ダイバーシティのハリウッド、「オーストラリア編」
ハリウッド映画はアメリカの映画産業ですが、携わる人たち、そして女優・俳優は世界中から集まってきます。
「ダイバーシティ」(多様性)の旗印のもとに映画が制作されているのは言うまでもありません。
映画の楽しみ方として、話題作や人気映画のキャスト陣を出身国でみていくと意外と面白いものです。
そんな中で最近注目度が上昇し、検索も増えているのがオーストラリア出身の女優・俳優です。
同じ英語圏として何気なく観ているのですが、ハリウッドからはるか離れたオーストラリア出身だったんだ!と。
さあ、どんな人がいるのか出演映画作品とともに紹介していきましょう。
(冒頭画像:引用https://www.facebook.com/gatsbymoviejp/)
目次:オーストラリア出身の女優・俳優(監督)
- エリザベス・デビッキ
- マーゴット・ロビー
- レベル・ウィルソン
- バズ・ラーマン監督
- ニコール・キッドマン
- 【2ページから】ナオミ・ワッツ
- ケイト・ブランシェット
- ヒュー・ジャックマン
- メル・ギブソン
- ロザリー・ハム
- 【3ページから】ヒューゴ・ウィーヴィング
- リアム・ヘムズワース
- サラ・スヌーク
【ミリー・オールコック、ナターシャ・リュー・ボルディッツォ、アンガリー・ライス、キャサリン・ラングフォード】
1.Elizabeth Debicki
『TENET テネット』で注目!「エリザベス・デビッキ」
最近よく見かける女優で、出身がオーストラリアだったんだ!と改めて思うのがこの二人!
エリザベス・デビッキとマーゴット・ロビーの二人。
エリザベス・デビッキは、クリストファー・ノーラン監督の話題作『TENET テネット』に登場。
過去と現代が交差するという難解なストーリーの一方で、映画の流れを左右する謎の美女「キャット」として登場し話題をさらいました。
彼女が最初に注目されたのは、オーストラリアの大学を卒業して間もない頃(23歳)に登場した『華麗なるギャツビー』。
監督がオーストラリア出身だったことが関係しているのでしょうか。(後述)
絢爛豪華な映画シチュエーションの中で、一層に精彩を放つ彼女を見ることができます。
●エリザベス・デビッキ(Elizabeth Debicki)
誕生日:1990年8月24日生まれ
星座:おとめ座
身長:190㎝
出身:オーストラリア
▶おすすめ出演作
2.Margot Robbie
映画賞レースの常連に、「マーゴット・ロビー」
もうひとりの注目女優は、マーゴット・ロビー。
奇しくも同じ1990年生まれですが、映画賞レースでは彼女の方がリード。
『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』や『スキャンダル』など、最近は出る映画でアカデミー賞ノミネート実績を持っています。
人気度も急上昇で、DCコミックスの『ハーレイ・クイン』シリーズは快調に三作目を数えることに。
2人とも年齢的にますますこれからの活躍が期待されます。
●マーゴット・ロビー(Margot Robbie)
誕生日:1990年7月2日生まれ
星座:かに座
身長:168㎝
出身:オーストラリア
▶おすすめの代表作品
※実在する企業トップのセクハラに、まさかの大型訴訟!
3.Rebel Wilson
太っちょの人気キャラ、「レベル・ウィルソン」
レベル・ウィルソンは、名前より可愛げのある「太っちょキャラ」から彼女を思い出す人がいるかもしれませんね。
そのキャラクターが際立つ映画は、なんといっても『ピッチ・パーフェクト』シリーズ。
大学のアカペラ・サークルに登場する名前も、「ファット(太っちょ)・エイミー」でなかなかの演技で笑わせてくれます。
また、『ジョジョ・ラビット』『キャッツ』など、コメディエンヌの面目躍如といったところです。
オーストラリアからアメリカに渡った頃は苦労したようですが、後ほど紹介するオーストラリア出身の大先輩ニコール・キッドマンに助けられたとのこと。
ところで、もともと美人の彼女。
そして、最近すっかりスマートになったこんなレベル・ウィルソンが見られます!
ちなみに、「NETFLIX」人気最近作『シニアイヤー』で登場するアンガーリー・ライスは、オーストラリア出身です。
主人公(37歳)の約20年前を演じています!
●レベル・ウィルソン(Rebel Wilson)
誕生日:1980年3月2日生まれ
星座:うお座
身長:159㎝
出身:オーストラリア・ シドニー
▶おすすめの代表作品
アン・ハサウェイとの絶妙なコンビネーションが見もの!
4.Baz Luhrmann
バズ・ラーマン監督映画、起用キャストの顔ぶれ
次に紹介するのはバズ・ラーマン監督と『華麗なるギャツビー』、そしてそこで起用したオーストラリア出身のキャスト陣です。
バズラーマン監督こそ、オーストラリア出身で名門「オーストラリア国立演劇学院」を卒業しています。
(俳優の中にもこの学院出身者はたくさんいます。ケイト・ブランシェット、ジュディ・デイヴィス、ヒューゴ・ウィーヴィング、メル・ギブソンなど。いずれも後ほど名前が出てきます。)
監督の代表作品は、わかりやすいところから『オーストラリア』。
同じくオーストラリア出身のニコールキッドマンとヒュー・ジャックマンを主演に迎えています。
第二次世界大戦前後の、波乱のオーストラリアが舞台の抒情あふれる映画です。
●バズ・ラーマン監督(Baz Luhrmann)
誕生日:1962年9月17日生まれ
星座:おとめ座
身長:170㎝
出身:オーストラリア
▶おすすめの代表作品
※オーストラリア出身のニコール・キッドマンを主演に迎えての名作!
※オーストラリアの広大な自然がバックの名作!
そしてこの画像は、『華麗なるギャツビー』の主要キャストの面々。
冒頭に紹介したエリザベス・デビッキ(右から2番目)、アイラ・フィッシャー(最左)、ジョエル・エドガートン(左から2番目)がオーストラリア出身です。
5.Nicole Kidman
オーストラリア愛あふれる、「ニコール・キッドマン」
さて、今記事でもう何度か名前の出たニコール・キッドマンは、オーストラリア出身俳優を語る時、もっとも有名な女優です。
いや、彼女の場合「オーストラリア出身」と括らなくても、「世界のトップ女優」で通用する特別な存在。
とはいうものの、「オーストラリア愛」も強く、前段のバズ・ラーマン監督とのタッグもさることながら、以外でもオーストラリアに縁のある映画に多数出演しています。
トップ画像は、広大なオーストラリアの砂漠地帯に残る先住民アボリジニの虹蛇伝説を描いた『虹蛇と眠る女』のワンシーン。
豊かな自然は、一方で過酷な現実を見せつけられる映画です。
行方不明になった子どもを探し、荒野を彷徨う主人公を演じるニコール・キッドマンの体当たりの演技から何か郷土愛さえ感じます。
そして、『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』でも再び、愛情あふれるオーストラリア人の母を演じます。
今作で彼女が養子として迎えた子どもはインド出身のストリートチルドレン。
成人してルーツ探しに悩む子どもを見守る役柄ですが、最後の奇跡に涙が止まらなくなります。
●ニコール・キッドマン(Nicole Kidman)
誕生日:1967年6月20日生まれ
星座:ふたご座
身長:180㎝
出身:ハワイ~オーストラリア
▶おすすめ代表作
※エンディングのニコール・キッドマンはさすが見どころ!
▶次のページは、5名(№6~№10)
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