特殊メイクで、元の美人顔・イケメン顔はどこへ?
役づくりのために特殊メイクで、元の美人顔・イケメン顔がすっかり消えてしまった有名女優、俳優はイッパイいます。
しかし、ハリウッド洋画が面白いのは「本当の顔」を捨ててまで役になり切る俳優たちのプロ意識と、極限までリアルに仕立て上げた「特殊メイクアップ・アーティスト」たちのこだわりがあればこそ!
映画『スキャンダル』でも一気に注目された「カズヒロ氏」でさらに話題に。
観客からすれば、映画を観ながら「あの役、一見わからないけど有名俳優の○○だよ!」とネタバラシするのもひとつの楽しみです。
今記事では、どんな有名俳優が特殊メイクで「別人」にされてしまったのかを取り上げてみました。
クイズ形式にしていますので、演じた俳優を当ててみて下さい。
(冒頭画像:引用https://www.facebook.com/XmenMovies.Japan/)
目次:クイズ「 特殊メイクした有名女優・俳優、いったい誰?」
- 美人も台無し、連続殺人犯『モンスター』
- 『スキャンダル』で実在人物に似せた、なりきり女優
- 『スキャンダル』特殊メイク、もう一人の話題女優
- 『ストレイ・ドッグ』で、汚れ役の女刑事
- 『X-MEN』シリーズ、「ミスティーク」
- 胸元ほっそり、超長身の美人女優
- 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』登場したこの二人
- ワンダーウーマンさえ恐れた、最強ヴィラン
- 【後半2ページから】怖さ、クライマックス!墓から蘇るエジプト女王
- 「CATNIP」を撒いた、リアルで可愛い悪ネコ
- 英国首相、「ヒトラーから世界を救った男」
- アメリカ史上最強、副大統領『バイス』
- 地獄から人間界に降臨した「ヘルボーイ」(閲覧注意)
- 「ヘルボーイ」が抹殺を企む、悪女「ブラッドクイーン」(閲覧注意)
- 『アベンジャーズ』の敵、最強「サノス」
- 「ヒッチコック」を演じた、超ベテラン俳優
Q1.
Q1.美人も台無し、連続殺人の『モンスター』といえば?
最初に紹介する特殊メイクをした2つの映画シーン。
誰だかわかるでしょうか。
彼女のファンならずとも、映画ファンならタイトルからすぐにわかったかも。
正解は、「シャーリーズ・セロン」です。
ハリウッド女優の中でも、人気・実力そして登場した映画の話題性、どれをとってもトップ女優。
もともとの美貌だけで絵になる彼女が、いずれも美形を特殊メイクで一切封じ込めて挑んだ役でした。
実在の「怪物=連続殺人犯」に似せた『モンスター』
最初の映画『モンスター』は、実在した連続殺人犯という文字通り「怪物」を演じたものです。
顔はもとより、風貌、体躯などシャーリーズ・セロンに似ても似つかぬ人物が出来上がった時、そこには本人のかけらもありません。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』も同様です。
シャーリーズ・セロンが演じたフュリオサ大隊長 は、核戦争後の荒廃した砂漠地を治める独裁者の手先。
彼女が、いざ登場となってもご覧のように頭はグリースで真っ黒。
過去に左腕をなくした砂漠の女戦士は砂まみれで、一切の色気はありません。
あるのは、独裁者への復讐を封じ込めた暗い顔があるだけでした。
「役になり切る」といえばそれまでですが、恐ろしいほどのプロ意識とともに、特殊メイクによって仕上げられた「別人」にはただただ驚くばかり。
念のため、シャーリーズ・セロンがいかに美人であるかを「ディオール」アンバサダーでアップされた素晴らしい画像をご覧ください。
●シャーリーズ・セロン(Charlize Theron)
誕生日:1975年8月7日(しし座)
身長:177㎝
出身:南アフリカ共和国
▶おすすめの代表作品
Q2.
Q2.『スキャンダル』で似せた、なりきり実在人物は誰?
もうひとつ、シャーリーズ・セロンが特殊メイクで「化けた」画像を紹介しましょう。
『スキャンダル』は、セクハラの常習犯だったアメリカ有名放送局トップを訴訟に持ち込んだ女性社員たちの実話映画。
シャーリーズ・セロンは、訴えを起こした女性社員のひとりで、美人キャスターの「メーガン・ケリー」を実名で演じました。
この画像はちょうど、メイクアップアーティストに特殊メイクを施してもらっている画像です。
ご存じのように、この時のメイクアップを担当したのは「カズ・ヒロ氏」(辻一弘氏)で、今作で見事「アカデミーメイクアップ&ヘアスタイリング賞」を獲得しました!
『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(後述)に次いで、なんと2度目の受賞となりました!
Q3.
Q3.『スキャンダル』特殊メイク、もう一人の話題女優は?
さあ、こちらはおわかりになるでしょうか?
『スキャンダル』をご覧になった方はわかりますよね。
正解は、「ニコール・キッドマン」です。
シャーリーズ・セロン同様、素晴らしい実績をもつ女優ですが、『スキャンダル』では実在人物「グレッチェン・カールソン」を演じました。
FOXTV局で、最初にセクハラ訴訟を起こした本人役です。
Q4.
Q4.究極の汚れ役刑事、『ストレイ・ドッグ』は誰?
こちらも、同じく「ニコール・キッドマン」です。
言われれば気付くかもしれませんが、映画『ストレイ・ドッグ』では見事に「汚く」メイクされてしまいました!
もし、あのキュートで美人のニコール・キッドマンを期待して映画を観るとがっかりです。
そんな彼女は一切登場しません。
なにせ、彼女が演じたのは、過去の事件の不始末を引きずるヨレヨレの女刑事役です。
少なくとも今作では、イメージを変えてご覧になって下さい。
最近の彼女はこんな感じです。
●ニコール・キッドマン(Nicole Kidman)
誕生日:1967年6月20日生まれ(ふたご座)
身長:180㎝
出身:ハワイ~オーストラリア
▶おすすめ代表作
※エンディングのニコール・キッドマンはさすが見どころ!
Q5.
Q5.『X-MEN』シリーズ、「ミスティーク」といえば!
『X-MEN』を見ていない人は、この青い怪物が誰かきっとわからないでしょう。
正解は、「ジェニファー・ローレンス」です。
『X-MEN』は、さまざまな超能力を保有するミュータント(突然変異体)の活躍を描いた映画。
「ミスティーク」はその中の一人で、自らをどんな人間にもコピーできるという超能力の持ち主です。
ジェニファー・ローレンスがシリーズ二代目として登場したのは、『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』から。
ちなみに、『X-MEN』シリーズに登場する超能力ミュータントは彼女以外、多くの有名女優・俳優が特殊メイクで登場していますので探してみてください。
シリーズ4作に登場、人気のミュータントを怪演!
こんな気味の悪い「変異体」で登場するなんて、もしかしたらジェニファー・ローレンスが駆け出しのころ?
とんでもない、数々の映画賞を総ナメした『ウィンターズ・ボーン』の直後の出演で、さらに彼女の人気を高めた作品です。
ここがハリウッド映画のスゴイところ!
顔だけでなく、全身くまなく作り上げるには相当の時間を要したと思われるのですが、シリーズ4作に出演し続けています。
その間、『ハンガーゲーム』や『ジョイ』などの人気作にも出演。
前述の2人に劣らない実力オスカー女優で、ディオールのミューズも務めた美人女優です。
●ジェニファー・ローレンス(Jennifer Lawrence)
誕生日:1990年8月15日(しし座)
身長:175㎝
出身:アメリカ・ケンタッキー
※ジェニファー・ローレンスの魅力が満載!最後までシビれます。
参考:スパイ映画おすすめ3選、女スパイのミッションと生きた政変の時代
※ジェニファー・ローレンスが映画賞を総ナメにした出世作です!
Q6.
Q6.胸元ほっそり、超長身の美人女優といえば?
さあ、こちらも今、売り出し中の女優ですが誰だかわかるでしょうか?
登場した映画は、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で傲慢な女王「アイーシャ」を演じています。
正解は、「エリザベス・デビッキ」。
この映画では脇役になりますが、なんのなんのその後『ロストマネー 偽りの報酬』『TENET テネット』と話題作に登場する旬の女優です。
ご覧の通りの美女なのですが、映画では全身を金塗りにされてしまいました。
ハリウッド映画の懐の深さがわかりますね。
●エリザベス・デビッキ(Elizabeth Debicki)
誕生日:1990年8月24日(おとめ座)
身長:190㎝
出身:オーストラリア
▶おすすめ出演作
前章で紹介した『X-MEN』シリーズ同様、この『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』も「マーベル・コミック」を実写化した作品です。
コミック・キャラクターの実写なので、登場する主要キャストはほとんどが特殊メイクのお世話になる人たち。
エリザベス・デビッキ以外にも、こんな有名女優が出演しています。
さて、誰でしょう?
Q7.
Q7.『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、登場したこの二人は?
どちらも、コワイですよね!
正解は、上の「NEBULA」(ネビュラ)が「カレン・ギラン」。
冒険映画『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(および続編)では、ジャングルを逃げ回っていた紅一点のルビー役です。
●カレン・ギラン(Karen Gillan)
誕生日:1987年11月28日(いて座)
身長:180㎝
出身:イギリス・スコットランド
▶おすすめの代表作品
そして、次の「GAMORA」(ガモラ)とあるのが、「ゾーイ・サルダナ」です。
『アバター』シリーズで一挙に有名になりましたが、こちらもガチガチの特殊メイクなので言われなければまずわかりません。
●ゾーイ・サルダナ(Zoë Saldaña)
誕生日:1978年6月19日 (ふたご座)
身長:170㎝
出身:アメリカ・ニュー・ジャージー州
▶おすすめの代表作品
いずれにせよ、制作会社から最初のオファーがあった時、彼女たちはなんと思うのでしょうか?
特殊メイクはどうしても時間がかかり俳優たちのスケジュール調整が難しくなるのと、肌への負担も大きいのでためらう俳優も多いとか。
プロ根性には恐れ入りますよね!
Q8.
Q8.ワンダーウーマンさえ恐れた、最強ヴィランは誰?
マーベル映画やDC映画などアメリカン・コミックが原作映画の場合、「特殊メイク・キャラクター」は、見た目の「怖さ」はありますが、本当はみんな優しいキャラばかり。
しかし、この女優が演じたのはいわゆる「ヴィラン=悪役」。
これまで好感度映画に何度も登場した有名女優です。
正解は、「クリステン・ウィグ」です。
こちらの画像からだと想像できるかな?
『ワンダーウーマン 1984』で、ヒーロー「ワンダーウーマン」を最後まで苦しめた「チーター」こと、バーバラ・ミネルバを演じました。
最初は、優しすぎて可愛いバーバラなのですが、あることをきっかけに文字通り「豹変」。
ワンダーウーマンと互角に戦う「チーター」はなかなかの迫力ですよ。
ただ、本当は好感度抜群の、こんなシーンがある映画に登場!
ほのぼの映画の代表作『LIFE!』で、主人公が密かに憧れていた「シェリル」として登場します。
ぜひ、ご覧になって下さい。
●クリステン・ウィグ(Kristen Wiig)
誕生日:1973年8月22日(しし座)
身長:165㎝
出身:アメリカ・ニューヨーク
▶おすすめの代表作品
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