものもあり、彼女たちから何かを受け取ることが出来る映画ばかりです。
自分らしくいることや、気持ちを解放すること、素直になることの大切さを繊細に描いた珠玉の作品を是非チェックしてみてくださいね。
《ライター:Yuuri》
読者の皆さんこんにちわ。ライターのYuuriと申します。
アクション映画を好み、エマ・ストーンとクロエ・グレース・モレッツをこよなく推してます。
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