規格外の見目麗しいビジュアルに繊細でナチュラルな演技、そしてその温かな人柄が愛される人気若手俳優のトップを走るティモシー・シャラメ。
映画『君の名前で僕を呼んで』や、『DUNE/デューン 砂の惑星』などで知られ、話題作や人気作にも次々出演しています。
ここではティモシーの魅力がさらに広がるプロフィールや、意外なトリビア、おすすめ出演作品3選など、その素顔にグッと迫ってみました!
ティモシー、プロフィール&トリビア
NY出身のティモシーは、幼少期よりTVコマーシャルなどに出演したのち、海外ドラマや短編映画に出演。
最もその名が世界に知られるようになった作品は、『君の名前で僕を呼んで』(2017年)で、アカデミー賞主演男優賞にもノミネートされるほど、ティモシーのその演技力が高い評価を得ました。
その後は映画『レディ・バード』や『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』など数々の大ヒット作に出演。
若手俳優の中でもトップクラスの人気と実力を誇る役者として活躍し続けています。
●ティモシー・シャラメ(Timothee Chalamet)
誕生日:1995年12月27日生まれ
星座:やぎ座
身長:182cm
出身:アメリカ・ニューヨーク州
▶おすすめ代表作品
君の名前で僕を呼んで(予告編)
※アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた代表作
※雨のNYが舞台。ちょっと不器用なティモシーがキュート!
※地球滅亡寸前!悪ガキなティモシーが新鮮な超大作。
トリビア1.中身もイケメン、ファンにも神対応
ティモシーと言えば、誰もが見惚れる完璧なビジュアル。
まるで王子様のような整った顔立ちから、「プリンス・オブ・ハリウッド」と呼ばれることも。
ですが、ティモシーはビジュアルだけでなく人柄も魅力溢れる男性です。
というのも、とあるファンが偶然にも飛行機の中でティモシーと隣の席になった際のこと。
1時間も会話をしてくれた上にセルフィーまで応じてくれたとのことで、素晴らしすぎるその神対応っぷりが話題になったことがありました。
さらにティモシーはエコノミークラスの席に座っていたということもあり、好感度がグンと上がった理由の一つなのかもしれません。
優しく、気取らないその性格もティモシーの魅力の一つと言えます。
トリビア2.人間は欠点こそが美しい、夢破れたことも
ティモシーは、実はプロスポーツ選手になることが夢でした。
しかし、鏡に映る華奢な自分の体型や、才能が備わっていないという理由からスポーツ選手にはなれないことを知り敗北を感じたことも。
のちにNYで演劇学校に通い、演技に触れるとまるで恋に落ちたように高揚感を覚え、ヒース・レジャーやホアキン・フェニックスの出演作品を貪るように観て、演技の世界に夢中になったと語っています。
完璧に見えるティモシーですが、生きてきた人生の過程で欠点や敗北、恐怖を感じながらも、人間はその欠点こそが美しいと主張しています。
ティモシー・シャラメ出演、オススメ映画3選
様々な名作に出演しているティモシー。
彼の出演作を観たいけど、どれを観たら?と迷う方もいるかもしれません。
ここでは、代表作から個性あふれる役柄まで堪能出来るオススメの3作品をピックアップしてみました!
1.Netflixの超大作映画『ドント・ルック・アップ』
映画タイトル | ドント・ルック・アップ |
原題 | Don’t Look Up |
監督 | アダム・マッケイ |
出演 | レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・ローレンス、ロブ・モーガン、ジョナ・ヒル、タイラー・ペリー、ティモシー・シャラメ他 |
公開日 | 2021年 【YouTube:予告編】 |
地球滅亡まであと僅か:『ドント・ルック・アップ』あらすじ
落ちこぼれ気味の天文学者であるランドール博士(レオナルド・ディカプリオ)は、ある日教え子ケイト(ジェニファー・ローレンス)と共に地球に衝突する巨大惑星の存在を発見します。
この彗星が地球に衝突すれば、地球は滅び人類滅亡となる被害に及ぶため、世界中の人々にこの危機を知らせるために動き出しました。
大統領や補佐官に危機を知らせ、有名なニュース番組に出演し、必死に訴えかけるのですが誰からも相手にしてもらえず落ち込む2人。
果たして彗星衝突からこの地球の危機を救うことが出来るのでしょうか…!?
悪ガキだけどキュート!ティモシーの新たな一面見える名作
豪華キャストが集結し、地球に衝突する彗星の脅威に揺れ動く人々の奮闘劇を描いた『ドント・ルック・アップ』。
ティモシーはジェニファー・ローレンス演じる天文学を学ぶ学生と恋に落ちるユールを好演しました。
このユールがなんともクセ者!
無造作なロングヘアーをなびかせる悪ガキで、初登場時はその姿に度肝を抜かれます。
これまでのティモシーとは180度違うキャラクター性なので、“美しく儚い耽美な少年”のイメージが強い方には温度差のある役柄かもしれません。
悪ガキのユールが、TV出演ですっかり有名になったアルバイト先の学生ケイトと出会う場面がここです。
ユールはケイトと恋に落ち、地球滅亡が近付く頃には人間として成長し、ラストでは思わずその行動にジーンとさせられることも。
今作はNetflixが「これでもか!」と言わんばかりの予算を投資した超壮大なスケールで描かれる地球滅亡パニック映画。
ブラックユーモアとギャグが痛烈でお腹を抱えて笑ってしまうようなシーンも多いのですが、深く考えさせられる作品になっています。
圧倒的なスケールと迫力の映像、そして何といってもティモシー演じるユールの存在感が印象に残る『ドント・ルック・アップ』は必見です!
2.ティモシーの代表作、『君の名前で僕を呼んで』
映画タイトル | 君の名前で僕を呼んで |
原題 | Call Me by Your Name |
監督 | ルカ・グァダニーノ |
出演 | ティモシー・シャラメ、アーミー・ハマー、マイケル・スタールバーグ、アミラ・カサール、エステール・ガレル他 |
公開日 | 2018年 【YouTube:予告編】 |
ひと夏の恋描く:『君の名前で僕を呼んで』あらすじ
1983年、北イタリアの避暑地。
高校生のエリオ(ティモシー・シャラメ)は、父の大学教授の助手を務めているアメリカ人大学院生のオリヴァー(アーミー・ハマー)と出会います。
初めはオリヴァーの自信溢れる態度をどこか気に入らないエリオでしたが、次第に2人は磁石のように惹かれ合ったり離れたり、不思議な関係へと変化していくようになります。
そして、激しく愛し合うようになる2人。
共に夏を過ごした2人でしたが、やがてオリヴァーがこの地を去る日が近づき…。
魅力炸裂のティモシーに恋する青春物語
ティモシー演じる高校生の主人公エリオと、アーミー・ハマー演じる大学院生のオリヴァーのひと夏の恋を描いたロマンス映画。
ティモシー・シャラメという名が世界的に知れ渡るきっかけとなった大ヒット作で、ティモシーはアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたことも。
繊細で幼いエリオが知性溢れる魅力的な年上の青年オリヴァーに惹かれる物語で、同性愛がまだオープンに受け入れられていない80年代。
にもかかわらず、フラットに受け入れてくれる両親と環境のおかげで2人の恋が成就していきます。
ティモシーは本作で、22歳とは思えぬ等身大で甘酸っぱい感情を丁寧に繊細に表現し、異性愛にも同性愛にも揺れ動く中性的な少年を見事に演じきりました。
ティモシーの魅力が120%全開している本作は彼の代表作と言っても過言ではありません。
エリオとオリヴァーの2人にはもちろん、真夏のイタリア北西部が魅せる鮮やかな緑豊かな自然や歴史的な街並みなど、美しい映像美に目も心も浄化されるであろう珠玉の名作を是非ご覧になってみてください。
3.お洒落で爽やか『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』
映画タイトル | レイニーデイ・イン・ニューヨーク |
原題 | A Rainy Day in New York |
監督 | ウディ・アレン |
出演 | エル・ファニング、ティモシー・シャラメ、ケリー・ローバッハ、ジュード・ロウ、レベッカ・ホール他 |
公開日 | 2020年 【YouTube:予告編】 |
思いがけない出来事続々!:『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』あらすじ
舞台はニューヨーク。
大学生でニューヨーカーのギャツビー(ティモシー・シャラメ)は、アリゾナ出身の恋人アシュレー(エル・ファニング)と一緒にロマンティックな終末を過ごす予定でした。
そのきっかけは、アシュレーが学校の課題で、有名な映画監督にインタビューをすることになったことからでした。
アシュレーに街を案内するデートプランをあれこれ詰め込んでいたギャツビー。
しかし、2人の計画は瞬く間に狂い始め、突然降り出した雨のように予想外の出来事に次々と見舞われてしまいます。
ちょっと不器用で、人間味溢れる姿に胸キュン
ティモシー、セレーナ・ゴメス、エル・ファニングというフレッシュで今をときめく若手俳優らが集結し、雨のNYを舞台に甘酸っぱい青春劇が描かれたラブコメディ。
このギャツビー、快楽主義者ではありますが雨のNYに振り回されたりキスも下手で少し不器用なところがあります。
これまでのティモシー像にはなかった、人間臭さやお茶目さが新鮮で愛くるしいキャラクターになっています。
雨というとほとんどの人が鬱陶しいと感じたり、どんよりした気持ちになることが多いもの。
しかし、この作品はそんな気持ちを吹き飛ばすくらい雨が魅力的に描かれており、爽やかさすら感じることもしばしば。
そんな雨模様のお洒落なNYの背景にティモシーが合わないワケがなく、少しばかりアンニュイな雰囲気も相まって果てしないパワーを放ってくれています。
恋愛ドラマではありますが、人生や生きることについても深く考えさせられるストーリーになっているので、元気が出ない時に是非観てほしい一作。
雨のNYを生きるみずみずしいティモシーの姿を要チェック!
まとめ
耽美で絵画のような映画作品からちょっとぶきっちょな役、そしてちょっぴりガラの悪い役まで何でも演じきる多才なティモシー。
美しいだけでなく、内面も素敵なティモシーはきっと今後もキラリ輝く魅力を放ってくれるはず。
彼のキャリアにこれからますます目が離せなくなりそうな予感でいっぱいです!
《ライター:Yuuri》
読者の皆さんこんにちわ。ライターのYuuriと申します。
アクション映画を好み、エマ・ストーンとクロエ・グレース・モレッツをこよなく推してます。
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