サバイバル映画『オデッセイ』、火星脱出でジャガイモ栽培をした植物学者!

サバイバル,火星,じゃがいも
■マット・デイモン《オデッセイ》

火星の有人探査で、日米の協力が現実のニュースになる昨今です。

(参考:NHKニュース https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190803/k10012020241000.html)

本作『オデッセイ』(The Martian)は、今から約10年数年後、2030年の想定で火星への有人探査を決行した、SF&サバイバル映画です。

ところが想定外の事故に遭遇。

ひとり残されたのが、飛行士のマーク・ワトニー(マット・デイモン)

人間はおろか、空気も音も通信からも一切遮断された中で、自らの生存に挑戦します。

原題は、原作となるアンディ・ウィアーのSF小説から取った『火星の人』(The Martian)。

古代ホメロスの叙事詩から、長期の放浪を意味する「オデッセイ」が邦題となっています。

【新品】【本】火星の人 上 アンディ・ウィアー/著 小野田和子/訳

火星探査のアレス3号、クルーを襲った大嵐

NASAの探査計画の一環で、アレス3号で火星に降り立ったのは、

船長メリッサ・ルイス(ジェシカ・チャステイン)以下、6名の宇宙飛行士。

さまざまな探査実験とサンプル採取が目的でした。

しかし、(映画鑑賞者には想定通りですが)計算外のハプニングがクルーたちを襲います。

船外で活動中の彼らを襲ったのは、あまりにも巨大な嵐。

船長のメリッサたちは急いで母船に避難しますが、クルーのひとりマークは行方不明となってしまいます。

火星にひとりぼっち、究極のサバイバル始まる!

(引用:https://www.facebook.com/MartianMovie)

置き去りにされた、ひとりの飛行士

母船に急きょ避難したクルーたち。もちろんマークの救出を考えますが、強烈な嵐の中で長くとどまることは無理と判断。

メリッサ船長は、断腸の思いで火星からの離陸を決断するのでした。

一方、マークは強風で飛来してきたアンテナに直撃し、負傷していたのですがなんとか生存。

力を振り絞り、半壊した居住基地にたどり着きます。

さあ、ここからマークの生存をかけた究極のサバイバルが始まります。

4年間を持ちこたえる計算とは?

居住基地には、食料、空気、燃料など、多少の備蓄が残されていましたが

いずれも限界があるのは当然。

マークは、次の探査計画で地球から火星に宇宙船がやってくるのは4年後だと知っていました。

さっそく、食料など残された備蓄がどれだけもつか計算するのですが、もってもせいぜい1年。

しかし、エンジニアであり植物学者であるマークは、生存のために自ら知恵を振り絞るのでした。

植物学者の生きるための知恵

植物学者のマークが最初に注目したのは、感謝祭用に未調理のまま保存されていたジャガイモ

彼は、これを植えて増やすことを考えます。

次に問題となるのは飼料。火星の土壌でジャガイモを育てることはできません。

そこでマークが考えた飼料は、他のクルーが滞在中に排出した有機排泄物でした。

すでにパック詰め処理された排泄物をもう一度開封する様子は

見ていて、本当に涙ぐましいものがあります。

地球帰還を賭けた、科学者として知恵

水、酸素、そして地球との交信手段…と、今ある材料を元にアイデアを絞り、

ひとつひとつ課題をやっつけていくマーク。

もちろん、映画を見ていて「あんまりだ!」と、思わず叫びたくなる失敗も発生します。

最後、科学者であるマークが全知全能を傾けたのは地球との交信でした。

一方、地球への帰還軌道に乗ったメリッサ船長でしたが、途中でやっと地球との連絡が取れます。

そして、地球からの予期せぬ情報に全員喜びに震えます!

マークは生きている!

Kazemichiの感想と「レタス炒め」的レビュー

映画のエンディングの一部をご覧ください。

アレス3のクルーたちは、どうやってマークを地球に生還させたのでしょう!

マーク自身の勇気と知恵、NASAの地上スタッフ、そしてアレス3のクルーたちとの連携に感激です!




想定年2035年の映画『オデッセイ』

さて、『オデッセイ』は2035年を想定した映画ということですが、考えればあと10年ちょっと

そんな中、2020年初めにこんなニュースが流れました。

nasa,卒業式,宇宙飛行士
https://www.afpbb.com/articles/-/3263235?pid=22005348

これは、1月に行われた、米航空宇宙局(NASA)での宇宙飛行士候補生の公開卒業式です。

卒業生男女13人の将来のミッションは、まちがいなく2度目の月面探査、そして初めてチャレンジする火星有人飛行です。

彼ら、彼女らにはもう「映画の世界」ではなくなっているのです。

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